迷子のオシドリ ご近所で鳥見散歩
先日、近所の川沿いを散策しました。
前の日に、稲光と雷音を伴った激しい雨が通り過ぎたので川をおそるおそる眺めました。
川を流れる水は少し茶色く濁っていましたが、だいぶ透明さを取り戻していました。
川岸に生えている草はすべて倒れていましたが、半日もすればまた立ち上がりそうです。
桜並木の間から川をのぞいていて、水鳥を見つけました。
カルガモよりも小さかったので珍しいと思いました。
カメラで確認してびっくり。
オシドリのメスだったからです。
もう高い山から下りてきたというよりは迷子だと思います。
今は羽が生えかわる換羽期でもあるのですが、このオシドリは羽がボロボロで尾がありませんでした。
でも、それ以外は元気そうでした。
岸辺の草を引っ張ってははむはむと食んでいました。
対岸に移動して草の間に頭を入れていると思ったらサワガニをくわえて出てきました。
オシドリはサワガニを2匹、もりもりと食べました。
なんとなくオシドリはドングリ好きなイメージでしたがカニもいけるらしい。
これだけタンパク質をとっていたら羽もすぐに生えそろいそうです。
オシドリはどんどん上流に進んでいって、見えなくなりました。
早く仲間の元へ、無事に戻れることを祈っています。