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コスト面から合わせ調味料と粉末だしについて考えてみた

ども。今日3度目の投稿です。タイトル上の写真は今日のお題と関係があるようなないような中国茶です。

幸い、前回エントリーを書いた後に文章の神様がさ~っと降りて来てくれたおかげで今日やるべき事は午後の早い時間に終わったので、午前に書いた

粉末だしや合わせ調味料は「手抜き」なのか?

の続きを書こうと思い、近所のスーパーで買い物するついでに、筆記用具片手に色々と価格チェックしてきました。

無限にお金を出せればどんなこだわりの高級食材でも買えますが、家計のやりくりをしながら買い物をするとなるとそうはいきません。できるだけコストを抑えながらいかにおいしいものを作るかが主婦(夫)の手腕にかかってきます。

そんなわけで、今回、家計面から見てどちらがコストパフォーマンスが良いかを検証してみようと思いました。
(こんなことするの、25年の結婚生活で初めてだわ…)

1.粉末だしと天然だしのコストの比較

まずは、ある種の人々に「手抜きの象徴」扱いされている粉末だしと、天然だしのコストの比較を単純計算でしてみます。
※分量は包装に書いてあるものを参考にしました。

水600ml(みそ汁約4人分)に必要なだしの分量と金額(税抜)

450g 678円のほんだし:4g 6円

25g 218円のかつおぶし:24g 209円

250g 378円の煮干し:60g 90円

味の良しあしは人によって評価が分かれそうですが、コスト面ではほんだしの圧勝ですね。

2.麻婆豆腐の素と自家製麻婆ソースのコストの比較

では、次は丸美屋の麻婆豆腐の素(合わせ調味料)と自分で麻婆ソースを作った時の比較をしてみます。これもまた単純計算です。ただし麻婆豆腐の素が特売価格でしたので参考程度にお考えください。

麻婆豆腐ソース4人分の分量と金額(税抜)

1.丸美屋麻婆豆腐の素1箱(豆腐以外全て入っている):148円

2.自家製麻婆ソース(豚ひき肉と薬味入り4人分)
※昔習っていた料理教室のレシピを参考にしました。

豚ひき肉(100g 118円):120g 141円

国産にんにく(1個198円):1片約1/6個 33円

生姜(1袋128円):1片約1/15個 9円

葱(3本128円):1/2本 21円

豆板醤(130g 175円):約15g 19円

甜麺醤(100g 255円):約30g 74円

上白糖(1kg 148円):約4g 0.5円

醤油(1L 188円): 15g 3円

片栗粉(250g 100円)10g 25円

鶏ガラスープ(50g 198円):7.5g 30円

水:20cc ※金額計算には入れない

合計:328円(327.5円を四捨五入)

以上のように、こちらも合わせ調味料の方がコストパフォーマンスがいいようです。それに、醤油、砂糖、片栗粉などはどこの家庭にもありよく使うものですが、豆板醤、甜麺醤など中華系の調味料はそう頻繁に使うものではないため、下手をすると残ったまま消費期限をすぎたり腐らせたりして勿体ない事になりそうな気もします。

もっとも、「豆板醤だけで麻婆豆腐の味付けをしていた」という、うちの夫のような強者ならば、通常なら1度当たりそれほど使わず残ってしまいそうなところを、賞味期限内に見事に食べ切りそうですが・・・そんな人、まずいないですよね。

もちろん、コスト面だけ考えていついかなる時でも味に妥協するのはどうかと思いますが、食べ盛りの子どもたちがいるとか、我が家のように大人も大食いのケースだと、ある種質より量を重きに置くべき時も多々あるので、コストを掛けずにほどほどにおいしい味で食べられるならば、家計を預かる主婦としては粉末だしや合わせ調味料をむしろ積極的に使いたいものです。

また、たまに贅沢したいときだけ自分で一からだしを取ったり自家製調味料を作るというのもいいのではないでしょうか。

それにしても・・・今日書いたメモと電卓を傍らに置いて計算しながらこれを書いていたので疲れました・・・なんでこんなことをしているのでしょうね?私。

では、今日はこの辺で。

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