寒い冬にピッタリの大人の語学勉強法〜そんなのアリ?編
こんにちは。社会人になってから、英語とドイツ語を習得し、現在ベルリン在住のちかよりみちです。
本記事に興味を持ってくださり、ありがとうございます。
今回は、ちょっと変わった勉強法をまとめましたので、早速ご紹介します!
ドイツの寒い冬のある日
大学附属のドイツ語コースで授業を受けていた日のことでした。
授業の真っ最中だったのですが、外は猛吹雪。斜めに雪が降り、強い風でガラス窓がガタガタと音を立てていました。
ドイツ人の先生にとってはいつもの冬の天気でも、外国人で構成されるそのクラスの生徒にとっては、もう気になって仕方なく、皆が外をちらちら見ていました。
その様子を見て、先生が言いました。
冗談でしょ?
もうね、寒いのは仕方がないの。ドイツだから。
今日だって、授業がなければ外に出ないでしょ?
でも、家に居たって毎日勉強しなきゃならないじゃない?
そう、もうやってられない気分になるのよ。
そんな時はね…
ラム酒の入ったチョコレートを食べるの。
ほど良く気分が上がって、仕方ないけど勉強するかって気分になるから。
だからって、お酒を飲んで勉強しちゃだめよ。勉強どころじゃなくなるし、次の日は綺麗さっぱり忘れちゃうから。
それを聞いたクラスの生徒は唖然としました。なぜなら、その先生はドイツ語コースの教師陣の中でも1番厳しいことで有名な先生だったからです。
実際に試してみたら
これが何とも最高でした!
机に向かって、テキストとノートを開き、温かいお茶を用意して、授業後に買いに走った例のチョコレートをひと口。
口の中でラム酒の香りが広がり、食べると徐々に体がポカポカしてきます。
すると、何だかまだ頑張れる気がしてくるから不思議。
先生からのアドバイス
翌日、授業の合間の休憩時間に、先生へ例のチョコレートのことを伝えると、喜びながらこう言いました。
まぁ、早速、試したの!?
よく勉強できたなら、それでいいわ。
ただ、食べ過ぎないようにね!
あと、教室ではダメよ…私が怒られちゃうわ。
厳しいけどお茶目な先生。
その後、冬のドイツで我が家の冷蔵庫に例のチョコレートが常備してあったのは内緒です。
まとめ
語学勉強は、時に楽しく、時に真面目に。
張り詰め過ぎず、たまには肩の力を抜いて、続けましょう。
今日も語学と楽しく向き合えますように!
それではまた。