海へ、水鳥が行く 探鳥会レポート<市川塩浜三番瀬編>1/4話 2024年10月
先日、千葉県野鳥の会主催の探鳥会に参加してきました。
集合場所は市川塩浜駅です。
集合場所が駅前で、時間が10時なら、海近くの探鳥会に参加できると私は気付いてしまいました。
そして本日も海の鳥を見に行ってきました。
早めに着いて待っている間、フリー切符を持っているので駅構内のトイレを使いたい放題でした。
トイレで背の高い女性に声をかけられました。
「探鳥会ですか?」
見るとその方は三脚を持っています。
「はい、もしかして、同じですか」
「そうです」
「そうですか、よろしくお願いします」
こんなあいさつをしました。
駅の改札を出て左側に、先ほどの女性がいました。
ここが集合場所なのだなと思って、その近くで待ちました。
他にも声をかけてくれた方がいました。
以前、東京支部の探鳥会に参加したときに話かけてくれた方だったり、私の地元の鳥情報を知りたいという方だったり。
話をしていると、千葉県野鳥の会の人たちは私の地元のことにとても詳しかったです。
詳しいけれど、もっと違う場所を開拓したいということでした。
いろんなパンフレットもいただきました。
鳥の事が書いてあったり、干潟保全に関する内容だったりしました。
気が付いたら定刻で、リーダーが今回のコースの説明を始めていました。
今回の探鳥会は開発が進む東京湾をメインに、埋め立て地を見て回るそうです。
たまに上空を鳥がたくさん飛びました。
「カワウ」
駅近くに行徳という有名な公園があり、そちらに向かって飛んでいきました。
「カワウが5,000くらいいます」
「国内最大のカワウのコロニーがあります」
行徳、江戸時代から人々が鳥見をしてきたという有名なところですが、まさかカワウばっかりだったとは。
説明が終わると探鳥会ご一行は歩き始めました。
参加者のほとんどがスコープを担いでいました。
一区画ほど歩いた先に海が見えてきました。
階段状になった堤防があって、たくさんの釣り人が糸を垂れていました。
「やっぱり海はいいねぇ」
水面にたくさんの黒い粒が見えました。
あれが全部、鳥。
遠くにも、わりと近くにも、鳥が集まっている様子でした。
2につづく。