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1日5分。スピーキング力を伸ばしたければ筋トレをしよう!

こんにちは。社会人になってから、英語とドイツ語を習得した、ちかよりみちです。

数多くの記事の中から選んでくださり、ありがとうございます。

今回は、なぜスピーキング力を伸ばすために筋トレが必要なのか、まとめましたのでご覧ください。


2つのエピソード

英語っぽい日本語

昔、秘書をしていた頃、隣りに国際営業部がありました。

ある日本人のスタッフは、アメリカの大学を卒業後に現地で知り合った方と結婚され、仕事でも私生活でもずっと英語を話していました。

ところが、その人が珍しく日本語を話していたのを聞いた時、一瞬それが日本語だと気付かずに、自分の耳を疑いました。

どこか英語のように聞こえるのです。

何でだろう?

その時はそのまま深く考えずにいたのですが、ある日、思い出す時がやってきました。

ドイツ語っぽい英語

数年前、旦那の仕事の関係でドイツから日本へ戻り、仕事を探そうと転職エージェントに登録しました。

その際、英語の実力確認として、電話試験があり、英語圏の方と話す機会がありました。

ひと通り話し、最後にこう言われました。

あなたの英語はどうしてドイツ訛りなの?
何だかドイツ語っぽい響きがするわ。

思いがけない質問に、頭の中はすっかり混乱。
とりあえず、試験は問題ないと言われたので安心すると同時に、彼女に言われたことが気になって仕方がありませんでした。

何でだろう?

発音するために必要なもの

心当たりとして浮かんだのは、その電話をしたのは帰国直後であり、それまではドイツの大学で朝から夕方まで授業を受けたり、筆記に加えた口頭試験を受け続けたり、毎日ずっとドイツ語漬けだったことでした。

毎日まいにち朝から晩までドイツ語。
ドイツ語しか話していない生活。
口がドイツ。ドイツ語用の口?
…これだ!

筋肉を鍛える

英語なら英語の発音、ドイツ語ならドイツ語の発音をする時、口の動きは異なります

ドイツ語をゼロから始めた時、口は動かないし、舌は絡れ、自分でも笑ってしまうくらい発音できないのが分かりました。

徐々にドイツ語を話す時間が長くなるにつれて、ぎこちなさがなくなり、それなりに発音できるようになっていきました。

話せるようになりたい言語に必要なのは
口の筋トレだったのです。

では、具体的に何をすればよいか、見ていきましょう。

1日5分の筋トレ

教材

基本的に自分のレベルに合い、止まらずにスムーズに音読できる文章なら大丈夫です。

やり方

自分で設定した時間内に、はっきりと声に出して音読し続けます。

小声だと、口がしっかり動かないので、しっかり声を出します。誰もいない部屋でも、トイレでも、湯船に浸かっている時でも。

ちなみに、時間設定なしで、口が疲れるまでとしても、問題ありません。

次の日、顔が筋肉痛になりますが、やった感があるので、疲れるまでというのもおすすめです。

ただし、大切なことが2つあります。

筋トレのルール

大切なのは、筋トレで忘れてはいけない次の2つ。

  • すぐに効果は出ない

  • 継続しなければ意味がない

ある日もの凄く頑張って1時間声に出して練習するのではなく、毎日コツコツやること。

あれ?何だか話す時に口がスムーズに動くようになってきた!と思う日が必ず来ます。

まとめ

外国語には言語ごとに独自の口の動きがあるので、口の筋肉を鍛えなければ話せない。

自分の発音の悪さを嘆く時間を口の筋トレ時間に切り替えれば、気分も実力もアップ!

今日も語学と前向きに、一緒に楽しみましょう!

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ちかよりみち@語学と楽しく向き合う
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