LAM(リンパ脈管筋腫症)って何!
2023年4月18日
気づけばあと半年で49歳。4年ぶりに受けた健康診断。
ここずっと、コロナだったしね。あんまり病院行きたくなかったわけさ。
それに4年前に子宮全摘出手術した私は、その時えんらい色んな検査してもらって、子宮以外はどこも悪くなかった。
だからその翌年にコロナが始まって、1年くらいパスしてもいいかなって思ってしまったんだな。
1年くらいと思ってたのに、あっという間に4年もたってた!おそろしい…。時の流れよ…。
会社勤めしてると、必ず1年に1度健康診断行けって言われるけど、
一応私は夫と一緒に小さな会社を経営してて、従業員と夫には毎年「健康診断受けてよ!」とエラそうに言ってたくせに、自分は怠けて受けてなかった。
どこも悪いとこなんてないと思ってたのに(だいたいみんなそう)再検査と言われ、5月15日に精密検査。
それでも大したことはないだろうと思いながらレントゲンとCTをとってもらった。
そして、その画像を見ながらお医者さんに言われた言葉は。
「こりゃ、ラムかもしれん!」
「へ?なんすかそれ」きょとんな私。
「ちょっと待って」と言いながらPC画面でググる先生。
お医者さんもググるんだな。いやそりゃググるわな。と思いながら私も画面を見つめていると
「あ。羊ばっか出てきた」と半笑いで再検索かける先生…。
LAM␣肺
「これね。ちょっとね、肺の珍しい病気っぽい。ちゃんと呼吸器専門の先生に調べてもらった方がいいから、紹介状書くね」
おいおいおいおい。ちょっと先生まって。
「あとね、あんまり自分でむやみやたらに検索して調べん方がええよ。正しくないことも書いてあるし、あんまりそういうの読むと病むからね」
先生は顔色一つ変えず、大したことでもなさそうに言うから、受け止め方が分からん…。でもなんか、やっぱちょっとヤバいのでは?!
「先生、それどういう病気?ていうか、本当にその可能性あるのかな、私」
その先生とは初めて会ったんだけど、何だか妙に気さくな先生だったから、私もそんな聞き方をした。
「これね、難病。しかも100万人に数人とかの」
先生は、今は田舎の病院にいるけど、前は都会の大きな病院に勤務してたから、この病気の人も何人か診察したことがあるらしい。
とはいえ、専門医ではないから、はっきりとは言えないけど、私のCTの画像がめちゃくちゃあやしいから、早く呼吸器内科に行け!と。
ラム
って検索して羊の画像やらイラストやら、わさーっと見せられた後に、ちょっと色々気持ちがついていけてなかったけど、
とにかく大きい病院の予約とるから、とれたらすぐ連絡するから!でも人気あるとこだから、すぐとれなかったらごめんね、なるべく急ぐね。
あ、そうそう、さっき保険証見たけど、あんたの住んでるとこ、僕の実家の近くなんだよね。いいとこだよねえ。
とにかく、そこまで深刻にならなくていいから!まだ!(←最後のいらない…)
とか、明るい顔で話してくれた先生。ありがとう。とにかく、色々感謝。
大丈夫。でもやっぱり、若干ワサワサする胸の内をどうにか落ち着かせつつ、ひとり、運転して帰った私。