【イベントレポート】地球市民学科が大学生と高校生が探究学習に取り組む「一日探究セミナー」を実施
地球市民学科が 2024 年 7 月 30 日に「一日探究セミナー」(指導教員:安斎徹教授)を開催しました。
大学生と高校生がグループで探究学習に挑む取り組みで、神田女学園高等学校、関東国際高等学校、トキワ松学園高等学校の生徒のみなさんと地球市民学科の 1 年生、計 13 人が参加しました。
今回のテーマは「まちづくりについて考えてみよう!」でした。
まちづくりに関する講義では、以下の視点を学びました。
・「すべての人が安全に安心して暮らし続けていけるまちの実現」という視点
・「居心地が良く歩きたくなるまちなか」という視点・「セーフシティ」「ダイバーシティ」「スマートシティ」という視点
「良い街とは何か?」を皆で考えた上で、大学生と高校生のグループで実際に品川区の大崎エリアに出て歩き回り、映えスポットや良い点・改善点などを見つけ出しました。途中、容器文化ミュージアム、O美術館、品川産業支援交流施設などにも立ち寄りました。視察の成果を披露した探究発表会には一般社団法人大崎エリアマネージメントの方々にご参加いただき、事務局長の多並知広氏から講評をいただきました。初対面の大学生と高校生が交流を深めながら学ぶ充実した一日になりました。
参加した学生からは「皆で同じ場所を巡ったが、それぞれの視点が違っていてお互いに勉強になった」「普段自分が使っている駅でも知らないことは沢山あり、少し歩いたり興味を持ってみることで、見えてくる景色はすごく変わるということに気づいた」「教室の外に出る学びの大切さを改めて感じた」「高校生とも協力できて、とても充実した一日になった。移動中も沢山話せて仲良くなれて楽しかった」という感想が寄せられました。
参加した生徒のみなさんからも「実際に自分の目でみる大切さがわかった」「普段何気なく歩く街も、見方を変えるだけでこれだけの発見があることにとても驚いた」「発表に向けた大学生のまとめ方が手際よく、勉強になった」「大学生の人たちと話すことがとても楽しかった」という感想が寄せられました。
ご協力いただいた高校、大崎エリアマネージメント、品川産業支援交流施設などの方々に感謝いたします。
一般社団法人大崎エリアマネージメント
品川産業支援交流施設
神田女学園中学校高等学校
関東国際高等学校
トキワ松学園中学校高等学校