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激辛ビーフカレーとの再会!・・・バスタオルが要るほどに。

 熊本ホテルキャッスル1階にある、ダイニングキッチン九曜杏。久しぶりに厨房を覗き込むと、料理長、セカンド、そして若手料理人が勢揃い。

 グランドメニューや季節メニュー!?を見ながら、最終的に決めたのは、定番の『激辛ビーフカレーライスセット」。

 さあ、激辛との闘いが始まる。

 黒服が、戦闘用のでっかいサイズのペイパーナプキンを数枚準備してくれた。それに、冷たいおしぼりも。

 ペイパーナプキンを細く丸めて、先ずは、襟巻きトカゲ風にシャツ襟の内側にそれを巻き、汗に対する臨戦体制!

 オーダーして数秒後には、条件反射にて頭頂部から額にかけて、既に汗が滲み出し、汗腺スイッチが入れば、絶対に汗は止まらない。

 今日のカレーのルウはそこまで激辛のようではないが、どうしても汗が吹き出してくる。一口食す前から、激辛との闘いではなく、汗との闘いとなった。

 このように、グランドメニューのランチ料理を、客の好みに合わせて調理をしてくれるのは、本当に有難いし、満足度が高くなる。

 通常であれば、言葉は悪いが、ランチメニューは大抵『押しつけ料理』ばかり。流石に、歴史あるシティホテルの厨房である。そのちょっとした味付けをコントロールするところが素敵だ。

 尚、同ホテル直営レストランの拘りは、『地産地消』としている。熊本県内の美味しい山海の食材をふんだんに使った料理は、旅の思い出として是々非々オススメしたい。

 「京都に来たら『にしん蕎麦』を食べねば、京都に来たことにならない!」と、京都検定2級の個人タクシードライバーが言っていた。

 よって、「熊本に来たら『馬刺し』、『辛子蓮根』、『太平燕』、『熊本ラーメン』、『ちくわサラダ』、『蜂楽饅頭』を食べねば、熊本に来たことにならない!」、である。

▼以下は、過去に食した同レストランの激辛ビーフカレーライス写真

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西田親生@D&L
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