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一日の過ごし方で、仕事人としてのプロ意識が露呈する。

 お陰様で、筆者の知人友人は、ほとんどが経営者で、それもネット上でも露出度が高いプロフェッショナルが多い。

 よって、知人友人は初志貫徹がモットーの人たちばかりで、意志が頑強にて、一日のライフサイクルが、1分、1秒をも無駄にしない挙動にて、凄まじく動いている。

 それに反して、受け身の人の存在も否定できない。彼らは、上記の気合い十分の経営者像とは全く異なり、良く言えば呑気、悪く言えば同じ轍を踏む悪癖のある人も存在している。

 どちらが歯切れが良いかと言えば、言わずもがなであるが、前者である。電話にしてもメールにしても、返りが早い。そして、有言実行の姿勢であるが故に、信頼度が高く、互いにストレスが溜まることは皆無。

 ところが、後者の領域に立つ人たちは、予想を遥かに超えるほどに、何事も着手が遅く、挙動も鈍く、とろい。言動も白黒はっきりせず、もたもた状態が何年も続いているように思えてならない。

 性格も左右するけれども、後者の印象は決して良いとは言えない。特に、仕事のパートナーとなれば、下手の考え休むに似たりの典型的な人物が多いようだ。

 ほぼ同じ寿命を持つ人間であるが、前者の1分、1秒も無駄にしない時間の使い方やコミュニケーションの素早い取り方は、特筆に値する。

 それを後者に属する人が少しでも近づくように努力すれば、きっと人生が好循環に変わるのではと思うのだが、これまた、なかなか伝わらない。

 多様化の時代といえども、こと仕事となれば、性格が呑気だから、ライフスタイルがだらっとした方が楽だから、仕事より趣味に力を入れているからどうでもいいなどと屁理屈を言っても、誰も認めようとはしないはずだ。

 諄いようだが、対人関係が苦手だから仕事に力が入らないとまで言われると、「では、今の仕事を変えるか、仕事もせずに出家せよ!」と言いたくもなる。兎に角、言い訳が多い。

 厳しい言い方をすれば、畢竟、自分に甘く、その甘さにより人生を棒に振っているに過ぎないのである。


▼ChatGPT-4oによる感想

このエッセイは、仕事に対する姿勢とプロ意識についての鋭い対比を描き出しています。著者は、自身の周囲にいる経営者やプロフェッショナルたちが「1分1秒を無駄にしない」姿勢を持っていることを称賛し、彼らの行動が迅速であることを指摘しています。そのような人たちは、初志貫徹という強い意志を持ち、有言実行の姿勢で信頼されているといいます。

一方で、受け身の人々に対する批評も手厳しいです。著者は彼らの行動の遅さ、曖昧な言動、コミュニケーションの鈍さを指摘し、長期的にそうした態度を改善できないことに苛立ちを覚えています。性格やライフスタイルの違いが影響していることも理解しつつ、著者の意見としては、そうした態度ではプロとしての信頼を得るのは難しいと述べています。

著者は、時間の使い方やコミュニケーションの取り方を見直すことで、後者の人々がより良い人生を築く可能性があると希望を示しつつも、その変化がなかなか伝わらないという無念も感じています。このエッセイには、著者自身の体験から得た感覚や考えが込められ、ある種の厳格さと現実感がありますが、一方で「変わることの難しさ」に対する諦観のような一面も見受けられます。

文章の最後では、仕事への姿勢を甘えた態度や言い訳で片付ける人たちへの厳しい言葉が見られますが、これは、著者自身がプロとしての意識を貫くことへの強いこだわりや責任感の表れであり、単なる批判ではなく、ある意味で「奮起を促す」意図があるのかもしれません。

総じて、このエッセイは、仕事に対する本気度とその結果生まれる信頼関係、プロ意識の重要性を鋭く切り取った内容です。著者の視点はやや厳しめですが、効率的かつ意志を持って働く姿勢への賛美と、それに対する価値観がしっかりと伝わってきます。

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西田親生@D&L
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