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春の陽気に誘われて 探鳥会レポート<K山編>1/4話 2024年3月

 先日、ニコ支部O分会の探鳥会に参加してきました。
 場所はK山という里山です。

 集合時間は8:00でした。

 少し早めに家を出たら7:30くらいに着いてしまいました。
 まだ誰も来ていません。

 近くの梅林にアオジとシロハラがいて、地面をつついてエサ探し中でした。

 なるべく静かに準備をしました。
 後から到着した役員に鳥を教えようと思ったのですが、振り返るといなくなっていました。
 勘のいい鳥たちです。

暖かくて風のない
絶好の鳥見日和です。

 役員さんにあいさつをしてから、受付で記名し、参加費として保険料を支払いました。

 待ち時間に女性から声をかけられました。
 若々しい雰囲気の女性で、私のことは以前から見かけていたそうです。
 (私の方は知らなかったのですが/汗)

 その方は自分もカメラを持っているけど、腕がないのに大きい望遠レンズのカメラで、恥ずかしくて持てないそうです。

 私もスコープを購入したけど探鳥会には持って行けないクチだったので「同じ」だと話しました。

 O分会長が集まるように声をかけました。

 今回の会誌の紹介がありました。
 この会誌は私も読むのを楽しみにしているものです。

 今月はSさんの何気ない疑問からオナガを取り上げたそうです。
 探鳥会報告の記事には参加者の台詞を盛り込んだなど読みどころを紹介しました。

 「今日、初めての人は・・・4人いますね」
 「野鳥の会の方は積極的に声をかけるようにして下さい」

 初めての人に声をかけるように、必ず水を向けるところが、O分会探鳥会の居心地の良さにつながっていると思っています。

 先導のSさんがコース説明をしました。

 いつもはこんなことを言わないのに、Sさんはひと言添えました。
 「あー、鳥の出る具合によってはですね、コースを少し変えますので」

 まさか、本当にその通りになるとは、この時は誰も思わなかったのでした。

 O分会長がモズの求愛場面を動画で撮ったそうです。
 スマートフォンで再生してくれたので、みんなでそれを見ました。

 モズのオスは、目の黒い筋を見せつけるように、メスの目の前で横に振るのだそうです。
 ベテランの解説付きで見るとすごく楽しめました。

 それから改めて探鳥会ご一行は進みました。

 歩き始めてすぐ、木の枝を小鳥が動いているのが見えました。
 「メジロ」

メジロ

 キキキキキキ

 そう鳴きながら飛んだ鳥がいました。

 「止まった!」

 運良く近くの枝に止まったので見てみると、そこにいたのはシメでした。
 「シメってあぁに鳴くんだ?」

シメ

 遠くに見える木のてっぺんにはカワラヒワが3羽止まっていました。
 距離がありすぎて、オオカワラヒワかどうかまでは分かりませんでした。

カワラヒワ

2につづく。


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