![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/147843909/rectangle_large_type_2_7256c088d48e5b5446503e101656fea7.png?width=1200)
【映画紹介】ブロマンス好きにオススメしたいブロマンスに数えられることが少ないブロマンス映像作品
タイトル通りのものを書いています。
ブロマンス好きにはきっと堪らない、でも中々ブロマンスとして紹介されないものを集めました。
誰もが知っているあの名作もブロマンスとして見るとそれはそれで楽しいかも。
この記事はブロマンス好きに向けた映画入門的な部分もあります。そういうつもりで書いています。
もしかしたらドラマも混じっているかもしれませんが、映画中心です。
ガチ映画ファンには怒られるかもしれないのでこっそり読んでください。
忘れないうちに書いておきますが、洋画中心です。
邦画もちらほらあるかもしれませんが、如何せん洋画に最近はハマってしまっておるので洋画が多くなっています。
作品の並びは何となくですので気にせず。
思いついた順とも言えます。
洋画編
『インセプション』
個人的に'10年前後のディカプリオが最高に格好良いので、そう意味でもおすすめ。
最近だと『オッペンハイマー』で有名なクリストファー・ノーラン監督の作品。
ノーラン監督だとこれが一番面白いと思ってます。(『メメント』といい勝負)
渡辺謙も出演しており、当時かなり話題になったのでは?(私はまだベイビーだったので知りません)
あらすじは、夢の中に入って重要な情報を探すというのがメインプロット。
難解なストーリーなので1回で全て理解するのは大変ですが、考察しがいのあるラストがこの作品の最大のポイント。
ブロマンスポイントは主人公コブとアーサーの相棒もいいのですが、それ以上にアーサーのイームズのコンビが中々に素晴らしい。
随所に見られる2人のコンビ感が本当によくて、メインではないにしろ信頼関係がよく描かれているな、と。
真面目なアーサーとおちゃらけているイームズ。
みんな好きでしょ、このコンビ。
ノーラン作品だと『テネット』の方がよりブロマンス度高めですが、個人的には『インセプション』をここで推しておきます。
『テネット』も面白いのでぜひ。でも『インセプション』より難しく思われました。脳みそが置いてかれた。
『ショーシャンクの空に』
言わずもがな名作のブロマンス。
ブロマンス映画を探す際に意外と載っていない『ショーシャンクの空に』ですが、これは完全にブロマンスものです、断言します。
あらすじは、無実と訴える男が刑務所に入れられ、そこでどう生きていくのか、彼の生き様を描いた作品。
先日友人におすすめしたところ、まだ見ていないと言っていたので意外と知らない人が多いのでは?と思い今回選出。
こちらについては以前記事を書いてますのでご参照までに。
主人公のアンディーとレッドの友情が時代を超えて観られているのは本当にすごい。
原作もそれはそれは素晴らしいのでぜひ読んでほしいところ。
『海の上のピアニスト』
作品情報はほとんど何も知りませんが、以前午前十時の映画祭にて鑑賞。
ガッツリ友情ものだし、異性間の恋愛描写が苦手なご婦人方も満足できるものだと自信を持ってお伝えしましょう。
あらすじは、船の上で育ったある青年ピアニストの人生をトランペット奏者の男が語り手となり描かれる物語です。
ピアニストとトランペット奏者2人のブロマンスが楽しめます。
心温まる感じの感動もので、私個人的にかなりお気に入りな作品。
フィクション性が高く、現実味のない物語ではありますが、おしゃれな画と豪華な音楽が魅力的でぜひとも映画館で観て欲しいところではありますが、どんな場所、方法でもいいので一見して頂きたい。
ピアニストが楽しそうに演奏している姿を見ているとトランペット奏者の気持ちがよくわかる、観客もバンド仲間も皆が笑顔になれる演奏をしてくれます。
見ていてこっちまで幸せな気分になれる。
また午前十時の映画祭で取り上げられることを祈っておきましょう。
『ソーシャル・ネットワーク』
デヴィッド・フィンチャー監督のブロマンスと言えば『ファイトクラブ』がよく紹介される気がしますが、私は敢えて『ソーシャル・ネットワーク』を挙げます。
Facebookを立ち上げたマーク・ザッカーバーグをモデルにした物語で、開発と彼の訴訟にまつわる話がメインとなっています。
注目すべきはマークと共に作ってきた親友のエドゥアルドの内面でしょう。
マークだけでなくエドゥアルドのものでもあったFacebookというものを通して協力、友情、対立、嫉妬、裏切りが映画全体を通して描かれており、2人の関係が中心となっていると言っても過言でないでしょう。
天才とは難しい。
時に友情以上のものを見つけてしまい、親友を貶めることになってしまうが、それでも友情を大切にしている。
近い距離にいるからこその上手く伝わらない感じ、もどかしさが2人の中に流れています。
ちなみに、自体を厄介にさせている金持ち坊っちゃま双子も格好良いのでビジュアル面でも楽しめるはず。
内容が内容なので中々おすすめしづらいが、フィンチャー監督だと『セブン』なんかもブロマンスなのかもしれません。
私は『セブン』を傑作だと思っている側の人間なのでめっちゃおすすめしていますが、本当にダメな人も多いと思うので見る場合は気をつけて欲しいと思います…。
『スタンド・バイ・ミー』
傑作青春映画と名高い『スタンド・バイ・ミー』はスティーブン・キング原作。
個人的には小説の方が圧倒的に好きではありますが、もちろん映画も面白い。
12、3歳の少年が死体を探しに行くというストーリーとなっており、懐かしさと哀愁とを感じさせる。
ちなみに少し前に見た時、私はワクワク感や冒険心をくすぐられることはなかったけども、ラストシーンで物寂しさを感じざる得なかったです。
それは小説でも同じ。
仲の良い悪友たち、ゴーディとクリス、バーン、テディの4人が冒険に出ますが、ここで注目したいのは、ゴーディとクリス。
2人だけに共有された、バーンやテディにはわからないであろう「何か」を通して2人は特別な友情を築いています。
もちろん、ゴーディにとってバーンやテディも大切な友人ですが、賢いからこその境界が存在しており、明らかに線引きがされています。
小説版の方が顕著かしらと思います。
ゴーディにとってのクリス、クリスにとってのゴーディ。
そして2人にとってのバーンとテディ。
明るさと切なさを同時に描写されるこの映画、名作とはこういうこと。
『ナイスガイズ!』
コメディのようなアクション映画。
いい歳した2人の男がしっちゃかめっちゃかしている楽しい映画とも言える。
殺し屋がいる!どうにかせねば!です、あらすじ。
飲んだくれの私立探偵を演じるライアン・ゴズリングと真面目で堅物な示談屋を演じるのはラッセル・クロウ。
髭面のおっさんたちが必死になっている姿はなんだか可愛いような気も……。
私はマット・ボマーを求めてこの映画を見ましたが、中々良い具合のブロマンスなので主人公2人が好きになっちゃった。
ラストのシーンとかも、フフフ、良い感じ。
疲れている時とかに見たいな〜と思える、ちょっとエッと声を上げたくなる展開はありつつも楽しい映画ですので、おすすめ。
『ブレット・トレイン』
舞台はまさかのジャパン!?
伊坂幸太郎原作『マリアビートル』の実写映画ということで、公開当時から見に行くぞ!と思って結局サブスクで見た映画です。
主演のブラッド・ピットの何とも言えない情けなさもいいですが、ブロマンス好きさんのお目にかかるのはおそらく蜜柑檸檬コンビ。
新幹線の中、殺し屋がたくさん、あのカバンを奪わねば。
不運な主人公天道虫。不憫。
これに関しても原作がめっちゃ面白いのでぜひぜひ読んでもらいたいところですが、映画も別物として見ると超楽しい。
上記の蜜柑檸檬コンビは本当に理想のブロマンス。この2人主人公の映画1本見たいくらい。
でこぼこ感のある2人の軽快な会話は聞いてて飽きない。
概念兄弟好きでしょう?
『処刑人』
こちらはちゃんと兄弟。
最高の厨二映画です。
悪い奴倒すぞ、な兄弟の話。
正直この映画は同性愛的描写がかなり多いように感じました。
わかりやすく同性愛が存在しているし、兄弟とその友人との関係もなんだか妖しさ満載。
兄弟間もなんだか……といった、お嬢様方が好きそうな要素盛り沢山。
バイオレンスメインですので、苦手な方は避けた方がいいとは思いますが、グロくはないので見やすいかなと思います。
私はまだ2は見れていませんが、新たな男が出るのでしょうか。
予告編はまさかの2。まあ、いいか。
邦画編
『罪の声』
公開当時見に行った思い出。
グリコ森永事件を題材にしており、それを追うという形で話が展開。
脚本が大好きな野木さんということもあり贔屓目ではありますが、かなり面白いお話。
小栗旬と星野源のブロマンスも楽しめ、重たくミステリーな内容が見る人の心を打つでしょう。
ただひとつ謝るとしたら、公開当時の記憶なのでやや曖昧。
見直そうとは思っていますが、元気が出ず、もう少し待ってもらいたいのが現状。
ですが!面白いのは確かなので、しかもブロマンスだったのも確かなのでぜひ見てもらいたい。
原作はまだ読めていないので、そちらも時間がある時に読もうと思ってます。
「99.9/刑事専門弁護士」
これはドラマを含めてのおすすめになります。
もちろん松本潤演じる深山とシーズン毎にかわるヒロインのやり取りも好きですが、香川照之演じる嫌〜な感じの佐田との掛け合いがすごく好き。
回を追うごとに仲良くなっていく2人を見るのもご酸味のひとつ。
他の作品とは異なる形にはなりますが、こういったブロマンスの様相もありなのではと思わせるこのドラマ及び映画が好きです。
続編があるとかないとか、噂を聞きましたがどうなんでしょうね。
それに、こういう類の刑事ドラマはスカッとしますし、やっぱり面白いので普通におすすめです。
まとめ
というほどまとめませんが、主観的ブロマンス映画(一部ドラマ)を紹介しましたが、どうだったでしょうか。
洋画の方では有名作を集めましたが、まだまだ私が見れていない作品も多くありますので、いずれ第2弾もやりたいですね。(なんかすぐやっちゃいそうな気もする)
今回邦画がほとんどないという悲しい状態ですので、下半期は邦画も沢山見ていこうと思いました。
ただひとつ言っておきたいのは、恋愛をメインにしたBL物が見たいのではなく、あくまでライク程度の関係値でありながら、友情以上の男コンビが見たいのです。
わかってもらえますかね。
恋人未満な2人がいいではないか。
声を大にして言いたいことです。
また常にブロマンス映画/ドラマを探しているのでおすすめがあれば教えてもらいたい気持ちもあります。