
【第174回】山陽新聞に矢掛町の地区防災計画に関する記事が掲載され、西澤会長代理のコメントが掲載されました。
質問 山陽新聞に掲載された矢掛町の地区防災計画に関する記事について教えてください。
概要
①山陽新聞に地区防災計画の記事掲載
②内閣府のモデル地区である矢掛町の地区防災計画づくり
➂西澤会長代理のコメントが掲載
解説
①山陽新聞に地区防災計画の記事掲載
2024年3月13日の山陽新聞に矢掛町中川地区での地区防災計画づくりに関する記事が掲載されました。
②内閣府のモデル地区である矢掛町の地区防災計画づくり
矢掛町中川地区は、内閣府の2023年度の地区防災計画モデル地区に指定されています。
中川地区の自治協議会では、西日本豪雨での被災経験を踏まえ、災害時に住民が取るべき行動をあらかじめ決めた「地区防災計画の素案」をまとめ、地区の意見を踏まえて修正を加えているとされています。
その防災計画づくりについては、毎回80名近い住民が集まるワークショップで地区防災計画学会理事である磯打千雅子香川大学准教授を担当教員として検討が進められています。洪水を主な想定災害としており、地元の鉄工所への避難のような企業等との連携、個別避難計画との連動の検討、地元高校生による報告等の特徴的な取組が実施されていました。
③西澤会長代理のコメントが掲載
中川地区でのワークショップを内閣府の立場で視察した西澤雅道会長代理は、紙面上で、中川地区の取組を高く評価するとともに、地区防災計画は、計画を作成して終わりではなく、これを住民の間に浸透させていくことが重要であるとコメントしています。
文献
・2024年3月13日『山陽新聞』「被災者ゼロへ「防災計画」素案 矢掛・中川地区の自治協」.