複雑な家庭環境(自己分析2)
私は複雑な家庭環境であった
姉2人、兄1人、妹1人の5人兄弟。7人家族で育った
小学校3年の時に両親が離婚
私と妹が母についていくことになり、兄弟がバラバラになった
幼い頃から勘の良かった私は、なんとなく気付いてはいたが
姉と兄は母親が違う、いわゆる「異母兄弟」だった
確信したのはこの両親の離婚の時だった
人の顔色を伺ったり、なんとなく人を頻じることができない子だったと思う
でも家では「いいこ」を演じていた
誰のせいでもない現状を誰かのせいにしたくない
そんな風に幼い心でたくさんの事を考えていたんだと思う
17歳 二度目の高校中退後に家出をした
その時何を考えていたのかハッキリ思い出せないのだが
小さな町に住んでいるのが嫌になったのだと思う
私の母は小さな町の看護師長をしていた
町の人からは師長さんと親しまれていたし人格者であった
当然、町の人は母親を見れば子供を見る
私は「〇〇師長さんの娘」と色んな人から言われるようになった
悪いことばかりしていた私に世間の目は冷たかったし
親友の親からは、一緒に遊んじゃだめと言われていた
良いことをしても、悪いことをしてもみんな私の事を知っている
それがとても辛くなってしまった。
二度も高校中退して、小さな町にいては「ジュースすら買いに行けない」と
当時の私は思っていた
そして「こんな家に生まれてきた自分は不幸」と自分でレッテルを貼り追い詰めた
自分の家族を早く持ちたいと思った
ごくごく平凡平和なありふれた普通の家庭を持ちたい
私はお姉ちゃんが住んでる街へ家出をした
(次回結婚と離婚)