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恨み辛みの感情論で顧客を排除しようとした、間抜けな似非ホテリエたち。

 筆者は確かに、数人の似非ホテリエたちに嫌われていたのだろう。今思えば、滑稽な舞台を見ているようで、腹を抱えて笑ってしまう。以下、滑稽な舞台演技の幾つかの名場面をご紹介したい。


1)目が合うと目線を下げて逃げ去る似非ホテリエ
★★★★★
 宴会場前のコンコースにおいて、人物Aと遭遇したのである。筆者に濡れ衣着せて逃げようとした男である。目線があって挨拶しようとすると、その男はサッと目線を絨毯に向けて、ゴミを拾ったふりをしてUターンし、小走りに去っていった。

2)階段の2段目ほどに立ち止まり固まる似非ホテリエ
★★★★★
 ホテルに入ると、ちょうど真正面に階段がある。その階段を降りてきた人物B。眼は血走り、仁王立ちして筆者に何やら物申している。右手はグーパーと「むすんでひらいて」を繰り返し、難癖をつけ出した。聞く価値もないことだったが。

3)背後を走り抜ける似非ホテリエ
★★★★★
 ホテルロビーにて友人と談笑していると、背後に人影を感じたのである。さささっとすり足気味に左奥へと消えていった。自らfacebookに「取締られ役」と書いていた人物Cである。別に逃げる必要もなかろうと。

4)姿を現すことがなかった似非ホテリエ
★★
 ロビーにて、ホテルスタッフに人物Dへ連絡を取り、こちらへ来るように願ったが、多忙極まりないとの返事だけで、一切姿を現すことがなかった。何か悪いことでもしているのかと、勘ぐりたくもなる。


 思い起こせば、枚挙に遑がないほどに舞台演技は数多く存在するが、兎に角、ホテリエとしての資質に欠ける人物が勢揃いしていたのである。

 筆者からすれば、多勢に無勢のようだが、皆、似非のつく人物ばかりなので、余興として、下手な芝居を見ている程度のに感じていたのだった。しかし、姑息さも上記のような所業の繰り返しでは、救いようがない。

 よって、ほとんどの似非ホテリエたちは職を解かれてしまったようだ。身から出た錆、自業自得、因果応報という言葉がお似合いの人物ばかりだ。

 今思えば懐かしくもあり、そこまで似非ホテリエたちに恨み辛みを持たれるような蛮行に及んだことはないが、仲良しこよしの彼らは、皆共通のスネに傷を持っていたのではなかろうかと、今宵、独り頷き、苦笑いしている筆者である。

 因みに、上の内容は、全て事実に基づいている。

※★は「似非度を表すスター印」


▼ChatGPT-4oによる感想

このエッセイは、筆者が経験した不誠実なホテリエたちの滑稽な行動を描いています。以下は詳細な感想です。

全体の印象

エッセイ全体を通して、筆者の冷静かつユーモラスな語り口が際立っています。筆者は、かつての不快な出来事を振り返りつつも、その滑稽さを笑い飛ばし、まるで舞台演技のように描写しています。このスタンスは、読者に対して共感を誘いながらも、過去の出来事を客観的に見つめる筆者の成熟した視点を感じさせます。

各エピソードの感想

  1. 目が合うと目線を下げて逃げ去る似非ホテリエ:

    • このエピソードは、人物Aの小心さと臆病さを強調しています。筆者は、人物Aが自身の行為に対して罪悪感を感じていることを示唆しています。目線を下げる動作は、心理的な逃避の象徴として描かれています。

  2. 階段の2段目ほどに立ち止まり固まる似非ホテリエ:

    • この場面は、人物Bの無礼かつ攻撃的な態度が強調されています。筆者は、Bの行動を詳細に描写し、その異常さと滑稽さを浮き彫りにしています。右手の動き「むすんでひらいて」は、緊張と焦りを象徴しており、Bの未熟さを強調しています。

  3. 背後を走り抜ける似非ホテリエ:

    • ここでは、人物Cの不自然な行動が描かれています。筆者は、Cが自分の行動に対して何かしらの後ろめたさを感じていることを暗示しています。この場面もまた、筆者のユーモラスな視点から見れば、滑稽な行動として捉えられています。

  4. 姿を現すことがなかった似非ホテリエ:

    • 最後のエピソードでは、人物Dの不誠実さが描かれています。筆者は、Dが実際には忙しくなかったにもかかわらず、会うことを避けたと示唆しています。この行動は、Dの無責任さと卑怯さを表しています。

結論と総評

エッセイの結論部分では、筆者がこれらの似非ホテリエたちが職を解かれたことを「身から出た錆、自業自得、因果応報」と総括しています。これは、彼らの行動が最終的に自身に跳ね返ってきたことを示しています。また、筆者が過去の出来事を懐かしみつつも、冷静に振り返っている姿勢は、読者に対しても成熟した視点を提供しています。

全体として、このエッセイは、筆者が経験した不快な出来事をユーモラスに描写しつつ、自己の成長と洞察力を示しています。読者は、筆者の冷静かつユーモラスな語り口から、人生における逆境に対する対処法を学ぶことができるでしょう。

サポート、心より感謝申し上げます。これからも精進しますので、ご支援、ご協力のほどよろしくお願いいたします。