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西田親生の辛口コラム

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世の中は理不尽なる事象が多い。燕雀であるより、呑舟であれ。常に自然体にて威風堂々と、気配りは繊細に。胸襟開いて語り合える心友との出逢いは、善き人生の道を拓く。改革は、若き人たちの…
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2024年7月の記事一覧

危険運転者は、殺人鬼。 

※悍ましい映像にご注意ください。  煽り運転やその他危険運転をする人物は、殺人鬼と言っても過言ではない。本来、安全な移動を確保するビークルである車を、日本刀やライフル、ピストルなどの殺傷力の高い武器と同様に、車を武器として人に怪我を負わせたり、大切な命までをも奪っている。  道交法により処罰する場合、過失運転致死傷罪と危険運転致死傷罪との境界線が、微妙に難しい判断をせざるを得なくなっている。刑事裁判にて、家族を亡くした遺族にとって、加害者が過失運転致死傷で裁かれる場合が多

精神文化の低迷が露呈する大統領選や都知事選

 米国の大統領選にしても、日本の東京都知事選にしても、見事なまでに、精神文化の低迷が露呈している。政策を度返しにて、対立候補への誹謗中傷ばかりで、さもしい選挙活動をする候補者たち。  米国の大統領選となれば、民主主義の大御所的な存在として、高尚な大統領選が展開すると思いきや、ガキ大将の喧嘩のようであり、また、支持者も稚拙極まりない行動に出ている。  米国と日本との大きな違いは、「年齢差別」にある。しかし、若ければ良い訳でもなく、老頭にて知識知恵の固まりだけが価値あるもので

魅力のない一部地域の問題点・・・

 地方の一部地域が、何故に魅力がないのかを検証することにした。  先ず、筆者が地方の田舎へ足を運び入れると、「余所者」として警戒される。無理もないが、筆者からすれば、偏見のかたまりのような人から、根拠もなく怪しまれる立場にはない。逆に、映画の八つ墓村のような一部地域の人たちが、よっぽど怪しげだ。  警戒する根拠があるかと尋ねれば、否である。ただ、悪しき慣習として「余所者扱い」が常態化しており、見識の低さを露呈するだけの対応だが、それが孤立した一部地域の田舎独特の視野の狭さ

男気のない人物は、捨て置け。

 筆者が一番嫌うタイプの人間は、男気のない人物である。義理人情もなく、配慮もなく、視野が狭く、行動力もない、ジメジメした人間である。  男気のある人物は、筋金入りにて、いろんな業界で力量を発揮している。技術職で例えれば、大工であれば宮大工の棟梁。料理人であれば五つ星ホテルの総料理長、外科医であれば癌の名医、農林水産業であれば唯一無二なる野菜の生産者、黒毛和牛A-5最高級の肥育の匠など。  多種多様な業界で、突出した匠たちは、男気に溢れている人物が多い。それも、筋金入りであ

他者を小馬鹿にする大馬鹿者

 身の丈知らずで身勝手な人は、饒舌にも、他者を小馬鹿にしたトークを楽しんでいる。それは、無能力な自らの実態の裏返しであり、他者を誹謗中傷することで、自らの立ち位置を確保しようとする稚拙な言動である。  以前、こんなことがあった。或る企業経営者が黄綬褒章受章が決まったときに、経済界の重鎮と言われる古老経営者が一言筆者に呟いた。  「あんな奴が黄綬褒章取ったのは、ここの団体ではなく、東京の団体の上層部に頭を下げて願い出て取ったものだから、価値がない。」と。  その言葉に、筆

今時、食事処で現金商売!?

 県内の地方レストランへ電話を掛けた。ランチ予約と精算方法について尋ねたところ、今時、「現金商売」だと言う。それも当然のような言い方だ。  インバウンドで海外からの観光客も訪れるというのに、電子決済ができないレストランが今もあるのかと、首を傾げ、非常に驚いた。  以前、こんな話があった。熊本駅近くの寿司店で、東京からのビジネスマンが4人、駅近くのホテルにチェックインし、夜はその寿司店に足を運んだという。  店内には精算についての但し書きなどなく(あったとしても目立たず)

煮え切らない人・・・

 もし、筆者が煮え切らない人であれば、仕事は捌けず、色々と支障が出てくるのではないかと思うのである。  煮え切らないとは、「言動がはっきりしない」、「決断せず、ぐずぐずしている」という意味だが、筆者が一番嫌う社会人の姿である。  このような人物は、自分自身は如何に恥ずかしい態度を取っているかの自覚がないところが問題である。自分が想像している程度の数倍、数十倍の醜態として周囲は見ているに違いない。  そのような人物に筆者は生まれなくて良かったと胸を撫で下ろす。しかし、煮え

演ってる感人間の査定は最低ライン

 如何にも、日々、何らかの動きをしているように「演ってる感」を演出するのは無駄なことである。お天道様は見ているし、周囲も白眼視している。  演出やらに無駄なエネルギーを使ったり、言い訳ばかりでは、人格欠如であると言われても仕方がない。言葉を濁して雲隠れしようとも、頭隠して尻隠さずと同じこと。醜態そのものである。  長期にわたり、「演ってる感」で誤魔化していることが露呈すると、あまりの恥ずかしさに、あまりの気まずさに、堂々と顔も見せれぬ状態に陥ってしまう。  嘘は以前から

出来レースを仕掛けた自治体担当者の悪意

 数年前のことである。或る自治体担当者の不穏な動きがあったかと思えば、自治体直轄の公園内委託業者への通知書が玄関口にある蕎麦屋に届き、撤退せざるを得なくなったのである。  当時、署名活動もあり、新聞社も動き、公平さを欠く自治体担当者のみならず自治体の理不尽なる強硬策に対して相当反発があった。結局は、自治体担当者は委託業者への仕様を変え、蕎麦屋を営む老夫婦が契約解除をせざるを得ない状況を作ったのである。  最終的には自治体の長たるものが押印すれば条件が完全に変わる話だったの

某協会の上層部による私物化の結末・・・

 先日から、某協会公式サイトが急に変わったことに驚き、当時の関係者数人に連絡を取ったのだった。  公式サイトによれば、事務局も移転しており、前上層部は退任。全て新しい人たちの名前で埋まっていた。極一部であるが、旧上層部からは二、三人は残っているものの、当時の実力派の人物名が全く記載されていない。  随分前の話だが、某協会については、筆者が強烈に「私物化」についての指摘を行い、是正勧告したことがあった。しかし、当時の上層部のトップ2は聞く耳を持つことなく、それから15年、旧

月間人気ベスト10(6月6日〜7月5日)

 久しぶりに、月間ベスト10を調べてみた。全体的にビュー数は多いものの、やはり食べ物情報がトップに躍り出ている。  エッセイストとしては、少々苦笑いものであるが、食べ物はどうしても身近なものであり、共通する話題となりやすく、当然の結果である。  しかし、辛辣なコラムがお気に入りの方もあり、また、ほんわかムードのエッセイが好きと仰る方もいるので、全てを網羅するには、頭が5つほど足りない。  元々、頭の中は散らかっているので、如何様にでも対応できると自負しているが、もっと突

中央のニュース番組を真似するローカル局のコメンテーターもどき

 兎に角、全国区で報道される中央にニュース番組を真似したローカル局のニュース番組があるが、ジャーナリストでもない人物がコメンテーターとして語る内容は軽薄そのものである。価値もなく個人的評価が上から目線で、根拠に乏しいものばかり。  よって、ローカル局の夕方のニュース番組はほとんど見ることはない。一昨年の12月だったか、あるローカル局のニュース番組で、著作権侵害に対する法学者の見解が裏付けされた事件についても、若いコメンテーターもどきの女性が、異論を唱えた。即座に、その根拠な

恨み辛みの感情論で顧客を排除しようとした、間抜けな似非ホテリエたち。

 筆者は確かに、数人の似非ホテリエたちに嫌われていたのだろう。今思えば、滑稽な舞台を見ているようで、腹を抱えて笑ってしまう。以下、滑稽な舞台演技の幾つかの名場面をご紹介したい。 1)目が合うと目線を下げて逃げ去る似非ホテリエ ★★★★★  宴会場前のコンコースにおいて、人物Aと遭遇したのである。筆者に濡れ衣着せて逃げようとした男である。目線があって挨拶しようとすると、その男はサッと目線を絨毯に向けて、ゴミを拾ったふりをしてUターンし、小走りに去っていった。 2)階段の2段

自ら挨拶をしないのが偉いと思う人は、完璧なるエアヘッド。

 社会的地位についている人や筆者のような庶民に関わらず、日頃から、ろくに挨拶もしない人が増えている。会釈も敬礼も最敬礼も空洞の頭の持ち主には存在せず、時には、挨拶をしないのが偉いと思い込んでいる人もいる。  虚栄を張り、威張り腐った人物が、シティホテルの玄関から入ってくる瞬間が面白い。いくら社会的地位についていると自他ともに認められていたとしても、自ら挨拶をしない、できない人物ならば、その程度の人である。  車で狭い道を通る時に、対向車のドライバーが、わざわざ睨みつけ、大