旅の記憶 〜新潟のワイナリーに泊まる〜
数年前の2月、ちょうど今ぐらいの時期に 初めて新潟県にあるワイナリー“ CAVE D’OCCHI ”(カーブドッチ)を訪れました
新潟県といえば米どころ、日本酒のイメージが大きいですが、ワインも生産しています
ワインは美味しくいただくけれど 蘊蓄を語れるほど詳しくはありません
産地や品種… ワインってとても奥が深いです
あまり難しく考えないで 楽しくいただけたらいいかな って思っています
日本ワイン、これからもさらに注目されていくような気がしています
誰もいない休眠期のぶどう畑…
しんとした静けさと冷たい空気が心地よかった
とても素敵な場所だったので、ワイナリーステイの思い出を ぜひご一緒にお楽しみいただけたらと思います
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約30年前の1992年、新潟の角田浜、この砂丘地に初めてワインぶどうが植えられました
それまではワイン未開の地
新たな日本ワインの銘醸地です
この周辺には個性豊かな5軒のワイナリーが集まっていて、“新潟ワインコースト” と呼ばれています
砂地であるこのあたりの土壌は 水はけがよく、ワインぶどうの栽培に適していて 良いワインができるそうです
新潟では珍しく積雪の少ない地域とのこと
海が近く、年中 西風が吹くことでも木々が病気から守られているのだそう
この土地に合ったぶどう品種を求めて、これまでに40種ほどのぶどうを栽培してこられました
試行錯誤の末、今は19種のぶどうが育てられているそうです
きっとこれまでにたくさんの苦労を重ねてこられたのでしょうね
温泉、レストラン、ベーカリー、カフェ、ショップ…
まる一日ここで楽しめます
スタッフの方はみなさん気さくで温かく
サービスもとてもスマートで丁寧でした
「次は収穫の時期に来ますね」
そう言ってまだ行けていません
また行きたい、ワインぶどうの収穫を体験してみたい
その時には また違うお部屋に泊まってみよう
2022年8月には クラフトビールの新ブランド「CAVE D’OCCI BREWING(カーブドッチブルーイング)」も発表
この土地ならではのワインのような香りと軽やかさが特徴なのだそう
ワイナリーで生まれたビールにも興味津々…
今後の可能性、展開にも目が離せませんね
春… もうすぐ卒業や入学、就職など 新生活スタートのシーズンですね
記念日やお祝いの旅行やお食事、ワイナリーウエディングなんていうのも素敵かもしれません
ワインがお好きな方にも、そうでない方にも おすすめの場所です
充実の施設やおみやげなど、詳しくはホームページをご覧ください
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おまけ、、、
新潟といったらやっぱり日本酒も外せません
帰りの新幹線の時間にちょっと余裕をもたせましょう
新潟駅にある “ぽんしゅ館” で日本酒も…
だってほら… せっかくだし…(ゴニョゴニョ)
受付で500円支払うと、お猪口とコイン5枚がもらえます
ずらりとならぶ新潟の地酒から好きなものが5杯試せます
お酒好きにはたまりません
飲まずには いられません
お車の運転があるとちょっと厳しいですからね
宿泊か 公共交通機関にて
いざ新潟へ
非日常を味わう…そんなご褒美があれば また頑張れそうです
旅はやっぱりいいですね
それではどうぞ よい一日を、よい一週間を
#98. 『 ワイン 』
⭐︎目の覚めて宴のあとの記憶なき赤きワインの染みのてんてん
⭐︎赤と白、どっちにする?と見つめらる たったふたつにゆれる初恋
ー ちる ー
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