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2024年を振り返るnote納め

気付けば、すっかりご無沙汰していることに自分でも驚いております。

16日に「光る君へ」最終回のレビュー投稿以来、すでに10日以上も経ってしまいました。
当記事のコメント欄でお気付きの方もおられたでしょうが、インフルエンザに10年以上ぶりに罹ってしまい、ご心配をおかけしましたが、すぐに回復してすっかり身体は元気です。

お出かけに忙しいのもありましたが、どうも1度リズムが乱れると、元のパターンに戻りにくく、あれよあれよという間にクリスマスも過ぎてしまい、あとは今年のnote納め記事を書くしかないという時期になってしまいました。

実はまだ年末に予定しているお出かけがあるので、早々と皆さんにご挨拶をし、目立つところだけの大掃除ならぬ掃除を段取りよく済ませて、心置きなく年越しを迎えようという算段です。


この1年の歩み

フォロー・フォロワー数

基本的にフォロー、フォロワー数ともに増やそうという気持ちはありません。
これ以上増えても読みまわる時間もなく、交流できることも不可能ですので、これまでにご縁のあった方々と、地味に活動してまいりたいと思っています。

2023年12月27日
2024年12月26日


全体数

ビュー数


コメント数

2023年12月27日


スキ数

2023年12月27日


スキ数やコメント数は、note内だけのことなので、私が重要視するのはビュー数です。
これは検索上位にあがってこないと数字は伸びません。
上位に食い込んでいる記事は、いずれも検索上位で、しかもワードによっては1位に上がってきているのです。
私のビュー数は昨年と記事タイトルの顔ぶれは変わりませんが、順位は微妙に変動しているのがわかります。
知りたいワード検索で、読みに来て下さる一般ユーザーが少しずつ増えている事がわかり、とてもうれしく感じています。


2024年の総評

大河ドラマ

毎年、大河ドラマの感想記事を約2週間に1度のペースで投稿していますが、いつしかそれが私の代表記事のように定着してきたとを感じる1年となりました。
いつも関心を持って読んでいただき、心から感謝申し上げます。

その中でも昨年まではあくまでもnote内だけの事だったのが、今年はPVページ・ビューが伸び、一般閲覧数を稼いだ記事がありました。

「7位・外国人が感じた源氏物語」と「8位・倫子さまの貫録に気圧されて」の2作品です。
いつもは投稿した3日後ぐらいまでしかビューは伸びないのですが、どういうわけかこれらはしばらく伸びました。

相変わらず狙ってないです💦
何がこうなった原因なのか解っておらず、これが狙ってできるようなら、とっくにネットで稼ぐこともできているのでしょうが、いつまでたってもド素人の域を脱しません。


私は何度か過去記事に書かせていただいていますが、歴史好きの上、大河ドラマのファンで、史実ではない創作であるドラマの想像力に富んだ様々な妄想部分に大きな魅力を感じています。

それをちょっと歴史に詳しいからと言って、「あり得ない」とか「嘘だ」とか言って否定する意見もたまに見られますが、そういう方々も、当時を生きて見ていたわけではないのに、完全否定する根拠がどこにあるのか私にはわかりません。

確かに専門家の方々は史書などをもとに検討されています。
それでも、その遺された史書も果たして真実か?と考えると、完全にはそう言い切れない部分もあるのではないかと考えます。
なにぶん人間の記したことなので、勘違いもあって当然で、あるいはもしかしたらとても肝心な部分がごっそり抜けている可能性もゼロではありません。

私は、その不明な部分の創作に夢中なのです。

現代人が誰も自分の目で見ていない時代の描写を、様々に憶測して創り出した「人生ドラマ」には史書を超えた面白さが存在しています。

~事実は小説より奇なり~

実際に起きた歴史の「事実」は私たちの想像をはるかに超えた「真実」が秘められているのだと思っています。

そのあたりを、毎年、進化し続けている映像美で、あくまでも史実ではないドラマとして楽しめることは、至福の事だと思いませんか?


さて来年の大河「べらぼう」も今からわくわくしてます。
天下泰平の江戸中期に活躍した浮世絵師、喜多川歌麿や葛飾北斎、東洲斎写楽の事は知ってはいても、彼らを見出した敏腕プロヂューサーである版元・蔦屋重三郎つたやじゅうざぶろうの事まで、私はよくは知りません。
なんとなく名前は聞いたことある程度なのです。

彼の人生はいったいどのようなものだったのか、興味津々です。


初めての骨折

100%自分の不注意で腰椎を圧迫骨折し、その後3カ月以上、不自由な生活を強いられました。
生まれて初めて身体の不自由な方の身になって考える事ができたという、ある意味貴重な経験となりました。

しかも現在もまだ通院しています。

潰れてしまった第3頚椎は、そのまま元には戻らないので、背骨全体のバランスが非常に悪く、少しのきっかけで骨折しやすい状態になっています。
ですから、骨密度を上げて骨の強化を目指した治療を進めています。

そろそろ5カ月を向かえようとしていますが、いまだに時々鈍痛があり、
どうもそればかりはもうしばらく続くそうで、あとは無理のない日常生活を送りながら自然回復を待つしかないようです。


友人たちの死

年明け早々から世間では能登での大地震や飛行機事故で波乱続きでしたが、個人的にも突然の友人の訃報での幕開けとなりました。

彼女はおばちゃんズメンバーのひとりで、約2年ほど前から闘病していたのは知っていたのですが、詳しい事は一切知らされることなく、他の友人と会うたびに話題には上っていていつも気になっていました。
病名も知らされなかったので、いつか必ず復活すると信じながらも、不安は広がる一方だったのです。

LINEで年始の挨拶も元気に返ってきていた矢先の訃報でした。


そして7月はレキジョークルメンバーの死。

こちらは真逆で、自ら病名を公表していましたが、それでも皆には心配をかけないようにLINEでは明るくふるまっていたようです。

闘病期間はたったの4カ月で、あっという間に慌てて逝ってしまいました。

その期間中に一度会いに行った時の彼女のあまりにも細くて弱弱しい姿は、頭から離れる事は今後もないでしょう。
今でも脳裏に浮かぶと胸が締め付けられる思いがします。

その後のレキジョークルの集まりの時には、いつも彼女が参加しているようで身近には感じるのですが、いくら探してもいないのが、あらためて辛かったです。


今年の予定の実現結果

さて、年始に1年の抱負と予定を書かせていただきました。

この時に掲げた「予定」がちゃんと実現できたのかどうか検証発表したいと思います。


舞楽ぶがくの鑑賞

【四天王寺】
〇 聖霊会(4月)

4月とはいえ暑い日でしたが、しっかり舞楽を堪能できました。

 かがりの舞楽(8月)

この日は夕方から「雷予報」が出ていたので、境内にある「五智光院ごちこういん」での開催となりました。
「篝の舞楽」なのにかがり火なしの非常に味気ないものとなったのが非常に残念です。
四天王寺は地元で行きやすいので、リベンジしたいと思っています。

【住吉大社】
✕ 観月祭(9月)

腰の骨折のため断念!

法隆寺を深堀り

今年は法隆寺友の会に入り、4月早々から各行事など積極的に参加し、レキジョークルメンバー達との珍道中と化した充実の紀行シリーズが始まりました。
来年3月まではまだ会員なので、現在も実行中です。

✕ 狛犬の探求
これはまったくできていません。
まだまだ知識が足りない上に、今年は寺院を中心に回ったため、狛犬のある神社には、ほとんど訪問できていません。


つくづく感じたこと

できる時にできる事を

人は誰しも明日の事はわからない。
突然、不治の病や大怪我に見舞われることだってあります。
生きて元気なうちが華です。
あとで後悔しても取り返しはつきません。

行きたい所、見たいもの、やりたい事などがあれば実践あるのみだと思います。
若い頃は、時間は無尽蔵にあって慌てなくてもいつでもできると思っていましたが、どうやらそうではないという現実がしっかり見えてしまった1年でした。

実際問題、若い時に比べると体力はかなり落ちて、気持ちだけはあってもなかなか身体はいう事を聞いてくれません。
だからこそ、できる限りやり残した事がないように、しっかり行動に移すべきなのです。

60年以上も生きてきてまだまだ知らない事ばかりで、いまだに新発見があるのには驚きを隠せません。

そういう発見に出会うたびに、
~私は今まで何を見てきたのだろう~
という思いで愕然としてしまうのです。

きっと一生かかっても、「世の中のことわりを知ることはないのだと思います

~体験から学ぶ知識は無限です~

焦ったところで、全てを網羅できるわけはありませんが、思いついた事は実践すべきだと痛切に感じました。

この思いを胸に来年はスタートしたいと思っています。


私の拙い記事に1年間お付き合いいただき
ありがとうございました。

どうか皆さん、よいお年をお迎えください。


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千世(ちせ)
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