レキジョークルin天橋立〈part1〉
真夏と真冬は大人しいレキジョークルも気候の良い秋ともなれば行動は活発となり、お出かけが続きます。
今年の秋はレキジョークルで初の日帰りバズツアーに参加し「天橋立」へと行ってまいりました。
ラッキーな事に46人乗りのバスにたった16人の参加者だったので、1人で2席を占領してもまだシートが余るという状態で、車内でゆったりと寛げたのです。
最寄り駅に7時に集合しなければならず朝が早かったため、その寝不足を十分解消でき、心身共に負担のない旅となりました。
関西人にとって「天橋立」は身近な観光名勝地であり、ほとんどの方々は過去に一度は訪れているほどです。
そういう私も、ず~っと昔20代の頃に会社の慰安旅行で訪れた事はあるのですが、全くというほど憶えておらず、しかも肝心の景観も晴れてはいたのですが、霞がかかった状態で、それほど感動した記憶もありません。
宮城の「松島」、広島の「宮島」とともに日本三景のひとつに数えられているわりには、それほどの感慨深さはありませんでした。
それでもレキジョークルで行けば、何か違う楽しみ方があるでしょうし、何よりかなりの年月が経っているので、当地も変わっているでしょうし、何より自分自身が経験により見る目が養われているはずです。
なので、また違った体験ができると期待を膨らませて向かいました。
【散策map①】
天橋立ワイナリー
「天橋立ワイン」なんて聞いたことありますか?
もっともお酒の飲めない私には、全く興味のない話なのですが💦
バスの添乗員さんのお話によると、2000年に天橋立ワイン株式会社が設立され今年で23年目で、まだまだ歴史は浅いのですが、地元栽培の生葡萄を100%原料とした世界に通用する純国産ワインなのです。
2006年には国産ワインコンクール2部門で入賞を果たすなど、着々と実績をあげています。
お酒が飲めたらなぁ。
ワインや日本酒は特に頭痛がするから無理💦
地下のワインセラー見学
まずは地下にある「ワインセラー」を見学しました。
私は飲めないため、お酒にはまったく興味がなく、ましてワインを語れるわけもありませんので、実際に見学しても記事らしい記事など書けません。
写真だけの提供でご勘弁願います💦
1杯100円で試飲可能
飲めない人のために「ぶどうジュース」でもあれば喜んで飲ませて頂いたのに、ありませんでした。
白ワインのソフトクリームはあったので、同じく飲めないミコさんは迷いなく食べていました。
ゆっくりワインをいただける場所もまたステキでした。
どちらにしても、南に広がる雄大な「阿蘇海」の風景を眺めながら、至福のひとときを楽しめます。
室内を覗くと「ベルナール・ビュッフェ」のリトグラフが目に留まり、吸い寄せられてしまいました。
フランスの具象画家であるビュッフェは、私が画廊勤めをしていた約35年前は、まだご存命だったので価格相場は約20万までだったと記憶しています。
しかし1999年にお亡くなりになったせいか、今調べると、現在は30万~50万ぐらいのようですね。
風景画も人物画も、独特な味があって個性的なのですが、私は彼の「静物画」が好きで、特に花の絵はゴッホやアイズピリとはまた違った世界感がたまらないと思っています。
予期せぬところで名画に出会えて、嬉しい驚きを感じながら、画廊時代を懐かしく思い出してしまいました。
私は「酒」より「絵」や!
【散策map②】
但馬牛ステーキ・焼きあわび御膳
同じ道沿いにある「橋立大丸シーサイドセンター」にて昼食です。
私たちは「HISバスツアー」を利用したのですが、他のツアーの団体客もたくさん利用されていて、それぞれメニューも違っていました。
そして何より、全体的に年齢層が高い。
私たちも決して若くはなく、なかなかの年なのですが、HISツアーの方々は比較的年齢層が低いようで、まるで近い将来の私たちを見ているようでした。
やっぱりお年寄りは時間あるからなぁ
さて、メニュー内容は一見するとボリュームがありそうですが、私的にはお肉が「但馬牛ステーキ」となっていたので、期待していたのですが、少なくともステーキではありませんでした。
焼肉用の切り身ぐらいの大きさで、しかも超
固い!!
確かに赤身の固い部位かもしれませんが、但馬牛ってこんなに硬いものでしたっけ??
切り身を丸ごと口に入れた私は、咀嚼するのに随分と時間がかかりました。
昔食べた鯨の肉ぐらいの固さで、上記写真の中央に取り皿とナイフが置いてある意味が、初めて解りました。
これで切って食べろという事やね💦
ひと切れめは根性で呑み込みましたが、二切れ目からは小さい切り身を、さらに小さく切りながらいただきました。
しかし、やはり海の幸はすごく美味しいです。
固いお肉の名誉挽回のように、地元の意地を見せてくれました。
ちらし寿司や蕎麦もあるので、なかなかの満腹度です。
唯一心配だったお天気
大きな窓から見えるお庭の芝生とキラキラした阿蘇湾が、ため息が出るほど美しく、雄大な景色が広がっていました。
実は、前日の夜は大荒れの天気で雨風がひどく、その音で眠れなかったほどでした。
朝起きるとカラッと晴れてはいましたが、行きの車内から見える空にはまだ雲が多かったのです。
それがどうでしょう!!
現地に着いたとたん、快晴となりました。
チコさんなどは、過去に何度か訪れてはいても晴れた事は一度もなかったらしく、今度こそ快晴の「天橋立」を心から願っていたので、その喜びもひとしおです✨
さて、雲もほぼ無くなり、ここまで晴れたのなら、展望所からの眺めはさぞかし素晴らしいだろうと、私たちは期待が膨らんでテンションはマックスになってきました。
さすが、晴れ女集団・レキジョークルです。
私ら持ってるわ~💕
ちょうど区切りが良いので、午後の本番に行く前にここまでとします。
part2へつづく
この記事が参加している募集
サポートいただけましたら、歴史探訪並びに本の執筆のための取材費に役立てたいと思います。 どうぞご協力よろしくお願いします。