【第207回】【24年度内閣府モデル地区】八重山毎日新聞に石垣市白保地区の地区防災計画づくりに関する記事が掲載
質問 八重山毎日新聞に掲載された沖縄県石垣市白保地区の地区防災計画づくりに関する記事について教えてください。
概要
➀八重山毎日新聞に地区防災計画づくりの記事掲載
②内閣府のモデル地区である沖縄県石垣市白保地区の地区防災計画づくり
③地区防災計画学会の鍵屋幹事や西澤企画官の講演等
解説
➀八重山毎日新聞に地区防災計画づくりの記事掲載
2024年11月20日(水)の八重山毎日新聞の1面に、沖縄県石垣市白保地区での地区防災計画づくりに関する記事が掲載されました。
②内閣府のモデル地区である沖縄県石垣市白保地区の地区防災計画づくり
石垣市白保地区は、内閣府の2024年度の地区防災計画モデル地区に指定されています。
同地区は、1771年の明和大津波で、住民1574人のうち1546人が犠牲になり、壊滅的な被害を受けた地区です。
同地区では、その災害教訓を踏まえて、津波を主な想定災害として地区防災計画づくりをしようとしており、地域の事情に詳しい住民が、一時避難場所や避難ルート等を確認しながら検討が進められています。
同地区は、特徴のあるお祭りを実施する等コミュニティのつながりが強く、その人間関係をいかした計画づくりが期待されています。
なお、同市では、今後、同地区をモデルに地区防災計画づくりを市内の他地区にも拡大させる予定です。
③地区防災計画学会の鍵屋幹事や西澤企画官の講演等
2024年11月16日に白保公民館で開催された第1回ワークショップでは、公民館、自主防災会、消防団の役員等32人が参加しました。
そして、西澤雅道内閣府防災担当企画官が、地区防災計画制度の概要について講演した後、鍵屋一跡見学園女子大学教授がワークショップの中で助言を行いました。
同地区では、今後、モデル事業の中で、2回のワークショップを実施し、年度内に地区防災計画の素案を作成する予定です。
文献
・2024年11月20日『八重山毎日新聞』1面「地区防災計画作成へ 石垣市白保 内閣府モデル事業に」