長靴必須! バードウォッチング教室レポート<三番瀬編>5/5話 2024年9月
先日、ふなばし三番瀬環境学習館主催の「三番瀬探検隊バードウォッチングをしよう」に参加しました。
バードウォッチング参加者は、カモメが集まっているあたりを観察することにしました。
キッズがビンゴカードを見ながら、まだ見られない鳥の名前を連呼していました。
「ソリハシシギ、ソリハシシギ」
スタッフの女性が
「そういえばいないですね」
他の参加者もビンゴが揃わないとガッカリしていました。
スタッフの女性は申し訳なさそうに
「今日は難しかったですかね~」
スタッフの男性から、
「ビンゴでまだそろっていない鳥を探しながら戻りましょう」
こう、提案がありました。
そこで、参加者は学習館へ向かって歩き始めました。
「カワウ!」
カワウをスコープに入れてくれたので見ましたが、遠すぎてどれがカワウかわかりませんでした。
棒の上に黒い塊がある、あれがカワウかな?という感じ。
「ダイサギがいました」
ダイサギは網の上にのぼって海風を感じながら青春していました。
「アオサギ」
アオサギは丸くなって、だるまみたいでした。
参加者は学習館まで戻ってきました。
「長靴を洗い終わった人から部屋に戻ってください」
水道がたくさん並んでいて、足下を洗えるようになっていました。
砂だらけの靴で入らないでということなのかも。
朝、ミーティングをした部屋に戻りました。
全員が戻ると、今日見た鳥を挙げていくことになりました。
鳥合わせをするようです。
参加者が鳥の名前を言うと、スタッフがホワイトボードに記載していきました。
「ドバト!」
「ムクドリ!」
最初はいったいいつ見たんだろうというような鳥の名前が挙がりました。
「オオソリハシシギ」
「はい、朝一番最初に見た4種類の一つですね」
「オグロシギの中に2羽いました」
「ミヤコドリ」
「三番瀬では多く見られます。冬になると400羽くらい見られます」
「オグロシギ」
「三番瀬では珍しいです。今日は12羽いました」
「トウネン」
「小さいシギです。小さくて、今年生まれたばかりみたいなのでトウネン(当年)」
ひとつひとつを説明してくれたので、復習になったし、すごくわかりやすかったです。
「借りた双眼鏡はそのまま机の上に置いてください」
「アンケートの回答をお願いします」
「三番瀬学習館ではいろんなワークショップを企画していますのでぜひご参加ください」
こんな感じで連絡があると、バードウォッチング教室は終了しました。
スタッフの女性が
「もう少し時間があるので、もう一回見てみたらそうですか?」
と声をかけてくれました。
潮が満ちるまであと少しだけ時間があります。
「はい、そうします。せっかく来たので」
私は建物を出ると干潟を目指しました。
海の面積がさっきより広くなっています。
鳥たちが浅瀬へ、要は陸地側へ移動して、先ほどよりも近くで見られました。
鳥に夢中になっていたら、私のいる浜は海水に囲まれてしまいました。
海水の浅いところを選んでザブサブと戻る羽目になりました。
ショート丈の長靴でもギリギリセーフだったけど次に来るときは長い丈の長靴にしようと思いました。
お昼は学習館内の軽食コーナーでいただきました。
地元産のものを扱っているという触れ込みだったので、マグロ丼にしてみました。
バスの時間までわずかだったので急いでかき込みました。
時間が無いのにホールで缶バッジガチャを回す私。 1カプセルに缶バッジが二つも入っていて嬉しかったです。
バスの中から港周辺の景色を楽しんで帰路につきました。
ふなばし三番瀬環境学習館主催のバードウォッチングは丁寧に教えてくれるのですごくおすすめです。
丁寧に教えてくれる人が一緒なら見分けが難しいシギチもすごく面白いです。
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