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高いところにのぼって景色を眺める
今回は、私が新しい土地に出かけたときに習慣にしていることについてお話します。高いところにのぼって景色を眺めると楽しい、というそれだけの話です。ヘッダーは東京都庁展望台から東京タワー方面を眺めた写真です。
地理学を研究している知り合いで、高いところから景色を眺めるのが好きだという話は何人も聞いたことがあります。すべての地理学の研究者に一般化できることではないと思いますが、地理学が「景観」に大きな関心を抱いているからだと思います。
私も初めて行く街や村では、できるだけ高いところを探して、そこからの景色を楽しみます。広い範囲が視野に入り、地域の全体像がつかめるからです。
たくさん写真がありますが、まずは東京から紹介します。
■東京都庁
東京に出かけておすすめの場所を聞かれたら、私は東京都庁の展望室と答えます。無料で登ることができ、東京の街を一望できます。本当に大きな街だなあ、高い建物ばかりだなあ、と感動しました。向こうの方に東京タワーがあります。
(都庁展望室のWebページ):https://www.yokoso.metro.tokyo.lg.jp/tenbou/index.html
今日はとりあえずここまでにして、また高いところから眺めた写真はシリーズで紹介していこうと思います。
景色を一目にとらえることは、街を理解するうえで大切というだけでなく、世界の中で自分の位置を考え直すきっかけを与えてくれるように感じています。