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おうちで中華 - 椒塩蝦(海老の花椒揚げ)

今日の料理は、海老中華第3弾。第1弾・白灼蝦(茹で海老)、第2弾・蒜蓉粉絲蒸大蝦(海老と春雨のニンニク蒸し)に続いて、夏にピッタリの一皿をご紹介しよう。その名も、椒塩蝦(海老の花椒揚げ)

椒塩蝦 椒盐虾
jiāoyán xiā

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椒塩蝦(海老の花椒揚げ)

薄く衣をつけた小ぶりの海老を、軽やかに殻ごと揚げる。熱々サクサクの殻の中にプリプリの身と濃厚なミソ。多くを語るまでもなく、「そんなの旨いに決まってる」ひと皿だ。

日本の居酒屋料理の定番・川海老の唐揚げに似ているが、もちろん中華らしい仕掛けがある。花椒(中国山椒)と塩を合わせた椒塩が一番のポイント。香り高く痺れる刺激が食欲をかき立て、果てしなくビールが進む

刻んだ紫玉葱やパプリカや青葱は、色味を華やかにする目的もあるが、それだけではない。海老と一緒に食べると、食感がにぎやかになり、後味が爽やかになる。山盛りの海老をペロリと食べさせる縁の下の力持ちだ。

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しっかり中華味

揚げ物は大変そう…と思うかもだけど、1分程度揚げるだけなので、至って簡単。案ずるより産むがやすしだ。海老を揚げた後の油は、何を炒めても海老の香りとコクを楽しめる「魔法の油」に化けるので、油の大量消費を懸念する必要もない。

夏休みの昼下がり、冷えたビールと共にサクサクの海老を楽しむのは如何だろう。

尚、レシピは活き海老と冷凍海老の両バージョンでお送りする。

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