夏の畑の振り返り(ウリ科)
前回の記事でも栽培したものを紹介しましたが、ウリ科は以下になります。
ウリ科:・キュウリ…北進 青キュウリ(山田育苗/苗)2株
・ゴーヤ…沖縄太ゴーヤ(山田育苗/苗)1株
接木白ゴーヤ(花の大和/苗)1株
・スイカ…紅小玉西瓜(山田育苗/苗)1株
・ズッキーニ…ダイナー ズッキーニ青(山田育苗/苗)2株
・マクワウリ…奈良一号マクワ瓜(信州山峡採種場/種)3株
今回はほぼ苗で購入したのですが、本当は種から育てるのを理想としています(そして、極力固定種のものをという気持ちもあります)。
とは言え、なかなか理想通りには行かず…
仕事が種蒔き時期に忙しく、もうちょっと落ち着いたらと思っている間にタイミングを逃してしまいました。
そんな訳で渋々ホームセンターに苗を買いに行ったのですが、こういう時に購入するのが「淀苗」です。
最初に畑を始めた時に畑をお借りしたのが農家さんで、そこのおじさんから「苗を買うなら淀苗が良い」と言われたことを忠実に守っています。
上記のものであれば、山田育苗が淀苗になります。
今の畑での夏野菜の栽培は初めてになるのですが、以前お借りしていた畑との土質の違いに大苦戦しました。
以前のところは土壌が肥沃で少し粘土質、悪く言えば雨が多い時期は水捌けが悪かったのですが、畝が作りやすく(水捌けの悪さも高畝で対応)、ここ数年の猛暑にも水やりに困ることがありませんでした(週1というか雨だけで十分な感じ)。
しかし、今の畑は栄養もなさそうなサラサラの砂質。
もちろん畝作りも大変で、作っているそばから崩れていきます。
今夏は土壌の改良が間に合わなかったため、肥沃な土壌を好み、水を沢山必要とするウリ科には向かない環境で育てることになりました。
案の定、キュウリとゴーヤは実の成りも通常に比べて少なく、老化がとても速かったです。
ズッキーニは比較的多く収穫ができ、ビッグサイズに生長したものも数本あったのですが、収穫期間が短かったように思います。
肥料や土に入れるものは自然のもの、そしてシンプルにしたいと思っており、果菜類は牡蠣殻石灰と鶏糞、米糠、籾殻等を基本としているのですが、来年は菌床等の土壌の保水性を高めるものを混ぜ込む必要があると考えています。
スイカとマクワウリはキュウリ等とは別の畝で栽培したのですが、こちらは成功でした。
畝は昨年の秋にしっかりと耕しており、その際に籾殻を多めに混ぜ込んでいたのが保水性を高めるのに良かったのかと思います。
スイカは1つの苗から6、7玉収穫できました。
本来であれば摘果しなければいけないのですが、こんなに育つとは思っておらず、あまり細かく確認していなかったんです。
とうのも、苗の購入及び植え付けが6月。
植え付けの適期が過ぎていたので、ホームセンターに僅かに残っていた害虫発生&しおしおの中からマシな1株を購入したという感じだったんです。
それがたわわに実って大感動!!
味も皮のギリギリまで甘く、瑞々しくて最高でした。
マクワウリは結構実を付けたのですが、もう少し熟れてからと思い、収穫を先延ばしにしたら、多くを腐らせてしまいました。
収穫して家で追熟した方が良いとはわかっていたのですが…
私の先延ばし癖は本当に悪癖で反省です。
畑を始めてからスイカとマクワウリをセットで植えてきたのですが、今年の紅小玉が美味し過ぎたので、来年は1畝を小玉スイカしようかなと、スイカパラダイスを計画中です。
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