アキレス腱付着部症になり、松葉杖生活が始まりました
人生初ですよ。はじめての松葉杖ですよ!しかも病院でこれまた人生初めての車椅子に乗りましたよ。そんな話をお届けしますイテテテテ…。
なんにもしてないんですよ、ホントにっ!!
悲劇らしきものは11月8日(火)あたりに突然牙を剥きました。
かかとが痛いのです。
具体的な場所で言うと、右足のかかとの下の方のさらに右あたり…。なんかヘタクソな道案内みたいで伝わるかわかりませんが。
最初は歩くのにちょっと違和感があって、ええい鬱陶しいのう、くらいの感じだったのですが、じょじょに痛みが強くなってきた感じでして。
それでも歩けないというほどのことはなかったので、11月9日(水)に軽くビッコをひきながら会社に行ったのです。あ、「ビッコをひく」っていまは言っちゃダメなんでしたっけ?まぁいいや、このnoteが書籍化されるときに問題あったら直すとしよう(んな日は永久に来ない)。
そしたら会社着くころにはまともに歩けない身体になってましてね。トイレ行くのもコーヒーおかわりに行くのもひと苦労…。
私がなにをしたのかって感じですよ。いやこれが、足ひねったとか階段から足を踏み外したとかダンプカーに轢かれたとかであったら仕方ありません。でも今回は本当に私なんにもしてないんです。強いて言えば11月7日(月)にノートPCの入った約10kgのビジネスカバン持って歩いてたりはしましたが、そんなのは私の仕事の中で日常茶飯事です。
私がいったいなにをしたの?なんか私、いきなり取調室に連行されてカツ丼食うかって言われてる人みたいになってるんですけどー!?
整骨院に行くも原因わからず
最初は地元ローカルっぽい整骨院に行きました。そこでは触診含めひと通り見てくれたのですが、結論。
「ここでは分からないので、レントゲンあるようなところに行ってどうぞ」(要約)
まぁ行きつけのところだし、親切には対応してくださったのですよ。ただ症状については、
というようなことを言われ、その日は痛む足を文字通り引きずりながら帰路についたのでした。まぁでもこの診断のおかげで会社に有給申請しやすかったので、そこについては感謝しています。
人生初めての車椅子
そして翌日11月10日(木)。会社への有給申請も通り、やってきました整形外科へ。ここはリハビリなんかもやってるようで、結構大きな病院みたい。ちなみにここまで自転車で来たのですが、歩くと激痛なれど自転車だと一切痛くないということが分かりました。
受付にたどり着くにもやっとこさの思い。そんな私の様子を見た受付の人がなんと院内を移動するための車椅子を手配してくださったのです!
よくテレビで見るようなごっついやつじゃなくて、おそらくは屋内用に作られたミニマムなやつですが、それでも車椅子ですよ。しかもこれ、後ろから病院の人が押してくれるんですよ。なにこれ浅草名物の人力車?私これまでいろんな病院のお世話になってきたけど、こんな殿様みたいな待遇受けたのはじめてですよ!!ありがたいやら申し訳ないやらで微妙な心持ちではありましたが、治療に来たのにちょっとテンション上がってしまいました。不謹慎なのは自分でも分かっているのですが…。
レントゲンも撮ってもらいました。こちらです。じゃんっ!!
レントゲンの写真って著作権どっちにあるんだろう?病院側かな?でもこれ私のホネだよ?だったら私がnoteに載せてもいいんじゃないの?その前に勝手に病院のPCを写メってる行為は人としてどうよというツッコミが聞こえないこともありませんが、まぁそのあたりはこのnoteが書籍化される日にでも考えるとしましょう(だから永久に来ないってばよ!!)。
お医者さんより「骨は非常にキレイで付着物とかなにも見られない」と言われました。アリバイ立証です。ホネだけにシロってことで…ええいこれ以上くだらないこと書いていると話が進まないから診断結果行くよっ!!
審判の結果、罪状は以下の通り決定しましたー!!
アキレス腱付着部症
「あきれすけんふちゃくぶしょう」と読むそうです。うぅあかん、私こんなの説明聞いても2秒で忘れるわ…。
そんな私のためになんとチラシをご用意。ありがたいねぇ。
とりあえず書いてある文言の一部をnoteに書き記しておきますか…。
<チラシと同じpdf>
https://www.jssf.jp/medical/download/pamphlet_akiresu.pdf
うーん…。いやーでも私これ何回読んでも、なんで私がこんな目にあってるのか全然分からないんですけど…。
「仕事やスポーツなどによる使いすぎ」って言っても、私の仕事は基本デスクワーク。たまにパソコン抱えて客先に行くとかはあるけど、平均的なサラリーマンと比べても身体動かしてる方だとは思えないんですよね~。
「スポーツによる使い過ぎ」…は、確かにこないだ健康診断対策でちょっと自転車乗ってはいたけど、逆に私あれくらいしかスポーツらしきことやってないので、むしろ平均的なサラリーマンに比べて運動してない方だと思ってますよ。意識高い人はジムとか通ってるわけだし。
「筋肉の柔軟性低下」…え?なに?聞こえなーい!!
私はまだまだバリバリのナウなヤングだもーん!!(←世代w)
ともあれ症状名が出たところで治療ですっ!!
超音波による治療
なんかこんなやつにジェル塗ってひたすらかかとにぬりぬりするのです。
今回は病院の人がやってくれましたが、普通はこれ自分でやるらしいです。
機材使い放題のジムみたいなもんか?
テーピング!!
ちょっと自分メモも兼ねて連続写真で載せますねここは。
よしよし、今度自分で巻くときはこのnote見よう。
これが本来のノートの使い方ですよね。違います?
松葉杖トレーニング
ついにご対面、はじめての松葉杖です。
本物を目の前にして、いよいよ私は患者なのだという意識が高まってきました(ホントかなぁ)。
教わった松葉杖の基本は次の通りです。
これに従い運転免許証の講習みたいに病院の中のコース?を歩き回り、段差の昇り降り訓練を行なってようやく松葉杖免許皆伝となるのです。
なおこの松葉杖はなんと病院からのレンタル。預かり金額として5,000円払うものの、回復して使い終わったらこの5,000円はそっくりそのまま返ってくるのです。なにその神対応!?怪我人に優しいシステムに思わず感激。すべての病院がこうなのかは分かりませんが、出費を抑えられるのに越したことはありません。この松葉杖のレンタル対応は本当にありがたいです。
ありがとう整形外科!!また来るよ整形外科!!
…ぁーぁ、ついに私も松葉杖暮らしかぁ(悲嘆)。
かくしてこの日は痛み止めと胃を保護するクスリと湿布たくさんを戦利品としてもらい(処方せんです)、お開きとなったのでありました。
ところで、私はどうやって帰ったでしょう?
私のnoteを斜め読みせずにじっくり読んでいた方は疑問に思われていることと思います。
「あれ?自転車で来たって書いてなかったっけ?」
そうなのです。ちょっと家から遠かったし、なにより歩くより自転車の方が全然ラク…というかむしろ自転車ならノーダメージだったので、来るときは自転車で来たのです。だってまさか松葉杖受け取るなんて思わなかったし!
松葉杖つきながら自転車に乗れようはずもありません。さて、私はいったいどうやって帰ったでしょうか?
松葉杖という道具がこの世に生まれて以来、こんな運搬方法を実行した奴がこの世にいるでしょうか?
つかさお前、自転車があれば松葉杖いらないんじゃないの!?
そんなこんなで、これからはじめての松葉杖ライフが始まります。
いずれ復活したらまた皆様の前にお目にかかれる日も来ることでしょう。
全治2週間程度だそうなので11月中は無理っぽいですが…。
また会える日まで、皆様どうかお大事に!!(←アンタがだよ!!)
後日談はこちら↓↓
<協力>岡本整形外科
(掲載許可いただきました)
記事中に書いたようにとても素晴らし過ぎる整形外科なので、要町近隣の方はもちろん、ちょっとくらい遠くても整形外科で悩んでる方はぜひこちらに来てみてください。超オススメです!!