O地区休耕田めぐり<後編>
鳥見仲間で茶飲み友達のモカさんから鳥情報をいただきました。
O地区の休耕田でシギ・チドリ類が見られるそうです。
今回の休耕田巡りには、モカさんが場所をだいたい推理してくれているのですが、送られてきた次のメールには“古墳のところ”と書いてありました。
どこやねん……
と、思いつつ「分かった、古墳ね!」と返事をしました。
O地区は古くから農耕が盛んで、田んぼの中に古墳がたくさん点在しています。
まずは、復元された、わりと有名な古墳に向かいました。
この周辺はぜんぶ田んぼなので、この古墳を拠点に田んぼを回ることにしました。
田んぼの間の細い道をぐるぐる。
休耕田はあっても、鳥がいない。
そういうところをいくつも見ました。
一つだけ、スズメがいて、ムクドリもいて、カラスもハトもいるという休耕田がありました。
田んぼのあぜにダイサギやアオサギが数羽いるのはけっこう多く見ました。
セキレイ類は縄張り意識が強いはずなのですけど、この辺りではセグロセキレイもハクセキレイも揉めることなくエサ探しをしていました。
噂のシギチドリ類には巡り会わなかったのですけど、いろんな鳥をたくさん見られたので、まぁまぁだったかなと思いました。