高校1年生の夏、不登校(自己分析1)
高校一年生の夏、私は不登校になった
もともと勉強はできる方ではなかったし、勉強をする意味を見出すことができず
学校の成績は最下位争いだった
担任に「お前を合格させるか悩んだんだぞ」とよく言われていた
同級生に成績のことを馬鹿にされても、笑いのネタになっていたし
いじめに遭うこともなかった
でも学校へ朝起きていくということが、辛くしんどくなってきて
私の足は学校からどんどん遠のいた
学校へ行く時間が一番嫌な気持ちで埋め尽くされる時間帯になり、みんなが学校へ行っただろう時間になるとホッとして過ごせていた
学校をサボるたびに昼夜逆転してしまう生活を送っていたし、母親に泣きながら腕を引っ張られ学校まで連れてかれたこともあった
夏休み、数学の赤点の補習に行く途中で、カラスに虐められている仔猫に出会った
赤点の補習に行かなければ留年してしまうが、私は仔猫を放っておくことができず
そのまま補習をサボり仔猫を家に連れて帰った
そこからほどんど学校には行かなくなった
いま思うと私の中高生時代から双極性障害の気配があったのではないかと思う
思春期といえばそうなのだが、友達とつるんで悪さをしたり
夜も眠らずに遊んでいたり、授業をサボったり、先輩と喧嘩したり怖いものなんてなかった
高校はその年の秋に退学した
そして翌年に地元の高校に再入試で入学するが、1年も経たず辞めてしまった
小さなことでカッとなったり、おばあちゃんに「一回死ね!!」なんて暴言まで吐いていた。攻撃的な時は躁状態で学校に行けず引きこもるのは鬱状態に近かったのではないかと思う
おばあちゃんに対して言ってしまった言葉は、大人になった今でも後悔の気持ちでいっぱいになる
私は双極性障害になってしまった原因がこの辺にあるんじゃないかと思っている
(次回は複雑な家庭環境)