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Coworking Europe 2023現地レポート
こんにちは!JCCOの青木です。
今回は2023年11/28-29に開催されたCoworking Europeのレポートをシェアします。今回で14回目を迎えるCoworking Europeの開催地はポルトガルのポルト。ポルトガル王国発祥の地であります。ポートワインやサッカーチームも有名です。
【まとめ】今回のCoworking Europeを一言で表現すると、業界におけるこれまでの価値観の「答
【概説】Coworking Europe現地レポート
funky jumpの青木です。先日行ってきたCoworking Europeにて得た知見をシェアいたします。更にヨーロッパの今後の日本のフレキシブルワークスペースの展開についても考察しております。"これまでにないワークスペースを作りたい!"、"今運営しているワークスペースを進化させるために知見を得たい"という方はぜひご覧くださいませ。
【まとめ】ヨーロッパのフレキシブルワークスペース産業の現在
ベルリンのワークスペース事情
渡欧初日はベルリンです。
今回はインキュベーションスペースを中心に。
得た所感としては大きく3です。
そもそもスタートアップが多い
入居企業やリーチしている起業家の数が多いと感じました。
MOTION LABではハードテックスタートアップが約70社、270人ほどが利用者として登録しているそうです。「創業して1~2年くらいがメイン」と説明を受けましたが、電動バイクや自転車で移動する屋台など、日本
ヨーロッパのフレキシブルワークスペース事情(渡航前編)
ヨーロッパのワークスペース事情について事前に青木が入手している情報について整理します。行く前と行った後の差分をお見せできたら嬉しいです。
前段:フレキシブルワークスペースの潮流
世界的にコワーキングスペースの数が伸長しています。フレキシブルワークスペースの需要が伸びているからです。フレキシブルワークスペースとは、従来のオフィスを賃貸借契約で借りるのに対して、施設利用契約とすることで契約・解約の
ワークスペース運営ツールが乗り越えるべき3の課題
今回はワークスペース運営ツールが乗り越えるべき3つの課題について考察します。
最近ワークスペース運営ツールの相談をよく受けます。
相談でよくあるのは下記機能です。
・入退館(スペース自体/スペースのある建物)の鍵機能
・入退館履歴の取得機能
・利用者の基本情報管理機能
・決済(従量課金/会議室/月額課金/その他月例or都度発生のオプション決済)機能
・掲示板/SNS的機能
これらの機能は項目と
行政が関わるコワーキングスペースで気をつけること4選
近年地方創生テレワーク交付金などにより行政がコワーキングスペースを保有するケースが増えてきました。公設公営のケースもあれば公設民営のケースもあります。今回は気をつけるべき点をご紹介します。
1. 民業圧迫に気をつける第一は民業圧迫です。行政は"お金儲けをしてはならない"という前提があるのでお金儲けを回避しようとするとどうしても安くスペース貸しやドロップイン料金を設定してしまいます。そうすると民間
コミュニティチームのマネジメントで重要な3要素
こんにちは。青木です。
弊社が運営するTAISYにて様々なワークスペースで利用者↔運営者のコミュニケーションの質が可視化できます。そのデータと運営に関する他要素の観察からコミュニティチームの運営(マネジメント)にあたって必要な3要素について紹介します。
「ワイワイガヤガヤはできているけれどなんだか思っていたのと違う」「利用者と仲良しなのにビジネスマッチングが起きない」という課題を抱えているスペ
理論から考えるコミュニティ設計 2. コミュニティの拡大限界
こんにちは。funky jumpの青木です。
前回は向社会的行動の説明を行いました。今回のお題はコミュニティの拡大限界です。向社会的行動の理解が前提となりますので、前回のnoteをご覧になっていない場合はぜひお読みください。
1. 向社会的行動の流通圏がコミュニティの拡大限界
向社会的行動の流通圏=コミュニティの拡大限界です。向社会的行動がなされない関係はコミュニティといえません(後述するオー
理論から考えるコミュニティ設計 1. 向社会的行動の理解
こんにちは。青木です。
本稿は「理論から考えるコミュニティの設計」と題した連続記事です。コミュニティを事業活動の一貫に位置づけるためには目標の成果物を得たいもの。本連続記事ではコミュニティの要素を分解、理論を当てはめ、目標の成果物を得るためのノウハウを説明します。コミュニティ版THE MODELを目指して。
今回は第一回、向社会的行動の理解です。
① 向社会的行動とは コミュニティ内で
コミュニティのコモディティ化と地域のワークスペースの生存戦略
こんにちは。funky jumpの青木です。
本記事はコワーキングスペース運営者限定アドベントカレンダー Advent Calendar 2021の企画です。
25日担当だと勘違いしてました…私22日でした、、
ということで本題に入っていこうと思います!
"コミュニティ"が地域のワークスペースの専売特許でなくなってきた従来比較的小規模で地域と密着した関係にあるコワーキングと、より商業的なシェ
ワークスペース種別、コミュニティの成果の測り方
今回はコミュニティの成果指標についてです。趣味ではなくコミュニティを事業として継続していく以上は成果指標が重要。その成果によってコミュニティチームがちゃんと頑張っているか、スペース運営に異常が起きていないかを理解することができます。また、あくまで成果指標はバロメーターです。
コミュニティの評価指標は扱っているコミュニティについてまちまち(カスタマーコミュニティ、コミュニティマーケ、趣味のコミュニ
コミュニティチームとマーケティングチームの連携で"片手落ち"を防ぐ
まだまだ続くアメリカコワーキングスペースの事例紹介です。
アメリカのワークスペースでよく見られたチームの体制ですがワークスペースの維持、管理、円滑な利用を促進するコミュニティチーム、そして顧客の獲得やイベントの登壇者、投資家を探してくるマーケティングチームに分かれていました。
コミュニティチームだけでコミュニティは作れない。サブタイトルの通りですが、現場スタッフに任せていけば良いコミュニティが
コミュニティマネージャーのキャリアアップ
コミュニティマネージャーという仕事は俄に日本で増えてきました。アメリカでもコミュニティマネージャーという役職はかなりぼやっとした定義で、サービスのユーザーコミュニティを構築する役職だったり、ワークスペースの店長だったりします。今回はコミュニティマネージャーについて記述します。
vol.1はこちら”米国フレキシブルオフィス探訪 売上向上!ビジネスとしてのコミュニティ”
https://note.
米国フレキシブルオフィス探訪 vol.1 売上向上!ビジネスとしてのコミュニティ
こんにちは。青木です。
今回はアメリカのフレキシブルオフィスに関する記事です。
コロナの状況から徐々に立ち直り始めているフレキシブルオフィス。
地域にもよりますが80%以上が稼働しているスペースも。そんなアメリカのフレキシブルオフィスについて何回かに分けてご紹介します。
"一緒に仕事をするコワーキング"よりも"柔軟な契約形態"を中心とした価値訴求日本ではコワーキングといえばオープンなスペースで