【動画紹介】音楽熱想フェステーマソング「渡り鳥〜はじまりの空〜」 [手作りPV]
河口湖円形ホールにて開催されている「音楽熱想フェス in 河口湖」のテーマソングPVを見て沸き上がった私の感情と感想について述懐します。
なんだろう、この郷愁は…
それがこのPVを最初に観たときの第一印象でした。
「渡り鳥~はじまりの空~」それがこのテーマソングの名前です。フェスの会場である富士河口湖町に集う者たちを渡り鳥に例え、各々の想いや郷愁に寄り添う言葉が散りばめられた、優しさのあふれる歌です。
作詞をされたYuReeNaさんによれば、リスナーからいただいたおたよりから河口湖という場所に故郷の温もり的なイメージを感じ取り、このタイトルを命名されたとのこと。
歌詞の冒頭を少しだけ引用してみましょう。
河口湖のイメージがすぐに浮かぶ、この場所に対する愛のこもった歌詞ではないでしょうか。
(PV見てほしいので歌詞引用はここまでとします)
それにしても不思議なことです。これまでライブ等で度々ステラシアターに訪れていたような常連の皆様方ならともかく、私はまだ河口湖自体数回しか行ったことがありません(そして私はいまだに河口湖でちゃんと富士山を見れたことがありません)。
それなのに…なんで私はこんな第一印象を抱くに至ったのでしょうか?我が胸中より湧き上がってくるノスタルジックな感傷はいったいどうしたことなのでありましょうか?
これは大人の青春だ!!
音楽自体は全体的にほのぼのとした仕上がりで、イージーリスニングでなんとなく流して聴けちゃう感じ。それでいて聴き終わった後、なんとなくまた再生してしまう。
テーマソングってこういうのがいいんだろうね。
飽きずに何度でも聴けちゃう。
聴き減りがしない。
それでいて歌詞内容がじわじわと伝わってくる。
音楽熱想フェスのアーティストが作り、奏で、歌っているだけのことはあって、そのクオリティはたいしたものと感じました。
そんなクオリティの高い音楽が流れているのに、PVの中で繰り広げられてるこのオモシロ感はどうしたことか。
ベランダから手を振る笑顔の素敵な石川由依ちゃん。
だいたいいつも笑いながらしゃべってるTime Capsule Orchestra。
円形ホール前でみんなで記念撮影。
どうしちゃったのテンション高過ぎだよ斎藤社長。
なぜか犬を夢中で可愛がってるYuReeNaさん…。
そしてラスト近くに登場する、ホール内を走る謎の黒タイツ…?
これ修学旅行?
いや、音楽部の合宿かなにか?
もちろんPVには真面目に演奏したり準備したりしているシーンも収録されているのですが、そのところどころに挟まれているエピソード集的な作りから、なんと言うか…言いようもない懐かしさを感じてしまうのですよ。
それで…なんか、泣いてしまいました。
あぁ昔仲間のみんなとこんなんやってたよなって。
みんなで頑張って、たまにバカやって、笑って、騒いで。
あんときは楽しかったなって…。
(私は音楽系じゃなかったけど)
こうして文章化してみて、何故私が冒頭に書いたような感情を最初に抱いたのか、どうして観ている最中に涙がこぼれたのかようやく分かりました。
なるほど確かにこれは心に来るわ。遠い過去に置いてきた青春の1ページを見せられているような気持ちにさせられたのですねきっと。いい大人がさ、こんなふうに合宿みたくわちゃわちゃしてるのを見てると、なんだか思ってしまうわけよ。
「あー、青春だなー!」って。
そう、これは大人が真面目に青春してる群像劇ムービー。
そんな青春のひとときが大人にもあったっていいじゃない。
そう思いませんか。ねぇ、ねぇ?
斎藤さんのPV自論
このPVがそんな仕上がりになったのは、ハートカンパニーの社長である斎藤滋さんのPVに対する自論が大きく影響しているように思います。8月18日の放送で、斎藤滋さんはこんなお話しをされました。
なるほどそれでこのPVはあんな風にはっちゃけつつも人の心を打つ作りになっているのか…。私も仕事や趣味でイベント撮影することがありますが、確かに私、そうなっちゃってるかもしれない!!
なんかこう「絵になるシーン」をついつい意識しちゃうんですよね。そうするとメインとなるシーンばっかり熱心に追っかけて、その前後の情景ロケがおざなりになっちゃってる…うぅ反省だわこれ。
いや斎藤さん良い気付きをありがとうございました。
「音楽熱想」は現場の活きたノウハウが学べる良い放送ですねっ!!
音楽熱想フェスとテーマソングについて
さて、このテーマソングの背景について少し説明しておきましょう。
音楽熱想フェスというイベントが開催されております。
音楽をプロデュースするハートカンパニーという会社が山梨県の富士河口湖町にある円形ホールという会場にて行なわれています。
7月~9月にかけて全7日間12公演、各々のアーティストがそこに出演されるわけですが、そこには主催側の熱い想いがありました。
これはただの音楽イベントじゃない。
これまで長年に渡りお世話になってきた富士河口湖町という街に対する恩返しの意味も込め、地元の方々とも繋がり、一緒に盛り上がることのできる、そんなフェスにしよう。
そして、多くの人たちが富士河口湖町に来る理由となり、それが富士河口湖町の潤いに繋がるような、そんなきっかけづくりをしよう。
このような想いと共に音楽熱想フェスの企画ははじまりました。
このあたりは音楽熱想公式ページの「公演に関しての覚書」にも詳しく記載されております。
地元の方々とそこまで一体感を持つためにはなにが必要だろうか。おそらくそこまで考えて今回のテーマソングは作られました。
どんな音楽でいくのか、歌詞のアイデアやテーマは、モチーフは…などさまざまな決め事がvoicyの生放送機能を用いた会議形式で話し合われました。
それも実際に作詞・作曲に関わるアーティストを交えながら、リスナー参加型で意見交換を行なうという思い切った企画!
フツーに考えて、なかなかこんなのに参加できる機会ないですよ?
結果的に出来上がったテーマソングが河口湖とその周辺の街を愛する多くの歴代ファンの思いを強く反映し、地元愛に満ちあふれたノスタルジックな仕上がりとなったことはこれまでに述べた通りです。
PV見てみよう!そして…
そういうことで話をまとめると、このPVは「郷愁」であり「青春」なわけですよ!!音楽のことは分からなくとも、貴方の心の奥底に眠るあの頃を呼び覚ます映像。さぁ、見てみましょうよもう1回!
んで音楽熱想フェス。なんとまだ席余ってるってよ!!
音楽熱想フェス2022 in 河口湖 今後の公演予定
場所は河口湖円形ホール。このような会場です。
収容人数100人程度の小さなホールなれど、素晴らしい音の響きを誇る極上空間なのだとか。そのようなところで音楽やお芝居を体験できるって、きっと凄い体験になりますよ!もしこれを見てちょっとでも興味ある演目がありましたら、いまからでも!!
音楽熱想フェス関連voicy生放送会議まとめ
voicy音楽熱想にて行なわれた生放送会議のリンクをまとめておきます。
アーカイブとして、参考にされたい方はぜひ。
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