リワークプログラム
復職に向け、精神科でのリワークプログラムに参加することにした
プログラムの内容はマインドフルネス、メタ認知、ハンドメイドやヨガ
オフィスワークなど多岐にわたる。
職場と復職に向けて話をしたときに職場でも独自のリワークがあり
どちらを優先していくのが良いのか十分に話し合った結果
精神科でのリワークとなった
最初は午前中のみ
体が慣れてきたら午後まで
最終的にはフルタイムでの時間を過ごすことで
職場復帰をしやすい環境を整えていくということになる
私はもともといた病棟(ホスピス)に戻りたいと強く訴え続けている
しかし、看護部長からは直接ホスピスに戻るのは厳しいような話しか出てこない
何度も同じ話のやり取りが繰り返しになってきてしまっている
「それは意地なのか」と聞かれたこともある
決して意地ではなく自分の目標である場所だからだと答えても
難しい顔をされている
双極性障害に診断名が変わり私自身も心の変化がないわけではない
ホスピスという場所にとらわれなければ、もしかしたらもっとスムーズに
看護師に復帰できるのではないのだろうかと考えるようになった
一般病棟での勤務でワンクッション置いてホスピスに戻れるまでの感覚を取り戻し
それからでもいいのではないかとも考える
そのことを主治医に話すと、私の気持ちに寄り添うかのように頷いてくれていた
私の思いだけではどうにもならないことはわかる
患者さんやご家族のことを考えたら
今の私のような看護師に受け持たれるのも嫌だろう
目標を叶えるための努力もしんどいけれど
一度叶った目標である場所を諦めなければならないのも
とてもしんどいなぁと感じている