【自己紹介】語学好き→プロ翻訳者になりました
個人事業主として中国語翻訳のお仕事をしているリリーほんやく事務所と申します。
現在は主にゲーム翻訳で、中→日翻訳を専門に翻訳・校正を行っています。
ゲームシナリオ、ゲームのシステムテキスト、漫画・ウェブトゥーンの翻訳、その他ゲーム関連資料の翻訳ができます。
この記事では自己紹介として、私が翻訳者になるまでのストーリーをシェアします。
ぜひ最後までお読みください✨
私が翻訳者になるまで
「翻訳者」に対してどのようなイメージをお持ちでしょうか?
戸田奈津子さんのような有名翻訳者のイメージから、翻訳という職業にあこがれを持つ方もいるかと思います。
ですが一般的には翻訳者は黒子であり、表舞台に出ることのない比較的地味な職業です。
私は現在中日翻訳者として毎日楽しく活動させていただいており、翻訳は天職だと感じていますが、実は「翻訳者」にあこがれを持ったことはなく、「気付いたらなっていた」という感じです。
そんな私がどういう経緯で翻訳者になったのか、振り返っていきます。
①語学大好き学生時代
✅子供時代~中学時代
私は帰国子女など海外のバックグラウンドはないのですが、子供の頃から語学が好きでした。中学生の頃は英語が一番の得意科目で、「将来は英語が使える仕事がしたい」と思っていました。(かなり漠然としてますね💦)
✅高校時代
高校生の頃は英語部に所属し、全国英語ディベート大会に出場しました。私の県は全体的にレベルが高く、全国大会を勝ち抜いて世界大会に出場した高校もあります!(私の学校はそこまで強くはなかったですが)
高校時代は国際交流プログラムでアメリカへ行ったりと、英語に関連するいい経験がたくさんできました。
✅大学時代
大学入学と同時に第二外国語として中国語を学び始めました。
きっかけは、高校からの友人が中国出身で、その子と中国語で話してみたいと思ったことでした。
日本には中国の方がたくさん住んでいるので親近感があり、将来的に使う機会が多そうだと思ったことも理由です。
でもまさか「中国語で食べていく」ことになるとは思いませんでした。
私は理系だったので第二外国語の授業は一年間やればよく、他のクラスメイトたちと同じように一年くらい学んで終わりかなと思っていました。
私はもともと語学学習のような「コツコツ続ける」ことが得意で、中国語の勉強を大学院卒業まで六年間続けました。
ほぼ独学でHSK5級まで取り、大学院時代は南京に留学しました。
夢がいつしか「将来は中国語を使う仕事がしたい」に変わっていました。
(今現在は英語と中国語を使って仕事をしています笑)
②コロナ禍で翻訳を副業に
私が社会に出た2020年4月はコロナ禍で、緊急事態宣言や自粛要請が出た頃でした。
外資メーカーに入社しましたが出社できず、在宅でもできる社内翻訳のお仕事をやらせてもらいました。
これを機に「翻訳って楽しい!」と思うようになり、翻訳者への道がこの時始まりました。
社会的には副業解禁の流れの中、巣ごもり生活で時間があったこともあり、友人の紹介などで細々と翻訳のお仕事を副業で始めました。
③プロへの道を歩み始める
その後、自分の希望により中国にある外資メーカーの研究所で一年半勤務しました。日本人は自分一人だけの環境でした。
当時の中国は「ゼロコロナ政策」という厳しい行動制限を行っており生活は大変でしたが、中国人と一緒に中国語で仕事をするという経験は大きく、中国語の運用能力はもちろん、中国社会や中国人の物の考え方も学ぶことができました。
しかし研究職が思いの外自分に合っておらず、コロナ禍がなかなか収束しなかったこともあり、日本に帰国しました。
同じようなタイミングで翻訳学校(ISSインスティテュート)で学び始め、ゲーム会社の社内翻訳として働きながら勉強する日々が半年ほど続きました。
中日ゲーム翻訳の分野は需要が高まっていると聞いていたので、翻訳者になるならゲーム分野から始めようと決めており、それを見据えてゲーム会社で働きました。結果的にこれは大正解で、ゲームテキストの翻訳を発注する側の視点を知ることができたのはフリーランス翻訳者として活動する上で大きな財産になりました。
④プロ翻訳者として活動する←今ここ
2023年7月に「リリーほんやく事務所」として開業しました。
当初は翻訳会社に1社のみ登録させていただいていましたが、お仕事は全くない状態でした。
ですが意外なほど早く軌道に乗り、10月にはすでに翻訳のお仕事で忙しい状態になっていました。
中日ゲーム翻訳の分野に需要があること、翻訳のお仕事に適性があったことなどが要因だと考えています。
現在では月に約10万字程度翻訳をさせていただいています。
翻訳者を目指している方の力になりたいので、勉強のやり方やお仕事獲得の方法など、もしご質問やご相談がありましたら下のお問い合わせ先からご連絡ください。メールでお答えします。
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