おうちで中華 - 醋溜土豆絲(千切りじゃが芋の酢炒め)
今日のひと皿は、久しぶりにじゃが芋中華。中国の家庭料理では定番中の定番・醋溜土豆絲(千切りじゃが芋の酢炒め)をご紹介しよう。
醋溜土豆絲 醋溜土豆丝
cùliū tǔdòusī
日本でじゃが芋の食感を形容する言葉といえば、「ほくほく」が定番。しかし、この料理のじゃが芋は「シャキシャキ」だ。
シャキシャキとしたじゃが芋に酢の風味と酸味がまろやかにからみ、大いに食欲を刺激する。野菜料理なのにビールを呼ぶし、酒を飲まない子供もわしゃわしゃ食べる。定番になるのも納得の美味しさなのである。
料理名の「醋溜 cù liū」とは、酢を入れて炒める調理法のことだ。この料理では、酢が実に大事な働きをしている。ひとつには、酢の風味と酸味が料理を爽やかにする。またひとつには、酢を入れることでじゃが芋がシャキシャキになるのだそうだ。
その他にも、シャキシャキに仕上げるには、いくつかコツがある。知らないとなかなか思いつかないが、簡単なことばかりなので、レシピをご覧あれ。
シャキシャキとした食感のじゃが芋の美味しさはもっと日本に広まるべきと昔から思っているので、是非作ってみてもらえると嬉しい。
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