「そんなのいいから、我が道を行け」
21歳、実家暮らし、6人家族
大学生になってから何度実家を出たいと思ったか分からない。
そもそも一人部屋はないし、今日は何するの、っていちいち説明しなきゃ行けないし、常に騒がしいし、一人時間が取りにくい。
でも、今日は父と母に感謝したい出来事があった。
3/1 就職活動が本格的にスタートして、TABIPPOの活動も大詰めで、やりたいことがたくさんあって、やらなきゃいけないことがたくさんあった今日。
「他の人と自分はなんか違う」
と思ったことが多くあった今日でもあった。
そりゃ、十人十色、違って当たり前。
だけど、そう思っても今日のわたしはずれていた。
「いや、これが普通でしょ?」「なんでこれを優先しないの?」
「今はそんなのどうでもいいからこっちじゃないの?」
なんで、って言われても。と思うことが多かった。
さすがに自分が間違った選択をしているのでは、と焦って、
夕飯のタイミングで父と母に話した。(ほぼ愚痴みたいになってた)
そしたら、不安になってるわたしをよそに二人は
「いや、そんなの気にしなくていいから」って笑った。
「いや、笑い事じゃないんだよ」って二人に言うけど笑ってる。
そうしたら、二人とも口を揃えてこういった。
「我が道を行け、それでいいんじゃないの?」
そこからは、父と母の変わり者エピソードがたくさん。
俺も会社の中では異端児だ〜とか、周りの当たり前には?って思うことあったんよ〜とか、同じじゃないとダメって何?とか
「こんな私たちの子なんだから、あんたも変わり者なんよ」
そう言って二人でなぜか確かに、って納得して話は強制終了。
そこから相談も何もせずに終わったけど、わたしはちょっとだけ涙が出た。
自分の考えっておかしいのかな、集団に馴染めないのかな、人から嫌われてしまうのかな、とにかく不安だったのに
「我が道を行け」
たった一言でなんだか軽くなった自分がいた。
そっか、いいのか、それで別にいいのか。と思えた。
関わり方は人それぞれで、行動の仕方も人それぞれ、
その中で自分がどうしたいか、どのように生きていきたいのか。
大事な基準は他人ではなくて自分なんだと。
時々見失ってしまうこの考え、どこかでわかっているのに忘れてしまうこの考え。
いつもは自分でたどり着くけど、今日ばかりは
父と母のお手柄。ありがとう。
だから、とにかく「我が道を行け」自分。
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