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図書館めぐり

東京には図書館がたくさんある、気がする。

もちろん、地方にも自治体ごとに図書館はあるのだけれど、東京には多いように感じる。

たぶんそれは、交通の便がいいからだと思う。

かつて僕は、家から一番近い図書館に行けば十分で、基本的には隣町の図書館に行ったりはあまりしなかった。

それが東京に来てみると、一駅移動することが簡単で、さらには一駅隣には別の図書館があったりする。

人口比的には、決して多くないのかもしれないけれど、交通の便がいいことで、複数の図書館が選択肢として上がるのだ。

だから、東京に来てからは、図書館めぐりがひとつの楽しみになっている。

同じ区や市の中でも、図書館には違いがある。

まずは建築がおもしろい。図書館にとってどのような間取りになっているかはとても大事だ。開架図書をどのように配するか、閲覧スペースをどのように確保するかが、間取りによって制限される。

本を読むには明るさも大事だし、個人的には座り心地の良いイスのポイントは高い。

そんなことをながめながら、図書館をめぐるのである。


古原大樹/ブックアンカー
1984年山形県生まれ。山形大学教育学部、東京福祉大学心理学部を卒業。高校で国語教師を13年間務めた後、不登校専門塾や通信制高校、日本語学校、少年院などで働く。

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