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学校のシステムは子供から、脳のA10神経を奪うようにできている。

ある方の素晴らしい動画を見て、学校や社会というシステムに対して、

憤りを感じたので、
この記事を書いてみました。

特に学校で先生をしている方はもちろんのこと、不登校や フリースクールに関わる全ての人に

特に読んでほしい記事となっています。


学校にはいい面もありますが、
入学と同時に色んな教科を
一斉に習わされ、詰め込まされる。

これはある種、お腹が空いてないのに、カレー、ラーメン、うどん、パン…多数を大人たちから食えといわれ、

ちゃんと食べれないと、通知表が悪くなって怒られ、評価が下がる…という
負の面があるのは間違いない。


そもそも学校教育は、産業革命と関係があって、自分の意思を抑えて、ロボットのように、働いてくれる労働者を多く生み出すためのものという側面があります。

学校という場所は自分の意思で行動するということを制限され、

学校からの指示を受けて、その指示通りに動くことが正解である、良いことであるというシステムになっており、



極端な言い方をすると、
現代社会の義務教育は、
なんら 軍隊と変わりません。


 脳科学でいえば、
自分の意志で行動しないことは、
脳の A 10神経 という部分が発達しません。

脳のA10 神経 というのは、意思を司るところであり、

自分の意志で行動すればするほど、脳の A 10神経は発達します。

しかし、周りの大人や、学校、社会からの命令通りにしたがっていると、
自分の意志が育ちませんから、


例えば自分のやりたいことがわからなくなる、

就職活動になって、どんな企業を選べばいいか、自分が何がしたいか が全くわからない、

という人間性、
脳になってしまうのです。

ある東大生の話ですが、
就職活動期になると、自分のやりたいことがわからないため、

東大の教授に、
どこに就職したらいいかという相談を持ちかける人が多い、ときいたことがあります。


おそらくこういった学生たちは、ずっと自分のやりたいことではなく、
周りの期待や周りの指示に従って、

生きてきたので、
脳のA10神経が発達せず、

加えて 自分のやりたいことをやってみるという時間や経験を得ることもなく、成長してきたからでしょう。

つまりどれだけ勉強したとしても、
自分のやりたいことが見つかっているかどうかは別問題なのです。


なので 学校に居場所をなくしてしまったり、違和感を感じたりすることは、


学校の負の側面を考えれば、
ある種自然なことだと思うのです。

動画内で、この女性は学校のシステムに対して、色々理解できない部分があったとおっしゃっていました。


私も小学校1年生の頃ですが、
算数で、「1の友達、9ですね〜、2の友達、8ですね〜、3の友達、7ですね〜…」
(足して10になるパターンを歌にしたもの)

という歌を、授業参観の時にみんなで歌うということがありまして、

私は何でこんな幼稚なことをしなければならないのだろう、全然面白くない
……と、

全然乗り気ではなく、
少しふてくされながらやっていたら、

家に帰ってから、自分の母から、なんでもっと楽しそうにしないの?がっかりしちゃったわ…

と言われ、違和感を感じた記憶があります。


学校のシステムが全ての子供にとって、マッチングできているか 相性がいいかに対しては、疑問です。


人間は誰一人として、
この世界に自分以外の代わりはいません。

自分という存在はこの世の中には自分だけなのです。

なので 個性も、人間の数だけ存在し、バラバラなので、


全ての子供たちに、今の学校のシステムが適しているかは、絶対にそうとは言えないでしょう。

なので、
先ほども言いましたが、

学校というシステムから抜け出すことは、自分の意志や、創造性を守る上で、

脳科学的に考えても、全くもって問題ないと私は思っています。

しかし 問題なのは、
動画にもあるように、

不登校など、
学校という環境から外れた時に、

・学校に行けないことは 病気である
・学校に行けない子供は普通の子ではない

などと、社会から評価されることが多いことです。

そしてしまいには、
発達障害、適応障害、ADHDなどといった病名と言う名のレッテルを貼られます。

そんなに学校に行かないことが、
おかしいのでしょうか?

学校に行かないだけで、人間性、人格に問題があるという判断をする 世の中が問題なのではないでしょうか?

私は 動画内で、
この方を見ていて、23歳とは思えないほど 自分の意見を持っていて、とても知性に溢れる方だと思いますし、

どこが発達障害なのか、
むしろ 自分の意思を貫いて 自分 を守るため、学校という環境に

自ら行かないという行動を取れる、

強い意志、または賢い知性があるという風にしか見えません。

(動画内で、この方はある人からサバン、自閉症ではないかと言われた、とおっしゃっていますが、

私個人的には全くそんなことはないと思いますし、

どちらかというと深く物事を考えられる、 HSP 気質 なのではないか?と思っています。)

今回の記事は動画を見ていて、
どうしても、世の中への疑問、
世の中というシステムが、どれだけ人間から尊厳を奪っているのか?

そんなことを考えていたら筆を取らざるを得なく、書いてみた次第です。

他の記事では、
基本的に脳科学 や心理学などの知識を用いて、

いろんなことを解説しているので、
興味のある方は他の記事も読んでいただければ幸いです。

ではまた の記事でお会いしましょう。(^^)




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