部下とカラオケ(誕生日会)
中国のカラオケ事情・・・
エロいカラオケだけが、中国のカラオケではなく、
普通にカラオケを、わいわい楽しむことの方が多いという、
現実・・・
一般的に、中国の部下達はカラオケ好き!
まだこの頃は高くて、工員だけで行くのには敷居が高かった。
小さな部屋でも、最低消費が400元~
1ヶ月の手取りが残業なしで、350元~の一番給料の安い作業者にとっては
400元~は高すぎて・・・
行けません!
だから、カラオケをすると言うと、部下達はすぐ集まってくる。
工場から歩いて行ける場所、烏沙大酒店の斜め前にある、
カラオケ店へ・・・
下班の部下たちが集まってきました。
このようなカラオケ店のツマミは果物です。
串焼きなどもありますが、市販の10倍もするので・・・
頼みません。
部屋はこんな感じで暗いとおしゃれです。
明るいときに見ると・・・・
椅子はシミだらけ・・・
床は汚れており・・・
皆カラオケは好き!
一人、陶酔して歌い続ける部下、その1。
一人、陶酔して歌い続ける部下、その2。
やっぱり、自己陶酔で、歌い続ける部下です。
おいらが金をはらっているのだから、
お願い、1曲でいいから
歌わせてっ!
マイクが回ってこない、若い子たちは、
乾杯!
さぁ、ただ酒だ!
乾杯!
つまみは果物の基本料金内で・・・
お願いね。
この部屋、800元の使用料。
最低消費200元付きと言え、酒が足りるわけがない。
出来上がって、いい気持ち?
それとも、歌い終わって、満足?
おいらにも
歌わせてっ!
マイクを持ったら、何を言っても、離さない!
真剣に歌う!歌う!
今日は
おいらの誕生日のはずが・・・
歌わずに終わり?
その露骨な、やな顔・・・
確かにおいらは歌下手よっ!
でも・・・
1曲歌えたから
良かった、としよう。
そして、お財布を取り上げられ、誕生日会のカラオケは、お財布のお金の続く限り、続くのであった。
大体酔っぱらって、歩けなくなるから、基本、パスポート、お財布、カメラと、腕時計は取り上げられ、見捨てられるのがいつもの落ちであった。