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昭和レトロな雰囲気漂う湯布院の旅館!大きな露天風呂での心地よい時間(2025年1月、大分県①)

 今年の初旅は、1月3日から5日まで大分県の湯布院と別府に行ってきました。

 海外旅行も好きですが、年末年始は日本で過ごすのが好きです。大晦日から正月にかけての、日本独特の雰囲気が好きなのだと思います。
 正月明けに日本を旅行すると、自分が住んでいる東京とは違う正月飾りを目にしたり、その土地ならではのお雑煮やおせちを食べたりする機会があります。それもまた、正月旅行の楽しみの一つとなっています。

1日目

 羽田空港から飛行機で大分まで飛びました。所要時間は約2時間。昼の便だったので、昼食は羽田で「穴守おこわいなり」を買い、機内で食べました。
 飛行機の2時間って、あっという間ですね。離陸して、ご飯を食べて、しばらくするとすぐに着陸態勢に入りました。13時には大分空港に到着です。

今回お世話になったANA。
羽田名物「穴守おこわいなり」。羽田空港の近くに穴守稲荷神社という神社があり、その神社にちなんで名付けられたとか。
味は5種類。コンパクトながら、色々な味が楽しめました。小腹を満たすのに丁度良かったです。
大分空港は、「日本一のおんせん県おおいた」を前面に出した仕様。
こちらは国際線の出発ロビー入り口。大分の正月飾りを記念にパチリ。

 大分空港からは、バスで湯布院に向かいました。途中、海が見えたり由布岳が見えたりと、景色を楽しみながら1時間ほどで湯布院の中心部へ。

バスの車窓から。遠くに湯布院の街が見えてきました。
街に近づいてきました。天気が良く、日の光が海に反射して輝いていました。

 由布院駅からは宿の車で、1日目の宿「山のホテル 夢想園」さんに到着です。
 とても昭和感あふれる良い雰囲気の宿でした。今回は、新館の「弘法亭」というところに泊まったのですが、部屋の造りや調度品に味がありました。扉を開けて中を見た瞬間、テンションが上がって写真を撮りまくってしまいました。

受付のあるメインの建物。すでに昭和感が出ています。
新館「弘法亭」は、受付の建物から少し歩いたところにありました。
宿の方の案内に従って、坂の小道を降りていきます。
右手に、今夜のお部屋の入り口が見えてきました。
右側が今回泊まった部屋の玄関です。
玄関前に到着。レトロな外観に感動。
玄関と内扉を開けた瞬間、ザ・昭和な部屋の雰囲気にテンション爆上がり!
手前に応接間がありました。まるで、昭和の政治家の別荘のよう。(個人的イメージ)
奥に和室があり、こたつが置かれていました。
窓際には、鏡台のある超小部屋と広縁(ひろえん)も。

 夕食まで時間があったので、さっそく温泉へ。お風呂は、内風呂や露天風呂、貸し切り風呂などが敷地内に点在しています。
 ここで有名なのが「空海の湯」という大きな露天風呂です。広さは150畳ほどあり、お湯に浸かりながら雄大な由布岳を臨むことができます。私が入った時は、ちょうど日が沈みかけている時間でした。夕焼けの薄赤い光が由布岳に当たっており、とても神秘的な眺めでした。

 温泉の後、早めの夕食をとりました。中でも、特に「角煮鍋」が美味しかったです。もともと角煮は好きなのですが、角煮鍋は初めて食べました。美味しすぎて、汁まで飲み干してしまいました。

温泉上がりの地ビール、最高!
私いち押し「大分和牛の角煮鍋」。角煮の他に、里芋やごぼう、にんじん、栗麩(くりふ)、春菊が入っています。
お刺身も美味でした。

 広々とした温泉に入り、美味しいものをお腹いっぱい食べた後、くつろいだ雰囲気のお部屋のこたつで目的もなくまったり過ごす。2025年も素敵な旅がたくさんできそうな、そんな幸先の良い初旅初日となりました。

 明日2日目は、由布院の街と金鱗湖を散策した後、別府に向かいます。

由布駅の近くからも、美しい由布岳が見えました。

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