おかえりジョビ子さん 探鳥会レポート＜Ｗ遊水池編＞４／４話 2024年11月
先日、隣の県支部が主催したＷ遊水池探鳥会に参加してきました。
探鳥会ご一行は村史跡へやってきました。
メガホンスコープのＫさんが
「そこにアオジ！」
そう言って藪を指しましたが、ぜんぜん見つけられませんでした。
枯れた秋草が揺れる中で鳥を探しました。
「ホオジロ」
葉っぱの落ちた枝にも鳥が止まりました。
「シメ」
「シメ！？」
これには参加者の反応が変わりました。
「やっとシメが来た！」
シメとモズがひとつの木に止まったりしてくれました。
役員さんが
「そこにジョウビタキ」
そう言われて一生懸命探したのですが見つけられませんでした。
ふと後ろの方を見ると、みんなガッツリ双眼鏡を向けていて、ジョウビタキが見えているみたい。
急いでそちらに移動しました。
メガホンスコープのＫさんがちょうどジョウビタキを入れてくれたので覗かせてもらいました。
木の枝にいたのはジョウビタキのメスでした。
「今季、初めてメスに会えたよ」
そうに喜ぶ私。
村史跡を歩いて、集合場所の広場へ戻ってきました。
「鳥合わせを行います」
ここの支部は鳥合わせ用のノートを各自で持っていると聞いたことがあります。
私は持っていないので、メモ帳に鳥の名前を書いていきました。
「ホオジロ」
「シメ」
「モズ」
「ジョウビタキ」
不意に役員さんが
「ハシビロガモを見た方？」
と聞きました。
私は撮影していく中でハシビロガモを見たので
「ハイ」
と、挙手。
役員さんは「私も見たように思います」と言って
「ハシビロガモ」
ここの支部は証人がきちんと複数いるか確認してからカウントするんだと驚きました。
メガホンスコープのＫさんが見たアオジも声を聞いた人が他にもいたのでカウントされました。
最後に、次回の探鳥会のお知らせがありました。
「ぜひまたご参加ください」
参加者がいっせいに「ありがとうございました！」と言って解散となりました。