「解けないと着れない」アパレルブランド「トキキル」ついにファッションの聖地、原宿へ
陳列された服すべてに何らかの謎が仕組まれており、その謎を解くことで購入が可能となる体験型アパレルブランド「トキキル」。昨今の謎解きブームの波に乗り、次第にその存在が世に知られるようになってきました。
常設店舗は持たず、販売は期間限定のイベントとして行なわれるのですが、そのチケットは常に早い者勝ちの争奪戦。今回は若者ファッションの聖地、原宿で行なわれるとのことで、爆速でチケットがsold outしていく中、残りわずかな機会を何とかゲットすることができました!!
服に仕組まれた謎ってどういうこと?
トキキルを一度も見たことがない方だと、「服に謎が仕組まれている」とか言われても何のこっちゃですよね。私も最初はそうでした。
例えばね、こういう服があるとするですよ。
(例示は以前のトキキルで撮った写真)
写真左上の数字はその謎のナンバー。難易度はS、M、L、XLといったランクに分かれております(なおこれはあくまで難易度の提示であり、服はすべてフリーサイズ提供とのこと)。数字の下の名前が謎の作者名です。
トキキルの謎は専用のスマホアプリにて回答を入力する仕組みになっているので、答えはすべて「何らかの言葉」です。
つまりこの絵から何か意味のある言葉を導き出し、アプリに打ち込んで見事正解すると、その服を購入する権利が得られるというわけです(中には2段階の謎解きが仕組まれていたり、惜しいときヒントをくれたり、謎を解くと隠された物語が読めたりする問題もあったりします)。
「えー、でもそれじゃ謎解けなかったら1着も買えないじゃん!!」と思ってしまうかも知れませんがご心配なく。トキキル会場内にはスタッフの方が何人も巡回しており、考えても分からない謎についてはヒントをくれたりもします。いやむしろ答えが脳裏にひらめくまで親身にサポートしてくださります(感謝!)。なので、謎解き初心者でも全然大丈夫!むしろ謎解き初心者ほどトキキルを体験をしてもらえたらとすら思います。
トキキルの会場は服売ってる店とは思えないくらい和気あいあい。来場客とスタッフが常にコミュニケーションとっています。この雰囲気が好きでトキキルのファンになった方もきっとたくさんいるだろうなぁ…。
なお謎解きについては、以前私が書いたnote記事も参照していただけると、より理解が深まると思いますのでよろしければ。
今回のトキキル、原宿(PLAT渋谷)はこんな感じ!
広い!!というのが第一印象。
これまで私が見てきた東京タワーや表参道の会場に比べると、だいぶ空間を広めに取れていると感じました。ここはPLAT渋谷というギャラリースペースなのですが、このコンクリート打ちっ放し感もセンス良さげです。
新作とともに、以前のトキキルで見たことのあるデザインも多数展示されていました。
会場最奥にはトキキルのPVが投影されていました。
アパレルらしくとてもオシャレな仕上がり。
会場に着くやいなや出迎えてくれたスタッフの碧さん。
ツーショットありがとうございます(自転車で来たので髪乱れてるな私…)。
トキキル代表のみーぬさんにご挨拶。
いつもお会いすると満面の笑顔で出迎えてくださります💕
Xとか見てると、写真映りがめちゃめちゃクールでドキっとします。
トキキルの謎解きに今回も挑む
それではいよいよ、謎を解いていきましょう。
制限時間1時間の1本勝負!!
なお今回の紹介にあたり、これまでの東京タワー編や表参道編で既にご紹介したものについては割愛させていただきました。これまでのトキキル作品について知りたい方は、過去のnote記事もご参照くださいませ。
それではトキキル原宿編、まいります。
067.今村昌弘(難易度L)
「ALWAYS BE A DETECTIVE」をGoogle翻訳で和訳すると「いつでも探偵でいよう」という意味らしいです。難易度Lですから、単純に訳したくらいで解けるほど甘くはないと思いますけれど。解けたら探偵になれるかな?
072.Add9、あまつパイセン(難易度S)
何かひと昔前の携帯ゲーム機っぽい装飾物が貼り付いている服。18,000円という価格の理由はこれでしょうか。難易度Sだから考えれば分かる謎かも?画面左上の文字?が何て書いてあるのか気になります。
084.原宿沙輔✖フロクロ(難易度L)
ビジュアル的にはすっごくすっごく好きなんですよねこれ。ハガキから飛び出しているかのような少女のこの存在感が何とも。…ん?これ下にも文字?が書いてなくない…?
080.やみえん(難易度S)
何となく難しそうな絵の割に難易度はS。もうちょっと現地でちゃんと考えてれば解けたかもなぁこれ。でもこうして写真撮っといて自宅でもチャレンジできるのもトキキルの良さなのです。お、私何か気付いたかも…?
082.sasakure.UK(難易度M)
これもデザインお気に入りで、トキキルのスタッフにヒントいただいて一応解けました。昔のPCアドベンチャーゲームのようなドット感がgood。周りの近未来感とクライマーの女性という対比も面白いです。
081.にゃるら✖ダ・ヴィンチ・恐山(難易度S)
これが今回私が唯一誰のヒントも借りず独力で解けた謎。最初に見たときは映画館か飛行機の中かなと思ったけど、レバーとボタンのコンパネがあることから、どうやらここはゲームセンターらしいです。
083.志賀玲太(難易度M)
今回見たトキキル展示の中で最もビジュアル的にド派手と感じたのがこれ。とりあえず「春の…」で始まる文を読み解くのが攻略の第一歩だと思うのですが、読めない部分もあったりして古文書みたい。
EX.品田遊(難易度L)
図形パズルっぽい問題ですね。一見シンプルに見えますが、これが難易度Lなのか…。非売品とのことですが、ちょっとこれ時間あるときに挑戦してみようかな?
073.林輝幸(難易度S)
CREATOR 暇謎、ARTWORK MagicPen
これ私いいとこまで行ったんですけどね~!!回答を打ち込むと「リーチ!正解まで1文字違い!」となり、その1文字が分からずスタッフに回答聞いてしまいました。なるほど分かれば確かに…という問題です!!
…謎解きの紹介はここまで。たぶん新作を中心に紹介したと思いますが、今回は全体的にビジュアル重視の謎解きを揃えたように感じます。トキキルスタッフの碧さんもXのリプライで「仰る通りでして、今回はより一層ビジュアルで攻めて行ってます!」とのコメントをいただきました。
帰り際に何と柚井ゆいさんと遭遇!!
んな偶然ある?ホントにっ!?
いつもボドトーークでお世話になってる柚井ゆいさんと遭遇しちゃったよ!
柚井ゆいさんといえば私とのつながりはボドトーークというアナログゲーム業界交流イベントですが、そのボドトーークのXによれば、このような話があるそうです。
ホントにっ!?ゲームマーケットには行くので、これちょっと注目したいと思います。これをお読みの皆様で、ゲームマーケットに来場される方は是非チェックしてみては?
なお、そのボドトーークですが、第4回が明日です!!
興味ある方はこちらもチェーック!!
ハロウィンイベントだそうですよ!!(仮装何も考えてないよ)
…今から申し込んでもいいのかな?参加されたい方は、参加条件とかをよくご確認くださいませ。
ということで、今回も楽しませていただきました。
みーぬ代表はじめ何人かのスタッフの方、その他ボドトーークつながりの方ともご挨拶できてホクホクです。
トキキルさんそれではまた。
次の遭遇機会はゲームマーケットかな?
(了)