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分会長、ギックリ腰になる。 探鳥会レポート<M市M公園編>1/3話 2024年11月

 先日、野鳥の会ニコ支部M分会主催の探鳥会に参加してきました。
 探鳥場所はM公園です。

 M公園は山裾にある森林公園です。

 私がM公園駐車場に着いたのは定刻20分前でした。
 すでにたくさんの人が集まっていました。

 M分会長のIさんは杖をついていました。

 みんながこっそり噂をしています。
 「どうしたんかね」
 「理由を絶対に言わないんだよ」

 探鳥会中、役員が「ぎっくり腰」という単語を連呼したので、それなのだと思います。

 定刻になって集まるように連絡がありました。

 歩けないIさんは、その場で今日の探鳥会役員をスカウトしていました。
 「今日の先頭はYさんにやっていただきます」

 ニコ支部の役員になったばかりのYさんが大抜擢されました。
 断れなかったのに違いない。

 続けて、しんがりと列の真ん中を歩く役員さんの紹介がありました。
 最後に車の施錠と荷物を見えるところに置かないよう事務連絡がありました。

 それから探鳥会ご一行は歩き始めました。

 まずは駐車場近くから、山の斜面を見下ろせるところへ。

 木の上に鳥がいたのでさっそく観察しました。
 「ホオジロ」
 「向こうにいるのはモズ」

ホオジロ
てっぺんにモズ
モズ

 別の方向にいた人が
 「上空に猛禽類」
 「あれは何?」

 杖をついたIさんが猛禽類を判定しました。
 「全部、トビ!」

 Iさん、さすが。
 そのあと、Iさんはそっと姿を消しました。

全部、トビ

 探鳥会が好きなのに、ぎっくり腰で参加できないなんて、気の毒なことです。

 駐車場の近くに貯水池があって、次は池を覗いてみました。

 ちょうど太陽の光がまぶしくて水面にいるカモがよく見えませんでした。
 かろうじてマガモがいるのかな、という感じ。

太陽がまぶしすぎる

 これから池の反対側に行くので、参加者は先へと進みました。

 池の周りにはアオサギ、マガモ、カイツブリがいました。
 カイツブリは人の気配を感じてツプリと水の中へ潜ってしまいました。

水鳥が少々

 探鳥会ご一行は石碑が並んでいる広場を抜けて、池の一部が湿地のようになっているところを見ました。
 でも、特に鳥の姿はありませんでした。

2につづく。


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