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情熱と狂気が湧いて溢れたらセ界の外も涙で濡れた #読書感想文
前回の反省(?)を活かして、先に後書きを読んでしまった。
だから、この本は2022年の阪神戦を詠んだ連作だと分かった上で、一首目から読み始めました。
それにしても、この人は何故、短歌に向かったのだろう。答えはご本人がすぐに教えてくれた。
人間は野球ひとつで気が狂うたとえばこうして短歌詠んだり
なるほど、気が狂っちゃったのか。
ふふっと笑ったこの時点で、なんか友達の話を聞いているように気持ちに。
私は、野球に興味ない、選手の名前なんか知らない、そんな人間です。
それなのに、試合結果に一喜一憂し、選手の奮闘に情緒を乱され、球場にいてもいなくても観客として歓声を上げ続ける『友達』の様子から、目が離せなくなってしまった。
短歌の様子から、「ああ、負けたんだな」「勝ったんだな!?」と察せられるくらいにはなれた。
通勤電車の中で読んでたのに、吹き出すのを耐えきれなかったことが、何度あったことか。
最後の一首には泣きました。
ここまでお付き合いいただき、ありがとうございます。
【挑戦中】詩集を100冊読む (6/100)
大雪のニュースが続いています。御自愛くださいますよう。
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