読書の苦手な人へ
厚かましい話ですが、読書が苦手な人へのアドバイスというか、楽になる考え方「読書してみようかな」むしろ「別に読書ができなくてもいいんだ」くらいの気持ちにできたらいいなという感じで記事を書きます。
もちろん持論ですから話半分に聞いてください。これから話す内容もそういうものです。
まず、読書は身構えるものではないんです。
例えばこんなふうに身構えてませんか?
読書は集中力が続かないと読み進めることができない。だから他人と比べて「読書が苦手」=「自分には集中力がない」とネガティブになっていませんか?
でも、本来、読書には個人のペースはあれど、上手い下手なんてないはずです。
例えるなら読書は恋愛に似ています。
恋愛をしたくないときは恋愛をしないし、そういった場所から自然と距離をとる。
でも、恋愛をしたい、出会いが欲しいと思ったら人のいるところに出向くとか、合コンに行くとかする。
つまり、読書も恋愛もしたくないならしなくていい。それは自由なんです。
「だから、読書をしていると偉い」「恋人がいる人は幸せ」とかそんなイメージを持つ必要もないです。
読書をしている人は、読みたくて読んでいる人。つまり恋愛がしたくて恋愛をしている人と同じなんです。
一人の時間を楽しんでいる人もいれば、多くの人の中にいて楽しむ人もいる。だから、読書は別にできなくてもいいんです。
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では、なぜ読書をする人はああして読書をし続けられるのか?
その答えは「めちゃくちゃ興味」があるからです。
興味のない相手とお付き合いしたいと思わないですよね?
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読書も恋愛も流れは同じで、まず読書は
「タイトルや表紙で読んでみたいと購入」
「手にとって、読み進めていく」
「興味が続けば最後まで読み切る」
恋愛に置き換えると、
「見た目や印象でお付き合いをしてみる」
「実際にデートをして相手のことを知る」
「もっと知りたいとか、一緒にいたいと思ったら付き合いが続く」
だいたい同じだとわかってもらえたと思います。
実際に付き合っている相手のすべてを理解することはできますか? 無理ですよね。
読書も一緒です。
中盤で中弛みしたり、実際にイメージと違って興味のない内容だったために集中力が続かず眠気に襲われることはよくあります。
だから、そういう部分は読み飛ばしたり、一度読むのを辞めていいです。もしまた読みたくなったら読めばいい。一度別れて復縁するとか喧嘩したから距離を置くみたいな感じです。
恋人が話していることだからといって何もかも興味を示す必要はないんです。興味がなければ興味がないと素直に認めましょう。実際、お互いにとって共通の話題のほうが盛り上がりますよね。
つまらないと思ったことを無理に続ける必要はないです。
「とりあえず途中まで読んでみたけど思ってたのと違う」
「いざ付き合ってみたら価値観に違いが見つかった」
本を閉じるように別れていいと思います。
もちろん、関係を良くしたいとか、どうにかして読み切りたいというのなら、頑張ることは必要です。
でも、そうでないのならあっさり切り捨てていいと思います。
あんまり恋愛に例えると鬱陶しくなるのでこのへんで例えはやめておきます。
このあとも興味があったら読み進んでみてください。
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「実際に読みたいけどなかなか読み進められない」という悩みに陥っていたら?という話に移ります。
小説でなくて勉強のために読むのであれば、1ページ目かきっちり読もうとせず、適当なところから開いて読んでみるのもいいかもしれないですね。
すると、
前のページから続いていた言葉が途切れている←前のページでなんて書いてあるか気になる←興味が湧く
知らない用語が出てきてわからない。←前のページに戻ろうと思って読み進めたくなる←興味が湧いてる
こんなふうに興味関心を掻き立てる工夫をしてみてはどうでしょう。
なんなら一番後ろのページから読んでみる。
毎日適当に開いたところから読んでみる。
もし、小説なら、とりあえず目のつくところに置いておいて、読みたくなったら読む。自分のペースでいいと思います。
最終的な話をすると、どうしてもフィーリングが合わない本というのはやはりあります。人間の書いているものですから当然です。
だから、一度本を手にとって読み進められなくても「今の自分にはわからない」と認めて諦めることも大切です。以外にも一年後にすんなり読めることもあります。今のわたしにも買ったはいいけど読めていない本はたくさんあります。
読書は知識を得ることを楽しむことで、無理やりさせられる勉強とは違います。
だからもっと肩の力を抜いて、気楽に読書してみてください。
以上、魚亭ペン太なりの読書が苦手な人へ向けたメッセージでした。