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夏の読書感想文

夏休みの自由課題と言えば読書感想文である。
というか昔は感想文は必須だったと思う。現代は数ある自由課題のひとつという位置づけで、別に感想文を選ばなくてもよいことになっている。
 
やる気のない息子が選んだのはなんと読書感想文だった。もともと本を読むのは好きだったが、最近は漫画ばかりを読むようになってしまっていて、漫画もいいけど本も読めよといい続けている日々だった。
 
読書感想文もご多分に漏れずスポンサーがついていてコンテスト形式になっている。字数は1200字以内。大人からすれば短すぎるくらいであるが子どもには多いのか少ないのか。
 
息子は書き出しがわからないと頭を抱えていた。それでぼくは本の中で一番心に響いたことを書いたらと言ってみた。するとするすると書き出して、午前中に一枚半書いて続きは明日と鉛筆を置いた。お前は大物作家か。
一気に書いたらと言ったけど、今日はおしまいと取り付く島もない。
 
完成したら読ませてくれるだろうか。まあ見せてくれなくてもいい。ただ自分が満足できる仕上がりになっていれさえすれば。

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