【第223回】NHKの地区防災計画等の番組に地区防災計画学会関係者が多数出演
質問 NHKで地区防災計画等の番組が連続して放送され、地区防災計画学会関係者が多数出演したんですか。
概要
➀NHK大阪放送局で地区防災計画等の研究会開催
②地区防災計画等に関するラジオ番組が連続放送
③地区防災計画学会関係者が出演した主な番組(NHK関西ラジオワイドHP参照)
解説
➀NHK大阪放送局で地区防災計画等の研究会開催
NHK大阪放送局のアナウンサーである大山武人会員の企画によって、同局内において、2023年度から、矢守克也会長(京都大学教授)のほか、気象庁や大阪府内の自治体関係者等が参加する地区防災計画等に関して検討を行う防災研究会が実施されました。
②地区防災計画等に関するラジオ番組が連続放送
2024年中に、上記研究会の内容を踏まえ、大学教員や自治体関係者等が出演する地区防災計画等に関するラジオ番組が連続して放送され、大阪府内の注目事例等が紹介されました。
その中では、大阪府全体の取組、制度開始の早い段階から地区防災計画の活動を進めてきた堺市の事例、地区を超えた避難等テーマ特化型の計画作りも行っている枚方市の事例、大阪市都市部の新東三国地域の事例、マンションに特化した交野市の事例、個別避難計画と連携した八尾市高安小中学校区の事例等が注目されています。
なお、これらの番組には、地区防災計画学会の関係者も多数出演しています。
③地区防災計画学会関係者が出演した最近の主な番組(NHK関西ラジオワイドHP参照)
矢守克也 京都大学教授「地区防災計画制度10年 これまでとこれから」(24年7月31日・8月1日)
矢守克也 京都大学教授「2024年 新語・流行語でふりかえる今年の防災」(24年12月27日)
山崎栄一 関西大学教授「個別避難計画と個人情報」(24年12月23日)
阪本真由美 兵庫県立大学教授「阪神・淡路大震災30年 災害関連死を防ぐには」(24年12月6日)
近藤誠司 関西大学教授「南海トラフ地震臨時情報のあり方を考える」(24年11月29日)
室崎益輝 神戸大学名誉教授「阪神・淡路大震災の30年をいかに迎えるか」(24年11月8日)
渥美公秀 大阪大学教授「新潟県中越地震から20年」(24年10月30日)
生田英輔 大阪公立大学教授「コミュニティ防災を支える人材育成のための教育プログラム」(24年10月23日)
参考
矢守会長が、NHK総合テレビの関連番組に出演されます。