語学留学で同じ出身国の人を避けるのは賢い選択なのか?
こんにちは。ちかよりみちです。
これは語学留学であるあるなのですが、大抵どこの学校に行っても、日本人を避けている日本人がいます。
カナダへ留学した時、よく見かけました。
英語を勉強しに留学しに来ているのに、何で日本人と友達にならなきゃいけないのか分からない。
まあ、言い分は分からなくもないのですが…
果たして本当のところはどうなのか。
今回は、語学留学先で同じ出身国の人を避けることについての見解をまとめましたので、ご覧ください。
語学学校の友達
最初にクラス分けがあり、毎日授業で顔を合わせるクラスメイト。
世界各国からの留学生が集まり、同じ国の出身者同士が同じクラスにならないように配慮がされていましたが、日本人と同じクラスになることもありました。
年齢や性格、好みや趣味など、何かしらの共通点や類似点を見出しては、何となく友達の輪ができあがっていきました。
特に相手の出身国を意識したことはなかったのですが、気付けば南米出身者の友達が多かったのを記憶しています。
それ故に、どうしたら南米出身者と友達になれるか聞かれたこともありましたが、意図的に選んでいた訳ではないので、性格の相性かな…としか答えられませんでした。
尖った日本人
しばらくすると、学校でクラス替えがあり、新しいクラスメイトと知り合いになることができました。
そこに尖った雰囲気の日本人が居たのです。
ただ、その子が冷たい接し方をするのは、日本人に対してだけ。
それならそうと、無理して近寄ることはしませんでした。
触らぬ神に祟りなし。
ひとまず距離を置いておこう。
出身国で人を選ぶ
しばらくして、その日本人の周りには人が居ないことに気付きました。
なぜなら、相手の出身国によって対応を変えるから。
クラスメイトはその表裏のある態度を見ていたのです。
皆が英語を勉強しに来て、切磋琢磨する仲間であるのに、そのような態度は好まれませんでした。
少し考えれば分かりそうなのですが、的外れな選択をしている人は割とよく見受けられました。
他人を妙な基準で選べば、他人からも同じような仕打ちを受けることが想像できなかったようです。
では、筆者をはじめ、他の日本人や出身国が同じ人たち同士はどのようにしていたのでしょうか。
目的意識と境界線
同じ学校で知り合った場合、相手と自分の共通の目的は、英語を勉強することでした。
語学学校のルールでもあったのですが、コミュニケーションは全て英語でした。
日本人同士で英語を話すなんて気持ち悪い。
申し訳ないですが、そういう方にはサヨナラをしました。
社会人留学たるや、1分1秒の滞在費は貯金を崩しながら生活しているわけで、ダラダラと日本語を話すのは留学の目的ではなかったので。
とは言え、波瀾万丈の留学生活。
普段英語を徹底している日本人同士でも、辛い経験をしてしまった時や緊急時は、精神的な理由から、お互いの合意の上で日本語で話していました。
つまり、お互いに留学している目的を踏まえ、共通の価値観がある人と繋がっていました。
勘違いのリスク
英語を学びに来たのに、相手が自分と同じ出身国だからと避けるのは、自分が留学の目的を徹底できない理由を相手のせいにしているだけです。
日本人と知り合い、自分より遥かに上のレベルの英語を話すようであれば、その人から学べることはあります。
また、同じくらいのレベルなら、一緒に頑張る仲間になれます。
滞在期間は長いのに、残念なレベルの人は、反面教師と捉えて、そっとしておきましょう。
ただ1つ言えるのは、海外生活において、母国語で話せる友達がいることは、想像以上に精神的な支えになります。
生まれ育った国を出て、外国で外国語で暮らすことは、多かれ少なかれ心身に負担をかけるからです。
それを、的外れな基準でバッサリと切り捨てることは非常に残念であり、まさに後悔先に立たずとなります。
まとめ
留学中はさまざまな人と出会う機会があります。
ただ、他人にしたことは自分にも返って来ます。
そして、類は友を呼びます。
留学した目的を常に意識し、あとは自然体で人として間違ったことをしなければ、気の合う仲間が増えていきます。
苦楽を共にした人との友情は、留学後も長く続き、大切な宝物となります。
まだ会ったことのない、将来の友達がいるかと思うとワクワクしますね。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
今日も語学と楽しく向き合えますように。
それではまた。