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[コラム] これが世界の真相なのでは…と私が思った物語

この世界は何であるか…それは人それぞれ解釈が違うかと思います。

世界の本当の姿なんて我々人間にはとてもわからないものですが、それを考えるのは楽しいです。

宇宙って何なの?? どっから来たの?? って考えだすと夜も眠れません。
だって、本当に何なの??

というわけで、この記事では、私が「こ、これが世界の真相なのでは!?」と勝手に納得した物語をいくつか紹介したいと思います。

ネタバレはしないように気を付けますね。


[小説] アンダー・ザ・ドーム

スティーヴン・キング 著

小さな田舎町がある日とつぜん、見えない巨大なドームに覆われてしまうお話です。
分断される家族。孤立する町。尽きていく食料…。

閉ざされた空間で人間はどうなってしまうのか…。

そんで、この物語の真相がまさに、

それそれ!!! それなんだよ!!!!

ってなことで、鳥肌立ちまくりの物語です。


[アニメ] デカダンス

これはもう、あらすじを語るだけでネタバレになってしまうので、詳しく言えないのですが、とにかく2話まで見てほしいです。

私はひっくり返りました。

舞台は西暦2400年代後半。
文明は崩壊している。

荒れ地と化した大地に怪物のような「ガドル」という生命が闊歩し、生き残った数少ない人間たちは巨大要塞「デカダンス」の中でギリギリの生活をしていた。

滅亡の危機に瀕した人類が必死に生き抜く話なのかな…と思ったら全然違うの!!!!

全然違うんだ!!!!


[小説] ソフィーの世界
哲学者からの不思議な手紙

ヨースタイン・ゴルデル 著

まだ読んだことない人はぜひ前情報ナシで読んでほしい。

哲学の入門書みたいなお話なんだけど、割と難解です。

哲学的考察の準備運動をした後に、一気に変貌する世界に連れていかれるファンタジーです。

いや…ファンタジーなのか…?? これが真実なのでは??? とか思ってしまうね。


[映画] インターステラー

クリストファー・ノーラン 監督

環境の変化で人間が地球に住めなくなってきた未来。
移住先を求めて系外惑星の探索にでかける物語です。

そこで主人公たちは摩訶不思議な現象に遭遇するんですけど、ネタバレになるので言いません。

でも宇宙って本当にこうなのかもしれませんね。


[映画] マトリックス

ウォシャウスキー姉妹 監督

これを映画感で見た時に、私が幼いころから妄想していた世界がまさにそこにあって、「これ!これなの!!!」と大興奮だったのをよく覚えています。

私はずっと“この世は幻” …みたいな感覚で生きてきたんです。

それをあのものすごい映像で再現されてたもんで、映画館の椅子から転げ落ちそうになりました。


[小説] コンタクト

カール・セーガン 著

ある日、人類が地球外知的生命体から信号を受診し、それを解析したところ、何かの設計図であることがわかります。

映画も有名ですが、私がギョッとなったシーンは映画には出て来ません。

小説では、最後にこの宇宙についてある可能性が仄めかされて終わります。
本当にそうだったら、かなりヤバイです。でも実際にその仄めかしを本気で探している人たちもいるんですよね~。

それが何かはここでは言いませんよ。

ちなみに著者のカール・セーガン氏は天文学者で宇宙生物学のパイオニアです。

惑星探査機 ボイジャーやパイオニアに、地球外知的生命体に当てたメッセージを搭載することを考案したその人なのです。


他にもいっぱいあると思います。忘れてるのもあると思う。
まだ読んでないor見てないのもいっぱい。

昨今、なんだかSFが減ってきているような体感。

こういう世界観の新しい物語を私は体験したいんだ!!!

何かおススメあったら教えてください。
特にアニメ。


▽はい、で、こっから自作の宣伝

というわけで、私もこのようなテーマ(世界はこうなのかも)に沿った物語をいくつか書いています。紹介させてください。


リサコのために

わりと悲惨な家庭で女子高生をしているリサコの身に、不可解なことが起こり始めて、自分の立場が二転三転し、どの自分が何なのか解らなくなっていくお話。

私の世界観をいろいろ盛り込んだ長編です。
ファンタジーのようなSF。1話平均5,000文字くらい。全68話。

noteだと読みにくいかも。カクヨムもあります。



<読切>

どのお話もだいたい1万字は超えてますので、さらっとは読めません。
そのうち小分けにして連載とかしてみようかなーとは思っています。


コールドスリープ

半分冗談のつもりで人体事件に参加した主人公がとんでもないことに巻き込まれるお話。


インスペクト・ガルシア

政府がその全貌を全く開示していない謎の更生プログラム、その名も ≪インスペクト・ガルシア≫ の正体とは。
竹取物語をモチーフにしたSFです。

『リサコのために』のスピンオフでもあり。


夜の扉

ピリカさんの「曲からチャレンジ」という挑戦に並走した書いた物語です。
THE BLUE HEARTSの『1001のバイオリン』を元に書きました。

西暦2300年ごろのドーム型都市に暮らす高校生たちが世界の真相を知るべく冒険に出るお話です。


パンスペルミア

銀河の遥か彼方からやってきた小惑星デーヴィーでアリスが見たものとは!?
デーヴィーは、系外文明由来だったのか!?
生命起源の謎に迫る驚愕の物語。


アルカデルトの神託

ベテラン警部の俺(荒川)と新人刑事の元村良介が担当となったのは、世にも奇妙な事件だった。
被害者は三人。いずれも顔面に機械とも生物とも判断できない正体不明なマスクが装着された状態で発見されたのだった。

事件の捜査を続けるにつれ、驚愕の事実が明らかになっていく。

『リサコのために』のスピンオフです。


ジェームス・モルガンのゲーム

私の人類観を全部ぶっこんだお話です。

何に対しても不得意判定を受けてしまったジェームス・モルガンは、ある日、恋人のミアを連れて、誰も行こうとしない旧時代の産物「アルガン湖」に行ってみようと思い立つ。
そこで、彼らは不思議な人物と不思議なゲーム『天地創造』と出会うこととなる。


螺旋の向こうへ

私がDNAについて思っていることを書いてみました。

国の研究機関でDNAの解析研究を行っていた野上祐子が新しく配属になったのは、あの有名な若き天才にして変人…青山治五郎教授の「節足動物総合研究2」であった。まさに奇才、青山教授と、チャラい見た目にそぐわず天才的な助手の志朗くん、そして、実は生物オタクの野上祐子が解き明かすDNAの不思議…。


以上です☆彡

みなさんも秋の夜長に眠れない夜をお過ごしください。


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