【更年期セルフケア】肩こりが気になる更年期世代へ。知っておきたい原因と対策
つら~い肩こり。気になりますよね。実は、肩こりと更年期には、密接な関係があります。なぜなら、更年期にはホルモンバランスが変化して、いろいろな体調の変化が出てきやすくなるからです。ここでは、肩こりに関わる更年期の影響について、サクッとお読みいただけるように、簡単にご紹介させていただきますね。
更年期の肩こり、4つの原因と簡単な対策
1. 血流の低下
更年期になると、ホルモンバランスが変わり、特にエストロゲンの低下が血液の流れに影響を与えることがあります。
エストロゲンには血管をしなやかに保ち、血流をスムーズにする役割があるため、このホルモンが減少すると血管が収縮しやすくなり、肩や首周りの血流が不足しがちに。
そうすると筋肉に酸素や栄養が届きにくくなり、肩こりを感じやすくなります。
「ストレッチ」で体をほぐそう!
肩周りをほぐして血流を促すために、ちょっとしたストレッチやマッサージを取り入れてみましょう。
お風呂で温めたりホットパックを使うと、血行が良くなりリラックス効果も得られますよ。
2. 自律神経の不安定化
更年期の時期にはホルモンバランスが乱れることで、自律神経も少し不安定になりがちです。
特に交感神経が過剰に働くと、筋肉が緊張しやすくなって肩こりの原因に。
さらに、不安やストレスが重なると、眠りが浅くなってしまい、肩こりが続くこともあります。
「深呼吸」でリラックス
リラックスできる呼吸法や、軽く目を閉じて気持ちを落ち着ける時間を持つと、自律神経が少しずつ整いやすくなります。
深呼吸をすることで気分がほぐれ、筋肉もふんわり緩んでいく感覚を楽しんでみてください。
3. 姿勢の悪化と運動不足
年齢を重ねると運動量が減りがちで、肩や背中の筋肉が少しずつ弱くなることも。
すると自然に姿勢が崩れやすくなり、肩こりを引き起こしやすい状態に。
また、デスクワークやスマホを見る時間が増えると、つい前かがみになって肩や首に負担がかかってしまいます。
「肩甲骨」を動かしてみよう
肩甲骨を意識して動かすエクササイズや、少し姿勢を意識してみるだけでも効果があります。
肩を軽く引き寄せる動きや、背筋をすっと伸ばすストレッチもおすすめです。
4. ストレスによる影響
更年期の時期には体の変化や環境の変化から、気持ちにストレスを感じやすくなることも。
ストレスが重なると、肩の筋肉が緊張しやすくなり、慢性的な肩こりが起こりやすくなります。
「アロマ」の力を借りる
ストレスを和らげるために、好きな香りでリラックスする時間を作ってみるのも素敵な方法です。
アロマや好きな趣味の時間で気持ちをほぐし、心身をリフレッシュすることが肩こりの緩和につながりますよ。
肩こりの解消に役立つ毎日のセルフケア
毎日のちょっとしたセルフケアで、肩こりの解消を目指しましょう。
今回お伝えするのは、とてもかんたんな肩こりケアですが、だからこそ、毎日続けやすいことが一番のポイント。
少し物足りないと感じるかもしれませんが、無理なく続けるにはちょうど良い感じのセルフケアです。できる範囲から始めてみてくださいね。続けることで徐々に変化を感じられるはずです。
もし、実際にやってみた感想があれば、お気軽にコメントやSNSでシェアしていただけると嬉しいです。ぜひ一緒にリラックスする習慣を作っていきましょう!
簡単な肩ほぐしエクササイズ
1.肩に手を置きます。
両肩にそれぞれの手(右肩に右手、左肩に左手)をのせてください。
2.息を吸いながら、ひじを大きく後ろに回します。
自分の体の真横に、ひじで大きな円を描くようにイメージしながら動かしてみてください。
肩甲骨をしっかり動かすと、肩回りの筋肉が心地よくほぐれていきますよ。
肩甲骨が動くことで肩の緊張がとけて、血行がよくなります。さらに、肩甲骨周りには脂肪を燃焼させる細胞も多くあると言われているため、動かすことで代謝アップも期待できます。
このストレッチは、日常でのちょっとした気分転換におすすめです。
特に、パソコンやスマートフォンなどで作業をしている時や、同じ姿勢が長時間続いた時、一息する時間にこの肩ほぐしを取り入れてみてくださいね。
ひとつ注意点をあげるとしたら
肩を動かしていると、関節がポキポキ鳴ることがあります。これは肩回りの筋肉やが固く縮こまっているから。
さまざまな原因がありますが、肩回りを動かさなさすぎると固まったり、運動不足や同じ姿勢が長時間続いたり、体の冷えなどもこういう症状を引き起こす原因になるようです。
痛みが強い場合や腕が上がりにくい場合は、無理をせずに、お医者さんに一度相談すると安心でしょう。
おわりに
ホルモンバランスの変化と上手に付き合いながら、肩こりに悩まない毎日を目指してコツコツケアを続けて、すこしでも楽に過ごせるような日々を取り戻していきましょうね!
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