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華麗なるサンクトペテルブルクの宮殿めぐり(2019年8月、ロシア④)

4日目

 この日は、朝9時にホテルを出発。プーシキンとペテルゴフを目指しました。

 プーシキンはサンクトペテルブルク市の管轄下にある都市です。ホテルからはバスで約1時間。
 ここで有名なのは、エカテリーナ宮殿です。ロシアを代表する宮殿の一つで、世界遺産に登録されています。

プーシキンに到着。人気の観光地だけあって、混んでいます。
音楽隊のみなさん。前を通ると、通った人達の国にちなんだ曲を演奏してくれます。大抵は国歌でしたが、私たちの時は「スキヤキ(上を向いて歩こう)」でした。
建物は水色が基調になっており、さわやかな印象。
いよいよエカテリーナ宮殿に入ります。
近くで見ると、不思議な格好をした彫像でした。どんな意味があるのでしょうか。
白亜の階段に赤いじゅうたん。まさに宮殿です。

 宮殿の中では、特に「琥珀(こはく)の間」が素晴らしかったです。微妙に色合いの違う琥珀が壁や床、天井に敷き詰められていて、模様となっていました。琥珀は、一つできるのにも数百万年から数千万年かかるそうです。それが部屋中を埋め尽くしており、豪華さにただただ圧倒されました。見るからに滑らかで、すべすべしていて、触ってみたくて仕方がなかったです。
 宮殿の内部を見学した後は、庭園を散策しました。緑が多く、池もあって、1日のんびり過ごしたい場所でした。

色とりどりの花が植えられていました。芝生も綺麗に手入れされています。
大きな池では、鳥たちが羽を休めていました。白鳥もいました。
のどかです。奥に見えるのは、「トルコ風呂パビリオン」。

 ポークとジャガイモの昼食をとった後、再びバスに乗ってペテルゴフに向かいました。
 ペテルゴフまでは、プーシキンから約1時間。ピョートル大帝の夏の宮殿と庭園があります。ここで有名なのは、広い庭園に点在している数々の噴水です。中でも、ピョートル大帝が友人を驚かせるために作ったという「いたずらの噴水」が面白かったです。

とにかく広い!まるで噴水のテーマパーク。
ピョートル大帝は、かなりの噴水好きだったに違いありません。
大小様々な形の噴水が、いたる所にありました。
なだらかな階段状の噴水。両脇には、彫像が並んでいます。
犬やアヒルが口から水を噴き出しながら、グルグル回るタイプの噴水。
木やチューリップから水が噴き出すタイプの噴水。
いたずらの噴水①
屋根の下に人が入ると、上から急に水が出てきます。
いたずらの噴水②
一見、普通のベンチですが、その前を人が通り抜けると…
ベンチの背もたれから、水が高く吹き出します。びしょ濡れです。皆さん果敢に、通り抜けに挑戦していました。

 噴水を堪能した後、レストランに移動して早めの夕食をとりました。
 夕食は、ビーフストロガノフとマッシュポテト、パンにワインでした。ビーフストロガノフは、牛肉やキノコをホワイトソースで煮込んだ料理です。これがまた美味しくて、いくらでも食べられそうでした。

 観光バスがホテルに着いたのは19時半頃。部屋へは戻らずに、1時間ほどサンクトペテルブルクの街を散策しました。白夜の時期で日が長く、21時過ぎまで明るくて不思議な感覚でした。

サンクトペテルブルクの街中を流れている川。
明るいですが、21時頃です。
ピンク色の建物が多い印象。
こちらもピンク。
川沿いに、レトロな雰囲気の建物が並んでいました。

 最終日の5日目は、昼間はエルミタージュ美術館に行き、夜はバレエ「白鳥の湖」を観賞します。

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