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酒徒家の食卓 - 2021年7月後半
我が家の日々の食卓の記録です。中華以外の料理も最後に載せてます。僕自身が翌年に見返して、「ああ、今年もこれを作ろう」と思うためのものだったりもしますので。
去年のdancyuにも載せてもらった雲南料理の薄荷牛肉湯(ミントと牛肉のスープ)は、手前味噌だけど、素晴らしい夏のご馳走だと思う。シンプルな牛肉スープに山盛りのミントをドサッ。軽く湯がいて、生唐辛子を効かせた薬味ダレをかけ回して食べる。そういや今年はまだ作ってない。食べなきゃ。
中華料理
■今月の菜単■
西紅柿炒蛋(トマ玉炒め)
白灼蝦(茹で海老)
青椒灰樹花炒肉片(豚肉と舞茸とピーマンの炒めもの)
酸豆角(ササゲの漬物)
蒜蓉炒木耳菜
蒜蓉蒸茄子(茄子のニンニク蒸し)
扇貝炒蛋(ホタテの卵炒め)
涼拌豆角(ササゲの冷菜)
涼拌土豆絲(千切りじゃが芋の冷菜)
涼拌木耳菜(ツルムラサキの冷菜)
黄瓜炒蛋(キュウリの卵炒め)
薄荷牛肉湯(ミントと牛肉のスープ)
ひとり日帰り帰省。「暑くて料理が面倒なので昼は生トマトと白ごはんでいい」と両親は言ったが、それじゃあんまりなので西紅柿炒蛋(トマ玉炒め)。ありふれた食材でものの5分で出来るのに異様に旨いのが、この料理の凄さだよな。「これはなかなか旨いな!」と驚いた父が作り方を聞いてきた(笑) pic.twitter.com/hMbYKMnSkW
— 酒徒(しゅと)- おうちで中華 (@shutozennin) July 17, 2021
沖縄宜野座養殖場の車海老を実家に送っておいて、夜は白灼蝦(茹で海老)。「茹で具合がいい。プリプリだな!」と父が喜び、最近食が細い母もたくさん食べてくれて良かった。中央の薬味ダレで単なる茹で海老が本格中華に化けるのだ。 pic.twitter.com/0HHcQz9hKr
— 酒徒(しゅと)- おうちで中華 (@shutozennin) July 17, 2021
昨晩は禁酒令再施行前夜。我が子よ、父は何があっても野毛へ行かねばならぬのだ!その前に夕食だけ残していこう…ということで冷蔵庫の豚肉と舞茸とピーマンを適当に炒めたのだが、思いのほか旨そうにできた。下味やとろみで中華っぽくなるね。適当に名付けるなら青椒灰樹花炒肉片! pic.twitter.com/7c9W6deQJW
— 酒徒(しゅと)- おうちで中華 (@shutozennin) July 22, 2021
酸豆角(ササゲの漬物)、第一回の仕込み分も仕上がらぬうちに九州のおかんから新たにササゲが届いたので、嬉しい悲鳴を上げながら、朝イチで仕込みにかかった。最初に漬け汁を作っておいて、それが冷める間に他の準備。身体に手順が叩き込まれてきたな。 pic.twitter.com/UOdmEaajHb
— 酒徒(しゅと)- おうちで中華 (@shutozennin) July 22, 2021
九州のおかんから大量のツルムラサキが届いたので、お昼は蒜蓉炒木耳菜!刻んだニンニクとサッと炒めるだけで、異様に旨いんだよなあ。ツルムラサキのぬるりとした苦味をニンニク風味が見事に昇華するのだ。両手で持つほどの量をペロリと瞬殺できる。 pic.twitter.com/NS7qlbiXu5
— 酒徒(しゅと)- おうちで中華 (@shutozennin) July 22, 2021
茄子の季節!夏の間に何度も作る蒜蓉蒸茄子(茄子のニンニク蒸し)!細切りした茄子に刻んだニンニクをのせて10分ほど蒸したら、醤油ダレと青葱。食欲が減退してても不思議とツルリ。山盛りの茄子を瞬殺できる簡単料理なのだ。 pic.twitter.com/2ufWhI5VVk
— 酒徒(しゅと)- おうちで中華 (@shutozennin) July 22, 2021
おうち時間を楽しむべく北海道から巨大な帆立貝柱を取り寄せたので、扇貝炒蛋(ホタテの卵炒め)!下味つけて軽く下茹でしたホタテを溶き卵とともにふわっと炒める。熱で甘味と弾力を増したホタテにその旨味を吸ったふわふわ卵がからみ、なかなかに幸福な仕上がり!昼ビールが旨いのう! pic.twitter.com/F8B0qcv8c1
— 酒徒(しゅと)- おうちで中華 (@shutozennin) July 22, 2021
ササゲの漬物が旨いのは分かったけどぶっちゃけ面倒くさいんですけど…という人に朗報!茹でて刻んだニンニクと和えるだけで爽やかな前菜が出来上がる。その名は涼拌豆角(ササゲの冷菜)。インゲンでも作れるけど、ササゲならではの食感が妙に美味しくてクセになるのだ。 pic.twitter.com/wViUdR0xrX
— 酒徒(しゅと)- おうちで中華 (@shutozennin) July 23, 2021
九州のおかんから届いたツルムラサキで涼拌木耳菜(ツルムラサキの冷菜)。要は中華版おひたしだが、ニンニクや胡麻油のおかげでツルムラサキの土臭さが香りに昇華され、苦手な人でも箸が進みまくること必至の美味に仕上がる。どっさり茹でても瞬殺で、毎回もっと作れば良かったと言い合ってる。 pic.twitter.com/QdLRC455wy
— 酒徒(しゅと)- おうちで中華 (@shutozennin) July 29, 2021
炒めたキュウリの美味しさは事あるごとに叫んでいきたい。我が家の夏の定番・黄瓜炒蛋(キュウリの卵炒め)。炒めてポクっとした食感になったキュウリとふわふわ卵の相性は抜群。加熱すると量をこなせるようになるのもいい。ガツガツペロリ。 pic.twitter.com/B176I28jTV
— 酒徒(しゅと)- おうちで中華 (@shutozennin) July 29, 2021
夏のご馳走・雲南料理の薄荷牛肉湯(ミントと牛肉のスープ)!シンプルな牛肉スープに山盛りのミントをドサッ。軽く湯がいて、生唐辛子を効かせた薬味ダレをかけ回して食べる。碗から立ち昇る香りに思わず頬が緩む。手前味噌だけど、なんて旨いんだろうと毎回感動してしまう。 pic.twitter.com/D8SYzloFSO
— 酒徒(しゅと)- おうちで中華 (@shutozennin) July 29, 2021
余ったスープにライスヌードルを浸して食べるのも、堪えられない愉しみ。これまた薬味タレでアクセントを加える。毎回、少しミントを残しておけば良かったなと思う(笑) pic.twitter.com/FhyesKafym
— 酒徒(しゅと)- おうちで中華 (@shutozennin) July 29, 2021
中華料理以外
22日から再び始まる禁酒令のことを考えるとどうにも寝付けず、深夜に起き出して、酒。沖縄から頂いていた豆腐ようと古酒で泡立つ気持ちを抑える。右の6ヶ月熟成の滑らかな甘味も素晴らしいが、左の黒色にまで熟れた二年熟成の深く澄んだ旨味に心をなだめられた気がした。酒も肴も憂いのたまははき。 pic.twitter.com/CbHx785cZ8
— 酒徒(しゅと)- おうちで中華 (@shutozennin) July 17, 2021
昨晩は、父の畑から大量に届いたミニトマトを煮詰めたトマトソースと焼き色をつけた骨付き鶏もも肉とプランターのバジルを煮込んで(ちなみにパクチーの方は枯れかけ。笑)、白ワイン。煮込み料理は放っておいても失敗しないし、たくさん作っても保存が効くし、あまり気合い入れずに作れるから好き。 pic.twitter.com/6xJLj7gLoR
— 酒徒(しゅと)- おうちで中華 (@shutozennin) July 23, 2021
酒徒家の夏の定番・茄子とツルムラサキの豚肉鍋。昆布出汁を薄口醤油・酒・味噌で味付けした汁で薄切り豚肉を軽く煮て、ピーラーで皮ごと薄く切ったナスとツルムラサキを煮て食べる。茄子のアクやツルムラサキの土臭さが味噌の風味と豚肉の旨味で異様な旨さに化けるのだ。 pic.twitter.com/3RhVaAa5Me
— 酒徒(しゅと)- おうちで中華 (@shutozennin) July 23, 2021
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