無償公開された世界最初のRPG「ダンジョンズ&ドラゴンズ」第5版ベーシックルールをご紹介、試しにキャラも作ってみます!
無償ですよこれ。今をさかのぼること1974年にこの世に生まれた世界最初のRPG「ダンジョンズ&ドラゴンズ」。その正当な系譜を受け継いで現在に至る同タイトルの第5版(最新版)ルールが、完全ではないにせよ無償で公開されたとか、もうこれ神の奇跡レベルで太っ腹な出来事です。本当に!
無償ダウンロードできる範囲
2024年6月22日現在、以下のコンテンツが無償ダウンロード可能であることを確認しています。
うわ…至れり尽くせりだなぁホントに…。
特に「プレイヤー向けルール」と「DM向けルール」が揃ってダウンロード可能というのが強過ぎです。と言うのも、この2冊が供給されているならば、あとはやる気と参加者さえ揃えば、あの「ダンジョンズ&ドラゴンズ」(以下「D&D」と表記)をとりあえずプレイ出来てしまうのですから!
ちなみに両者は、製品版(ハンドブック)を買うとこんな感じです。
上記はAmazon価格ですが、どちらも参考価格は5,500円なので、2冊揃えると1万円overの製品なのですよ(ゲームマスターやるならどちらも必要)。
本格的なテーブルトークRPGを…それも比較的高額な部類に入るD&Dをタダで遊べてしまうって、この世はいったいどうなってしまったのだろうという感じです。かつて5,000円くらい払って赤箱とか青箱(後述)をひとつひとつ買い求めていた私らの世代の者からみたら隔世の感ありまくりです。
基本ルールを無償公開するその意義は
ところで私は知らなかったのですが、どうやら2022年以前にもこれらのルールが無償公開されていた時期があったようですね。
それもまた驚きです。ゲームにおいてルールはそれ自体が資産なのに、そのルールを限定的とはいえ遊べる形で無償公開するとは、いったいどのような経営判断にて為されたのか。例えて言うならマクドナルドがハンバーガーとポテトのみ食べ放題にしたようなもので、そう考えればこれがどれだけクレイジーなことか分かっていただけるでしょう(褒めてます。めちゃめちゃ褒めてます!!)
まぁ邪推ですが、おそらく本件の事業関係者はテーブルトークRPGっていう文化の普及がまだまだ全然足りてないと思っていて、知ってもらうには「とにかくバラまく!!体験してもらう!!そこからしか始まらない!!」と判断したんじゃないでしょうか。販売元がホビージャパンからウィザーズ・オブ・ザ・コーストに移り、しばらく止めていた無償公開を再開したのには、多分にそのような思いがあるように思います。
なお、プレイヤー向けベーシックルールの前書きにもそれを思わせるような記載があるので引用します。
何はともあれ、D&Dは無償で手を出せる遊びになりました。あとは「やってみたい」という気持ちがあるかどうか。それだけです。
これをお読みの貴方、もし少しでも興味があるならば、RPGの原初の姿を、すなわち「テーブルトークRPG」というものの中味を、覗いてみませんか?
見るだけならタダ、遊んでもタダなので(文字通りに!!)。
D&Dとは…RPGのはじまりの物語
ここで少し「D&Dって何?」という話に触れておきましょう。冒頭でも書きましたが、このタイトルこそ世界最初のRPG(ロールプレイングゲーム)。すなわち私たちが日ごろ目にし、耳にし、遊んでいる、あの「RPG」という文化のはじまりなのです。
1974年にアメリカのゲイリー・ガイギャックス氏とデイヴ・アーネソン氏によって生み出され、TSR社(Tactical Studies Rulesの略)より世に解き放たれたそのゲーム「Dungeons & Dragons」は、それまでに存在したどんなゲームとも異なる「遊びの新発明」とでも呼べるものでした。
それはRole Playng Game(ロールプレイングゲーム)という呼称の通り「役割を演じる」ゲーム。この遊びにおいてはゲームマスター(D&Dにおいては「ダンジョンマスター」と呼ぶ)が剣と魔法の世界の流儀に基づいて冒険の舞台を作り、それ以外のプレイヤーは冒険者(戦士・魔法使い・僧侶・盗賊など。エルフやドワーフ人など間以外の種族も選択可能)となります。そして自身が演ずるキャラクターの役割をまっとうしつつ、ゲームマスターより与えられた冒険からの生還と目標の達成を目指すのです。
言わば「ルールのあるごっこ遊び」とも言われるこの遊び。当時は紙と鉛筆とダイス、そして人間の想像力にてプレイされておりましたが、やがてこの血沸き肉躍る冒険活劇を当時黎明期であったコンピュータで遊べるようにしたいという思いから、先般私のnoteでも紹介した「ウィザードリィ」などが生みだされました。
以降、このRPGという遊びはパソコンやゲーム専用機、近年においてはスマホなどにおいても広く提供されていく大きな流れとなっていったのです。その源流が1974年に誕生したこのD&Dにあったということは、ゲーム好きなら押さえておいた方が良いでしょう。
なお、RPGがコンピュータでも遊ばれるようになってからは、コンピュータで遊ぶ方を「CRPG」、昔ながらの人が集まって遊ぶ方を「TRPG」(テーブルトークRPGの略)と呼んで両者を区別するようになりました。CRPGの方の隆盛ぶりはもはや言うまでもありませんが、D&Dから50年の歳月が経過した現在もTRPGの新作や拡張ルール、シナリオなどは発売され続けており、アナログゲーム業界の一角としてその地位を盤石なものとしています。
では、とにかくやってみよう!
これはゲームの紹介記事なので、まずは遊んでみなければ話になりません。今回は無償公開されている範囲の知識でとりあえず遊べると分かれば良いので、ルールを読んでキャラクターをいくつか作り、その冒険者パーティーで適当なモンスターと摸擬戦などできたら良しとします(…と思っていたのですが、キャラひとつ作るだけで想像以上のボリュームになったので、今回は私がとりあえず作った冒険者を紹介するに留めます)。
…大丈夫なのか私?
ここまで偉そうに語って来たけど、D&Dなんて何十年単位で久々だよ?
何を隠そう、私がD&Dに手を染めたのは学生の頃で、その当時の本作は日本国内で株式会社新和が1985年より発売していた翻訳版で、通称「赤箱」等と呼ばれていたものです(ゲームの段階により「青箱」「緑箱」「黒箱」などのバリエーションが存在しました)。
当時は月1回~多いときは月4回くらいのペースで冒険の旅に出てましたね。D&D以外にもいろんなTRPGに手を染めてましたが。
(余談ですが、このときセッションの余り時間に参加者の皆様が持ち込んだボードゲームで遊んだ経験が、いまの私のボードゲーム好きの基盤となっています。もともと私はTRPGメインのプレイヤーだったのですよ)
D&Dはかれこれ7~8年くらい新和版でやってたと思うけど、社会人になってからはペースダウンしていき、以後はご無沙汰になっちゃったんですよね…。なお1度だけホビージャパンの3.5e版も遊んだのですが、これはプレイヤーとして遊んだだけでルールブックの購入などはしていないので、私のD&D歴に含めていいかは微妙です。
まぁD&Dについてはプレイはせずとも、いろんなところで情報を見聞してはいたからね。現在のD&Dがあの当時から大きく様変わりしていることは当然知っているんだけど、いざキャクターメイキングからやってみるとなると、うぅ~これはちょっと緊張するなぁ~!!
現在のD&Dルールブックの特徴とその読み方
と言うことで、まずはD&Dプレイヤー用ベーシック・ルール日本語版を読んでみるとしましょう。
D&Dの基礎となるこのルールの分量は、下図のような段組み構成で114ページあり、なかなかのボリュームです(もっとも有償版のハンドブックに比べたら、これでも全然少ないはずなのですが)。
ルールブックと言いながらも、本書は読み物として面白く書かれているので最初は小説を読むような感覚で楽しめます。ただし、そこにいきなりゲームのルール上重要な情報(例:「能力値上昇:【○○】値が1上昇する」など)がブッ込まれてくるので、読みながら「これは重要な情報?」というのを慣れで掴み取るしかありません。せめてキャラメイクの工程くらいは分かりやすいまとめページを作っていてくれたら親切だったのにと思いますが、そこは無償で受け取っているので贅沢は言いますまい。
あと気になったのがいわゆるD&D世界に関する用語の数々。例えば「フォーゴトン・レルム」とか「グレイホーク」って昔からD&Dやってる人にはおなじみなんだけど、これ初見の人がパッと見て意味分かるかな?こういうのがとても多いのもちょっと気になりました。それと「多元宇宙」という言葉がとても頻繁に出てくるのも特徴的(MTGで名を馳せているウィザーズ社が関わってるから?とか思っちゃったよ)。確かにD&Dには多次元に関する考え方があるのですが、普通の冒険者はあまり意識しないんですよねぇ。
ということでこのドキュメント、ある程度TRPGやボードゲーム(それも重量級)のマニュアルを普段から読み慣れてる人には良いけど、この無償配布で初めてTRPGに触れるという人にはちょっと初見殺しと感じました。タダより高いものはないということかも知れませんが…。
と言うことで、せっかくダウンロードしたのにどうしていいか分からないという方もきっといるだろうなと思います。そんな方に、一応TRPG経験者の私からひとつアドバイスすると、
キャラクターシートを手元に置いて、実際に作りながら読め
…ということになります。
というか、そうじゃないと読んでもたぶん理解できないです。いや、純粋に読み物として味わうのも、それはそれで楽しみ方ではあるのですが。
てなワケで。
ほい、これがキャラクターシートね。
左側がいわゆる数値系などゲームの進行や成否判定に直接関わりそうな情報を記載するもので、右側は外見とか経歴とか…要はプレイヤーがそのキャラクターに対して設定した個性みたいなもの、それと所属している組織などや手に入れた財宝を記載します。どちらもA4で別々に印刷しますが、私はA3にまとめちゃってもいいんじゃないのって思います。
じゃあ、キャラクター作ってみるよ?
では今からキャラクターの作り方を実践して見せます。
長文ですが、よろしければどうかお付き合いくださいませ。
① 種族を選択する
まずは種族の選択。このベーシックルールによれば、一般的な種族は次の4つとのこと(一般的じゃない種族については、有償のハンドブックで説明されているそうです)。
私はドワーフを選択することにしました。そう決めたら、次に読むのは第2章の種族の中の「ドワーフ」って項目(16p以降)。それ以外はとりあえず熟読しなくていいです。
最初の方の説明はドワーフの特徴について長々と書かれているので(400年以上生きるとか)、まぁとりあえずはざっと見でOK。精読すべきはドワーフの特徴って書いてある項目(17p)。ここはゲームに影響を及ぼすその種族特定のボーナスなどが書いてあるので重要です!
なお、ドワーフにはヒル・ドワーフとマウンテン・ドワーフの2種類が存在するのですが、今回私は作りたいキャラクターの関係からヒル・ドワーフの方を選択しました。
いかがですか?「作りながらじゃないと理解できない」と言った理由が分かるでしょう?むしろ最初のうちは「理解できなくてもいいから作ってみる」くらいの勢いで取り組んだ方が良いです。とにかく手を動かさないと、自分が何を分かってないのかすら分からないのが常なので。
なお今回選ばなかった種族については、次にその種族を作るとき読んだらいいです。とりあえずひとつキャラクターを完成させましょう。
② クラスを選択する
次はクラスの決定。大雑把に言うと「何ができる人なのか」を決めます。ここでは次の4つのうちひとつから決定します。
今回のキャラクターメイキングではクレリックを選ぶことにしました。いわゆる僧侶ですね。そしたら他のページは飛ばしてクレリックの項目(26p)を見てみます。読まなかったページは次にそのクラスを選んだ時に読めば良し。これが多量のルールを含むゲームに向き合う最適解と私は思います。
それではクレリックのルールに従い、以下の項目を埋めていきます。
技能は〈医術〉と〈説得〉にしました。セーヴィング・スローの内容とともにキャラクターシートに記しておきます。
それとクレリックには「信仰の領域」というのがあります。ベーシックでは「生命の領域」のみ選択可能(それ以外の領域についてはハンドブックを参照とのこと)。おや、これによってまた特徴が増えたぞ。
これも忘れずに書いておきましょう。
何かレベル1にして強そうだぞ?
初期でもらえる装備品もちゃんとキャラクターシートに書くこと。選んだクラスや種族などによってもらえるもの、使用可能な武装が変わります。私は種族でドワーフを選んだため、武器はウォーハンマーを選択。また生命の領域により重装鎧が選択可能になったので、鎧は最初からチェーン・メイルが使用可能となりました。
なおクレリックには呪文の要素もありますが、これについては後述します。というのもクレリックの場合、この後の項目で述べる「判断力」によって、どれだけの呪文を覚えられるのかが決まるからです。
③ 能力値を決める
いよいよキャラクターの能力そのものについて決めていきます。D&Dでは以下に記す6種類の能力値があり、これ次第でゲームの各場面における有利不利が決まるのです。
これらの能力値に入れられる数字はダイスを振るかそれ以外の方法で決定します。ダイスを振る場合は6面ダイスを4回(または4つ)振り、出た値4つのうち高い方3つを合計し、その値を記録しておきます。これを6回繰り返して、出来上がった6つの数値をそれぞれ好きな能力に振り分けるという方式です(昔に比べたらずいぶん優しい方式になったもんだ!)。
もしくはダイスを振らず、ルールに記載された標準的な能力値セット(15、14、13、12、10、8)を振り分けてもいいです。ダイスを振るか安定の標準セットか。どっちがいいと思うかは人によるでしょう。ダイス振るんなら18とか出るかも知れません。ただし標準セットよりハズレな数値しか出なくても恨みっこなしです。あと、オプションルールとして能力値をお買い物方式にするやり方も提示されています。
私はやっぱりロマンが欲しいので、ダイスに賭けました。
どりゃっ!!
下から順に8、9、10、13、14、15か…。
うーん、これ標準の方がまだマシだったかなぁ。
いやでも、出た目はねじ曲げない!!
この天運に従うといたしましょう。
というわけで、能力値は、次のように決めました。
選んだ種族による修正を忘れないようにします。
これが決まると能力修正値も決まります。能力修正値は(能力値-10)/2(端数切捨て)の計算で求められます(ルール内に一覧表があります)。
最終的な能力値と能力修正値の値は、こうなりました!
うーむ、ブサイクなうえに頭の悪い体育バカが出来てしまったぞ…。
クレリック(僧侶)なので判断力があるのだけが救いですね。
これにより耐久力の修正値が出たので、初期状態のヒット・ポイントが変わります。つまりクレリックの初期値8に耐久力の修正値+3が足されて11となります。さらにヒル・ドワーフの特徴である「壮健なるドワーフ」によって最大ヒット・ポイントが+1されるから、合計すると12です(計算合ってるよな私)。忘れずに書いとかないと。
あと、判断力が決まるとキャラクターシートの右下の方にある「受動【判断力】<知覚>値」というのが自動的に決まります。これは「何度も繰り返して行なう行為の平均的な結果をあらわすとき」や「たとえば隠れているモンスターにキャラクターが気づくかどうか」などの判定に使われるとのこと(61pより)。決め方は「10+習熟ボーナス+判断力修正値」。なので私の場合はこれ15になりました。これも記載しておきます。
④ 呪文を決める
呪文についてちゃんと語ると長くなり過ぎるので、ここで詳細を語ることは割愛させてください。一応ルールに則って、以下のように決めました。
(則ってると思うんだけど、大丈夫かな…)
呪文に関しては、ルールの把握にかなり時間を要しました。
特に領域呪文の扱いについて。これ、28pの記載によると、
とあるから、準備呪文と領域呪文は別々に準備呪文としてストックできる…と解釈できるのだけど、合ってるのかなそれで。
まぁ、ここでルールを読んで明らかなことは
・初期呪文は回数無制限で発動でき、呪文スロットも使わない
・どんだけ呪文の準備があったとしても、すぐ使えるのはスロットに入れたものだけ
ってことなので、これでレベル毎のバランスを取っているということなのでしょうか(しかもこのあたりの呪文の種類と取扱に関する規定が80pの呪文パートにあり、クレリックのキャラ設定ページだけ見ても分からないので、初めてキャラメイクする人は注意が必要です!)。
それと呪文選びについて。これは軽く抗議したいところなのですが、ルールの呪文索引が種別とかレベルとか無視した「アイウエオ順」で記されているので、どの呪文がどんな効果なのかを調べるのが大変なこと!!これハンドブックでもそうなのかなぁ?なので、呪文の効果はネットによる検索も併用しながら検討した方がいいと思います。私の場合は下記リンクのサイトが参考になりました。
⑤ 個性と背景を決める
ここでは名前や性別、身長と体重、その他の身体的な特徴、属性、言語、個性、インスピレーション、背景を決めていきます。この記事では、特にゲームの進行に影響を与えると思われるものについて触れます。
名前と性別、身長と体重はよほど逸脱していない限り好きにして良いっぽい(キラキラネーム可かとかはマスター次第だと思います…)。
属性はそのキャラクターの行動規範を定義するもの。ルールによると「倫理性を定義するもの(善・悪・中立)」と、「社会および秩序に対する姿勢を表したもの(秩序・混沌・中立)」の組み合わせで選ぶようです(このあたりは以前のAdvanced D&Dからそのまま持ってきたっぽいね…)。
言語は選んだ種族や背景によって決まるみたい。共通語は大抵みんな取得するはずだけど、その他にエルフ語、ドワーフ語、オーク語、巨人語、ゴブリン語、ハーフリング語などがあるようです。
あとは人格的特徴を2つ、尊ぶものを1つ、関わり深いものを1つ、弱みを1つ定義せよとあります。これは後述する背景の中で「おすすめの人物像」のサンプルのようなものがあり、そこから決めることもできるようです。
インスピレーションはマスターが与えてくれるものらしいのでここでは無視して可。キャラクターシートには「なし」と記載しておきましょう。
最後に背景。これが何気に重要で、選んだ背景によっては習熟や言語、特徴などが追加になったりします。背景には貴族、賢者、侍祭、犯罪者、兵士、民衆英雄といった種類があり、これに見合うものがない場合、マスターと相談して特定のルールのもと新たな背景を作っても良いとされています。
私はとりあえず、以下のようにしました。
本当に!後から後から書くこと増えていくんだけどこれ!!
しかしこうして考えていくうちに、キャラクターがだんだん形になっていくのは何とも言えないものがあります。まだ何の冒険もしていないのに、不思議と愛着が沸くというか。私の作ったキャラ、何か私みたいですね(属性は除く)。最初は「おすすめの人物像」の意味が分からなくて、尊ぶもの=酒とか書いてました(笑)。
⑥ 装備を決める
冒険に行くんだから普段着ってわけにはいきません。今回のD&Dでは初期装備がある程度もらえる仕様となっていますが(ウォーハンマー最初からくれるとか太っ腹だよね)、
今回の私の場合、一応ここまでの過程である程度装備品が決まっています。
また選択ルールで、これらの初期装備を受け取らず、代わりにクラスごとに定められている初期所持金(ランダムだったりしますが)を受け取って買い物をして取り揃えていくという選択もあったりします。
これによってAC(いわゆる防御力)が18となったので、これもキャラクターシートに忘れずに記載します。
そんなこんなで、一応D&Dにおける私の冒険者が爆誕しました!!
じゃーん!!これが私の冒険者「CONTACT」のキャラクターシートだっ!!
真面目にD&Dに向き合ってる人に見られたらウォーハンマーで殴られそうな有り様やなこれ。絶対どこか間違ってると思うけど、とりあえず現時点ではここまでです(間違いは指摘されたら直します…)。
山ほどかけた消しゴムの後から、悪戦苦闘のほどが見て取れるでしょうか?
本当は4人くらいのパーティーを作り、適当なモンスターとひとり摸擬戦してる様子を実況とかやってみたかったのですが、そんなことしてたらいつまで経ってもこのnote完成しない…。なのでここでは無償公開されているD&Dルールを使って初心者がキャラクター作成にチャレンジしたらこうなったという実例を見ていただくに留めます。これの続編やってほしいようならコメント欄にリクエストいただければ続きを書きますので!
いやでもこれ、新和版に比べたら確かにやること増えてるかなと感じます。Advanced D&Dに比べたら…まぁそんなものだったかな?
実を言うと私は最初ヒューマンでクレリックを作っていたのですが、ドワーフがウォーハンマーの習熟を有するとか書いてあり、しかも初期装備でウォーハンマーを使うには要習熟とのことなので、途中からヒル・ドワーフに鞍替えしてしまいました(このゲーム、ヒューマン万能に見えて実はあんまし強くないですよね…?)。こういうのがルールを読んでいくと後から後から出てくるので要注意です。
長くなり過ぎましたが、いかがでしょうか私のD&D第5版体験記。
私も実際にキャラクターを作ってみてTRPG熱が再燃しかけたので、誰かしらに誘われたら初心者枠で参加させてもらったりするかもです。
ということで、どなたか私をまた冒険世界に引き戻してくれません?タダで入手したルールしか持ってない私ですが(乞食)、貴方のパーティーに入れてくれたら、弾除けとかに役立つかもですよ?
(了)