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会社で「地味ハロウィン」と「オンラインランチ会」をやってみた結果
社内の「つながり」を深めるには?
新型コロナが5類に移行され、少しずつリアルイベントや飲み会が復活している企業も増えているのではないでしょうか?
地域新聞社でも日常が戻りつつありますが、リモートワークが増えたコロナ禍では、社内コミュニケーションが希薄になっていることに課題感がありました。
私たちは2021年にリブランディングを行い、「地域の人と人をつなぎ、あたたかい地域社会を創る」というミッションを掲げています。
「まず社内のつながりを深めることが、ミッション実現の第一歩になるのでは?」
そう考えた有志のブランディングプロジェクトメンバーは、二つの社内イベントを企画しました。
一つ目が「地味ハロウィン」、2つ目がオンラインでのランチ会です。
「地味ハロウィン」とは、ウェブサイト「デイリーポータルZ」さんが2014年に始めたイベントで、身近な人やシチュエーションの仮装をしてハロウィンを地味に・控えめに楽しむこと。
参加はいずれも強制ではなく、あくまで希望者で行いました。
今回はこの二つの社内イベントにどんな効果があったのか、改めて振り返ってみたいと思います。
予想以上の盛り上がり!「地味ハロウィン」
昨年10月に開催した「地味ハロウィン」は、募集期間中に仮装した写真を投稿してもらい、社内投票を行うコンテスト形式。受賞者には賞品も用意しました。
「和風ダイニングの店員さん」「夏フェスにいる人」など、「言われてみれば!」という地味な仮装を楽しむというもの。地味ゆえに準備の負担が少なく、テレワークでも誰もが参加しやすいイベントながら、普段接する機会の少ない他部署の人のキャラクターも垣間見えるのでは?ということで企画しました。
投稿、来るかな…?
という不安もあったものの、ふたを開けてみれば投稿数はなんと…
100件!
しかもみんな全力でノリノリ!笑
グループ参加や家族・ペット参加、複数投稿もOKとしたので、参加人数にすると75人。
傑作ぞろいで全部お見せしたいところですが、ここでは受賞作品の一部をご紹介します。
「コピー機を直すどころか破壊して途方に暮れる営業さん」
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「泣く子も笑う、園で一番人気の保育士さん」
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「岡山県井原市のデニム製造会社『ブルーノ』の製造課長・十勝研さん」
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「『あちらの方からです。』のあちらの人」
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「初代体操のおにいさん」
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さすがは日頃記事や広告を作っている地域新聞社。みんなの発想力やユーモアセンスが遺憾なく発揮されまくりました!(仕事もちゃんとしてますよ)
意外な方から意外な投稿があったり、部を挙げて参加してくれたりと、楽しんでくれているのが伝わってきてとってもうれしかったです。盛り上がるか心配していたのがうそのよう!
投稿者はもちろん、見るだけ参加の方も含めて、開催期間中は地味ハロウィンが社内のあちこちで話題となり、コミュニケーションのきっかけになりました。
「くだらないことを考えるのってアイデアの原点。頭の体操になってすごく良かった!」という声も。
この様子は育休中のスタッフや内定者の皆さんにもシェアしました。
共通の趣味で集まる「オンラインランチ会」
地味ハロウィンで仲間の愉快な一面を知った後、さらにつながりを深めようと実施したのが「オンラインランチ会」です。
とはいえ、いきなり集まっても何話していいか分からないですよね…。
ということで、事前に「こんな共通点がある人とランチしたい!」という希望を募りグループ分けすることに。そして成立したトークテーマがこちら。
・子育て(人気テーマにつき2グループ成立)
・お酒好き
・サッカー好き(ちょうどW杯開催中)
・ゲーム好き
・ドラマ「silent」好き (ちょうど盛り上がり中)
共通項はこれだけで、部署や年次はバラバラです。1グループ4~7人で、1人1,000円までのランチ代補助付き。グループごとに都合の良い日に各自好きなランチを用意して、リモートでつなぎました。
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オンラインランチ会の参加人数は計34人。
【参加者の声】
・「電話ではたくさんやり取りしていたのに、直接顔を見て話したことがなかった人と実際に話せて良かった」
・「共通の話題で部署の垣根を越えて話せたのが良かった」
・「普段お話しする機会が少ない先輩方とざっくばらんに話せてとても楽しかったです!」
・「普段は仕事の話しかしないメンバーと仕事以外の話をしたことで、より親近感が湧いたし新たな発見もあった」
・「雑談から何かが生まれる!ってのが実感できた会でした」
などなど、満足度は高く、実施後のアンケートでは参加者全員が「次回があればまた参加したい」との回答でした!
私は「お酒好き」グループに参加したのですが、その後リアル飲み会も開催し、今も交流が続いています。
つながりを社内から社外へ
結果として、この二つのイベントは大成功でした。
やはり仕事を円滑に進める上でも、何か新しいものを生み出すにも、コミュニケーションを取って互いを知ることは大切だと改めて気付かされたように思います。
もちろん飲み会も良いですが、参加できる人・参加したい人が限られてしまうものでもあり、コロナ禍はそれ以外の交流方法を探してみる良い機会になりました。
行動制限がなくなっても、働き方の多様化が進むのであれば、子育て中などの人も気軽に参加できるイベントの形を考えていく必要があると思います。社内コミュニケーション活性化の方法として、ヒントになれば幸いです。
今後は社内だけでなく、社外にもつながりを広げて、地域の方々とも楽しいイベントができればと思っています。
最後に、企画・運営してくれた社内のメンバー、参加して思いっきり楽しんでくれた皆さんありがとう!今回は参加していない方も、「ちょっと面白そうかも」と思ったらまたの機会にぜひ参加してみてくださいね。
このnoteを書いた人:編集部 広田みずほ( Twitter / Web記事 )
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オンラインランチもいいけどリアルもね▼
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